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2人目出産、またしても夫がポンコツだった話

2人目の出産は、破水から始まった。


夜中、
ちょろちょろと水が出た感覚。

病院へ電話すると、
「すぐ来てください」と言われた。


夫に送ってもらい、病院へ向かう。

一人目が生まれてから運転の練習をした夫は、
こうして送迎してくれるようになっていた。

……成長。


病院に着き、

「どうなるかわからないから、
 駐車場で待っててね」と伝える。


そして中に入ると——

破水確定、そのまま即入院。


夫に荷物を持ってきてもらおうとした、その時。


……いない。


電話をかけると、

「コンビニにいる」


どうやら、おにぎりを買いに行っていたらしい。


あとから聞いた理由が、これ。


「1人目と同じおにぎり食べたら、
 今回もいけると思って」


……なんのジンクス?
産むの私なんだけど?


陣痛はまだ来ない。

でも破水しているため、
抗生剤の点滴が始まった。


翌朝。

促進剤を使うことに。


要望を聞いてくれる病院で、

「上の子に早く会いたいから早く産みたい」と伝えると、
開始時間を少し早めてくれた。


書類にサインをして、
錠剤を飲む。


そして助産師さんから一言。


「動いたほうが、早く陣痛きますよ」


——やるしかない。


私は階段へ向かった。


かかとから、ボン!と力をかけて、
ひたすら上り下り。


4往復ほどで、

思ったより早く、陣痛が来た。


最初は10分おき。

まだ動ける。
どんどん階段を上り下り。

子宮口、4cm。


1時間後、2錠目。

12往復。

子宮口、6cm。


さらに3錠目。

もう、3〜5分おきの強い痛み。

止まらないと耐えられない。

波が引いた瞬間だけ、
なんとか階段を進む。

そして、1時間後。


8cm。


急いで夫に連絡。

しゃべる余裕はない。

LINEで「きて」と送ったのに、
なぜか電話がかかってくる。


「どうしたの~?」とのんきな声。

波がおさまった瞬間に

「きて」とだけ伝えた。


昼前。

今回は、ちゃんと入れた。
(インターホン問題なし)


そして——

夫、登場。


でも今回は。


一言も、話さない。


ただ座っている。


助産師さんが言う。


「パパ、そろそろ立ちましょうか」


……やっと立つ。


その、約5分後。


生まれた。


今回は、ちゃんと聞けた。


「うんぎゃー、うんぎゃー」


想像していた通りの、産声。


そして。


ここで初めて、夫が口を開く。


「スッキリした?」


……うーん、その一言?


やっぱり少し、
ポンコツな夫だったけれど。


それでも、この日。


私は、2人の母になった。



1人目の出産について気になった方へ、貼っておきます。


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