安けりゃいいの? ─ “外国人材紹介業”と向き合う覚悟
「外国人の紹介やったら、安い方がええわ」
どこの登録支援機関に頼んでも、どうせ紹介するだけやろ
──こんな声、僕も何度も耳にしてきました。
正直、僕自身もかつて「数をこなすことが正義」やと思って、走り続けていた時期があります。
今回は僕の過去の失敗から学んだ「人」と向き合うことについて赤裸々に語ります。ぜひ最後までお付き合いください。
調子に乗ってた、あの頃の自分
「調子に乗ってたんやろなぁ、あの頃。」
…今やったら、笑って言えるんです。でも、当時はマジでしんどかった。
僕の社会人デビューは“心も体も削る”超・体育会系ブラック広告会社。
月曜~木曜まで1日300架電の電話地獄、早朝ロープレ終電帰宅当たり前。
週末は全国出張、名刺よりも「魂と気迫」を差し出す営業スタイル。
若くして同期の誰よりも早く“上”へ駆け上がった。
「オレ、イケてるやん」
「他のやつらとは違うし」
── そう思ってたんです、あの頃は天狗になってました。
でも、落ちる時は一瞬。
自分の“調子良さ”だけを武器に走り続けて、
気がついたら誰にも頼られなくなってた。 まさに暴走機関車。
「仲間の声」も「顧客の本音」も、聞こえてるフリだけして、何も見てなかったんです。いや、見ようとしてなかったという方が正しい。
いつの間にか、誰からも頼られへん人間になってました。
気づけば孤立。
あっさりと転げ落ちる音、今でも耳に残ってます。
潰れて、やっと気づいた「人の痛み」
“能力はないくせにプライドだけ高い”
そんな自分を突きつけられた時、めちゃくちゃ悔しかった。
でも、あの時どん底まで落ちたからこそ、初めて気づけたんです。
どん底を味わったからこそ、“人の痛み”に初めて目が向いた。
「同じ釜の飯を食う」から始まる信頼
しんどい夜に栄養ドリンク片手にカップラーメンをすすり
深夜2時に営業成績に震えながら会社に寝泊まり
「お前がおってよかった」って、言ってくれた先輩。
あの瞬間だけは肩書きも数字も関係なかった。
「人と向き合う」ってこういうことやったんやなって。
「我慢は美徳」?
当時の上司は笑いながらこう言いました。
「おれらの時代はもっと地獄やったぞ」
「しんどいからこそ価値があるんや」
つらい=えらい
苦しい=成長
我慢=美徳
そうやって自分を納得させて、
「しんどいことに意味あるんかな?」
この問いに、真正面から向き合ってようやく気づいた人の痛み。
泥水すすって、プライド捨てて、ゼロから自分を作り直した先にやっと見えたもの。 それは「誰かと、ちゃんと向き合うこと」でした。
・相手が何に悩んでるのか
・何を期待してるのか
・何を言えずにいるのか
それに気づける人間でいたい。
安さや数じゃなく「この人に頼んでよかった」と言われたい
──だからこそ、今。
特定技能や外国人採用支援の現場で、
「安いほうがええ」「どこも一緒やろ」
──そう思われがちな業界の“当たり前”をひっくり返したい。
僕が、あの頃できなかった「人と向き合う仕事」を
今こそ、この場所で本気でやりたいと思う。
求人票の数字だけ見て候補者を“数”で扱うんやなく、
面接前から入社後まで企業と外国人材をつなぐ。
安さや数だけじゃなく「この人でよかった」と思える採用を。
「なるほど、おもろいやん」と思った方へ
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外国人材、現場からは以上です。
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