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東京理科大学を卒業し、ソニー入社

私は現在もいろんな趣味を深堀りする傾向がありますが、中学時代の音楽好きが、原点だったかもしれません。

ブリティッシュロックのコピーバンドをやっている同級生がいました。お兄さんのいる同級生はとくに音楽に詳しく、「ビートルズが好きなら、こういうのもいいよ」と教えてくれたものです。

私はミッション系の女子高に進学しました。幼稚園から高校まで一貫教育の学校で、シスターもいます。公立高校から進学した私は付属から来ている生徒とはノリが合わず、高校に入学したばかりの頃の私の心は荒んでいました。

そんな私のことを、母は心配していました。母から近所に住んでいたお兄さんに頼んで、私を予備校に連れていってもらうことになりました。

その予備校の数学の先生は本もたくさん出版していて、とても人気がありました。近所のお兄さんは、私や仲間たちの分の席もとってくれたので、私はいつも最前列か2列目の席で講義を聞いていました。充実した環境で学びながら、私も行きたい大学に入るため、がんばろうと思うようになりました。

それから母から某大学の大学院生にお願いして、家庭教師をつけてくれました。その方から予想外に「物理を教えさせてください」との申し出があり、数学と物理を教えてもらうことになりました。

それまで私は物理には興味がありませんでしたが、彼は教え方が上手でした。物が落下するのを数式で説明できることを知った私は、「物理って、すごい!」と感動しました。

母は私が、医者か薬剤師になることを望んでいました。でも化学は覚えることが多いし、思い通りにいかないと感じていました。私は数式でキレイに表現できる、物理や数学の世界に魅了されていたのです。

私は物理を勉強できる大学を探し、私は東京理科大学を第一志望にしました。もしダメだったら浪人する覚悟をしていたものの、理科大の応用物理学科に合格することができたのです!

大学に入学した時、同学年200人のうち、女性はわずか5人でした。ほとんど男子校に近い環境でしたが、友達はたくさんできました。私は友人の恋愛相談にのることが多かったです。

成績に関しては厳しい大学ではありましたが、バンドもやっていましたし、楽しい学生生活を送っていました。

大学4年生になってから、就職活動をスタートしました。私はソニーに入社したいと考えていました。

当時のソニーは、オーディオ機器を中心とした電機メーカーでした。財閥系の企業にはない、新しい風が吹いているスタイリッシュな会社で、私も憧れていたのです。

「ソニーに行きたい」と就職担当の先生に話したところ、その場で電話をかけてくれて、面接することになりました。面接を受けてから無事採用され、入社後は開発部門に配属されました。

8ミリビデオの開発が始まった時期でした。開発の仕事はマイペースで進めることができます。私は定時で退社して、アフター5をエンジョイしていました。当時は小劇場やインディーズバンドのライブに行くのが好きでした。

3年経った頃に私は、開発部門から設計部門に異動することになりました。それから3年ほど仕事した後、結婚と出産を機に退職しました。

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