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ご縁が形になる日──特定技能、日本語、そして現場をつなぐ仕事

関空で迎えた朝─やっと日本に来たで!の顔

朝から今日も暑くなりそうやなぁ──。
そんな関西国際空港の到着ロビーで
今日も特定技能の4人を迎えに立っていました。
この日はひとつのご縁が形になる特別な一日でした。

そこに現れたのはインドネシアからやって来た4名の特定技能の彼女たち。少し不安そう。でも期待に満ちた顔。

僕と通訳スタッフに目が合うとホッとしたように笑い「先生ー!お久しぶりです!迎えに来てくれてありがとうございます。」とぎこちなくも日本語で挨拶。自然と僕も笑顔に。

やっと日本に来れたんやという表情を見ると何度迎えても嬉しいもんです。

到着ロビーにて

「SIMカードはこれな」と関西空港でSIMの受け取り早速セッティング。

SIMカード受け取り

「次は区役所やで。日本の窓口の待ち時間は長いですよー!」なんて冗談を交えながら、母国語とやさしい日本語で説明すると最初の緊張もだんだんと和らいでいくのがわかります。
日本の最初の1日が不安でいっぱいの彼女たちが笑顔でスタートできるように。それが僕たちの役割です。

区役所で──日本に住むを実感する時間

空港から車で移動し、配属先の区役所と銀行口座の開設へ。

住民登録、マイナンバー、健康保険、口座開設…
これからの生活の土台になる手続きを一つずつ済ませます。
窓口で書類にサインする彼女たちの顔は、少しだけ社会人の顔になっていく。まだ拙い日本語で窓口の説明を聞く姿に、僕は心の中で「さぁ!いよいよ日本で仕事を始める準備が整っていくんやで」と実況してました。

もちろん、ここまで来られたのは本人の努力と支えてくれた送り出し機関や企業担当者の方のおかげです。

寮へ、そして生活者に

次は寮へ。

ドアを開けた瞬間、
少し疲れた顔が和らいで「ここが自分の部屋だぁ」という表情に。
ゴミ出しルール、シャワーの使い方、郵便物の受け取り方、新品の家電の使用方法などを一つずつ日本語と母国語で説明。

「Wi-Fiはこれやで」「ゴミの出し方間違えると近所のおばちゃんに怒られるでー」と冗談で笑いながらもしっかり伝えます。
そう、これを怠るとトラブルにつながるんです。

その後は近くのスーパーで買い物同行。
宗教上NGな商品を確認しながら、
ついでに日本の食材で日本語の勉強もします。笑
「品数多いけどすぐに慣れるで」と伝えると、
安心した様子で買い物カゴを握っていました。

配属は朝早くから夜遅くまで本当に一日がかりです。
毎回、同行してるスタッフも僕も疲れることもありますけど、
こうして日本に来た日が彼女たちの人生の新しいスタートになったと思えば疲れも吹っ飛びます。

夜はつながる人とつながる時間

その夜、日本語教育業界の先生方との交流会に参加しました。

会場には外国人領域に関連する同業他社様、日本語学校の先生、やさしい日本語の伝道師と言われる先生、送り出し機関の日本語教育担当が集まるサロンのような雰囲気。
あーそれ!あるあるですね!
なんて笑い合いながら、時には真剣に課題を語り合う。

僕は日本語教師やないので専門的な知識や偉そうな教育論があるわけではありません。
でも企業と日本語教育の“間”に立つ人間やからこそ、課題解決のヒントを現場に届けることができる役割がある。と思ってます。

「みんなの力を現場につなぐお手伝いをしたい」そんな気持ちです。

最後にこの場を借りてお礼を一言。
「先日はありがとうございました。これからも勉強させてもらいます!」

交流会

そして別の日、もうひとつのご縁

少し前、大阪の有料老人ホームの社長と久しぶりに食事をしました。

この社長はまだネパールの留学生が珍しかった時代から、いち早く彼らを受け入れて支えてこられた方です。
「留学生が勉強を続けやすいようにやさしいシフトを組む」
「介護福祉士の資格を取れるようにみんなで応援する」
──そんな現場の風土は今も続いていてすでに介護福祉士を含め、日本語学校や介護養成校で学ぶ留学生が10名以上が働いています。

前職の養成校コンサルを離れた今も、このご縁は続き、食事に連れていってもらったり、ネパールの「カトマンズ日本語学院」の校長先生をご紹介いただいたりしています。
そのネパールの校長先生の甥っ子さんが日本で留学生をしていて技人国ビザでの就職を目指していて、その就職支援も僕に任せてくださったんです。

そして先日、その甥っ子さんの大阪での就職が決まり入社祝いを兼ねた食事会が実現しました。積み重なったご縁がこうして形になる瞬間は、何度経験しても本当に嬉しいものです。

ちなみにそのカトマンズ日本語学院の校長先生は、ネパールでは「アシュトス トラベルズ&ツアーズ」という旅行会社も経営されていて、現地の旅行も素晴らしく手配してくださいます。
ネパール旅行に興味があれば、ぜひ覗いてみてください。
👉 アシュトス トラベルズ&ツアーズ

介護の現場に関わり続ける中で、
改めて感じるのは「人がつながり人を支える」ということの大切さ。
これからも現場で頑張る皆さんの力になれるように、
僕も地道に続けていきたいと思います。
積み重ねてきたご縁が形になる瞬間はほんまに嬉しいもんです。

人がつながる。それが現場の力になる

海外人材や特定技能の現場は制度や手続きが先に立ちがち。
でも根っこにあるのは「人がつながる=人が支える」こと。

空港のロビーでの笑顔、寮のドアを開ける瞬間、交流会での出会い、その出会いが外国人材の日本語力向上につながる。
それが現場での笑顔になるんです。
どれもが小さな点やけど、つながれば線となって大きな面になる。
これからも地道に一歩ずつ。
現場で頑張る人たちの背中を支え続ける人でありたいと思っています。

「うちの現場もこういうサポートが欲しいかも」そんな風に思ってくれた方がいれば、ぜひコメントやメッセージをください。

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それが僕にとっての大きな励みになります。

——外国人材、現場からは以上です。


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外国人材、現場からは以上です。|柏手真治 note 共感いただけた方は、応援いただけると嬉しいです。現場のリアルを伝える原動力として、大切に活用します!