資産形成に取り組むより先に、将来の不安を解消しておく方法とは
「将来いくら必要なのか分からない」「資産形成を始めたけど、今のやり方で本当に大丈夫なのだろうか?」「何となく貯金はしているけど、このまま続けて意味があるのか自信がない」—こうした不安を抱えている方は、決して少なくないと思います。
この記事では、”将来の不安の正体はどこにあるのか”、”どうすれば安心した状態で資産形成に集中できるのか”について解説します。全体像がちゃんと見えてくると驚くほど、資産形成が捗るようになります!
何が、将来を不安にさせているのだろうか?
将来が不安になる原因は、当時を振り返ってみると、
今、自分はいくら資産を持っているのか
毎月(毎年)、いくら使って生活しているのか
将来、どのタイミングでお金が必要か、またその金額はどの程度か
一つ一つ個別で何となく把握していても、これを”まとめてちゃんと把握したことがなかった”からだったように思います。分からないものがある状態では、人は必ず不安になります。だから資産形成の前に、まずは「見える化しておくこと」が非常に重要と当時気づきました。
そのための具体的な方法が、「ライフプランの作成」です。前回の記事でも話したように、
家族がいる場合は、普段の生活費や娯楽費をどのくらい使いたいか、各イベントでどのくらい金額を確保しておくべきか、をしっかり話し合って作成していきましょう!
何となく最初にイメージを持ってもらえるようにライフプランの一例をお見せいたします。

※項目の金額はざっくりで入れてます。実際の金額と少し乖離があると思いますが、雰囲気を掴んでもらうためですのでご了承ください…。
ライフプランの作成方法
ライフプランと聞くと、「難しそう」「細かそう」と感じるかもしれませんが、最初はほんとざっくりで大丈夫です。
ステップ①:今ある資産を把握する
まずは、現時点の資産を書き出します。
預金
投資(NISA・証券口座など)
保険
退職金(見込み額でOK)
この資産の書き出しを最初行うと、もうそれだけで少し全体像が見えてきたような(実際は見えてきてないんですけども…)錯覚に私は陥りました。なんかちゃんと行動して前進んでるぞ!みたいな不思議な感覚になった記憶があります。
ステップ②:年間の生活費を把握する
次に、1年間でどれくらいお金を使っているかを確認します。
住居費
食費
通信費
娯楽費
保険料 など
家計簿アプリの年間集計や、クレジットカードの履歴を見るだけでも十分です。”意外と自分はこれくらいだろうなぁと思ってた金額よりも明らかに多い”ケースが多数だと思ってます。なので、”まずは現状把握することが一番大事”。
ステップ③:ライフプランシミュレーションを活用+イベントや生活費の“ざっくり金額”を家族と決める
続いて、②の生活費と人生で大方決まっている各イベントのざっくり金額を家族がいる場合はしっかり話し合って決める段階です。本来はシミュレーションを使えば、平均的な参考情報を元に算出してくれることが多いですが、今回は先に話し合っておくためにあえて下に列挙してみました。
結婚
出産
マイホーム
教育資金
修繕費
老後資金
※もちろんですが、既にそのイベントが終わってるならスキップでOK
「そんな先のこと分からない」と思っても大丈夫です。ライフプランを作成できれば手直しは今後いくらでも出来ますのでまずは始めることからです!
私が当時使ったシミュレーションはえいやっ!とネットで検索してヒットしたこちらになります。上記に添付した一例のライフプランはこちらを活用しましたので、ご参考までに。
ライフプラン作成時のポイント
私は主に以下のことを意識して作成するようにしました。
「収入は少なめ」「支出は多め」に書く
家具・家電、固定資産税、車検・自動車税などはよく見落としがち
余裕資金を、あえて支出側に多めに入れておく
このように作成しておけば、”年間で想定以上に黒字になる可能性が高い”だけでなく、”余裕資金を支出に設定しておくと、1年過ぎた後に使わなかった時、資産がその分増えて気持ち的にハッピー”なことが多いからです。
ライフプランは「作って終わり」ではない
ポイント①:赤字の年がないか確認する
一番見るべきところは、「預金(手残り)がマイナスに転じてしまっている年はないか」です。預金がマイナス=現金がない不測の事態のため、
借金
資産の取り崩し
何かを売却
等の状況に陥ってしまう可能性があります。これは「家庭の経営が成り立っていない状態」なので、ここがなぜ赤字なのか、どうやったら黒字に出来るのかを深彫りしていく必要が出てきますね。
ポイント②:将来の“夢”は必ず盛り込んだ方がいい
ライフプランには、必要なお金だけでなく、”やりたいこと(夢)”も入れてみたらどうでしょう。
例えば、私の場合は、10年間ほど毎年100万円を国内 or 海外旅行に積んでます。海外は100万円じゃ足らないと思うので、来年の国内旅行100万円から泣く泣く少し拝借するなどして、パズル感覚で全体の金額が変わらないように変更したりしてますね。
こういうのが”後々資産形成を頑張るモチベーション”に繋がったりすると思ってます!”家族からも昔より笑顔が増えて私自身もハッピー”になってます。
ポイント③:いくら資産形成に回せそうか話し合う
最後に、
生活防衛資金はいくらにするのか
年間いくらを資産形成に回すのか
を家族と話し合って決めます。
生活防衛資金は、絶対に手を出さないお金としていくらあれば安心か、これは”各々のリスク許容度によっても変わりますので慎重に”。一般的には生活費の6ヶ月分(月30万なら30万 x 6か月 = 180万)と言われています。“ここで決めた金額が安心の土台”になります。資産形成については、
新NISAの活用(非課税制度を使い倒しましょう!)
まずはつみたて投資枠でインデックス積立(余裕が出てから成長投資枠でOK)
この順番で考えれば大丈夫です。インデックス投資は20~30年後の老後を見据えて資産を最大化する商品(道具)ですので、安心材料を増やす上で少額からでも始めた方が私はいいと思います。
※私は先ほど旅行費を多く設定してたように、今を楽しみたいという気持ちも多分にあるので、将来ではなく毎年のキャッシュを増やすために成長投資枠でチャレンジを行ってます。ここら辺もいずれ記事にして行きたいと思ってますのでよろしくお願いします!
完璧を目指さなくていい。まず「始める」
先ほども説明したように、ライフプランは、最初から完璧である必要はありません。
数字が多少ズレていてもいい
途中で何度も作り直していい
大切なのは、
「まず作ること」
「更新し続ける習慣を持つこと」
です。慣れてくると、
この年、もう少し貯金を増やせないかな?
投資額を増やしてみたらどうなるかな?
と、試行錯誤するのが楽しくなってきます。
まとめ
将来の不安の正体は「何にいくら使うのか全体像が見えていないこと」
まずはライフプランで全体像を可視化する(最初はざっくりでOK)
家族がいる場合は将来のプランについては一緒に作ることが重要
ライフプランによって不安を消してからは、資産形成に全力集中することが出来ています。しっかり黒字家計に出来る土台を作った後、将来の不安まで解消することが出来れば、自然と次の一歩は踏み出せるようになります。
まずは今週末、通帳やアプリを開いて資産を書き出すことから始めてみませんか?
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※この記事は、特定の金融商品の購入や売却を推奨するものではありません。投資には元本割れを含むリスクがありますので、最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
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