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【活動レポート】砂町友愛園様 ITリテラシー講習

5月31日、株式会社ジョイゾーのEDuチームにて砂町友愛園様を訪問しました。今回は「7代目タイガーマスクプロジェクト」との共同活動の一環として、施設で生活する中高生を対象に「ITリテラシー講習」を実施。
スマートフォンやインターネット、SNSとの向き合い方について、ジョイゾーメンバーが実体験を交えながらお話ししました。その様子をお届けします!


なぜジョイゾーがITリテラシー講習を?

7代目タイガーマスクプロジェクトとジョイゾーについて

7代目タイガーマスクプロジェクト」は、プロレスラー・格闘家の佐山聡氏(初代タイガーマスク)が長年続けてきた養護施設・福祉施設への支援活動の思いを受け継いだプロジェクトです。K-1 WORLD GP 三階級制覇世界王者の格闘家・武尊氏が7代目タイガーマスクとして、養護施設出身者の自立支援を中心に活動を展開しています。

ジョイゾーは2023年5月より、このプロジェクトに参画しています。養護施設で生活する子どもたちは18歳になると自立を迫られる「18歳の壁」に直面し、進学費用や保証人の問題、退所後の高い離職率など、多くの困難を抱えているのが現状です。そうした子どもたちに対して、ジョイゾーは「自立に必要なスキルアップ」という形で支援を担っています。

具体的には、ITリテラシーの向上やプログラミング講習、社会人としてのワークスタイル教育など、退所後に自立して生活するための実践的なスキル習得を支援。10年以上にわたってkintoneを活用したシステム開発で培ってきたノウハウと、全国での子ども向け講習経験を活かした取り組みです。今回の砂町友愛園様への訪問も、その活動の一環として実施されました。

EDuチームとは

ジョイゾーはkintoneにフルコミットしたIT企業です。東京・東陽町に拠点を置き、企業のデジタル化を支援しています。そんなITのプロ集団が「ITの力をもっと広く社会のために役立てたい」という思いから社内に立ち上げたのが「EDuチーム」です。
長崎・千葉・山形など全国の学校、女性や子ども向けイベントで講習活動を続けてきました。ITスキルが皆さんの「自立」と「可能性」を広げる力になると信じています。今回の訪問もその活動の一環で訪問させていただきました。
▼最新の取り組みの様子はコチラ

当日の様子

当日は施設や近隣施設の中高生と職員の皆さんが参加。司会の内川の挨拶とプログラムの説明からスタート。講習は3つのセッション+質問タイムで構成され、約2時間にわたって行われました。

SESSION 01|一般座学(担当:BB)

まず最初に、IT・インターネットって何?ってところからお話をして、一般座学として知っておくと良いインターネットの危険性について触れました。

これからスマホ等を持つ子どもたちも多くいるので、インターネットの普及によっていろいろと便利になった反面、危険なことも多様化している旨を説明しています。ただ一方的に話すだけだとつまらないので、クイズなども挟みつつ、なるべく飽きないように、というコンセプトで資料を作成しました。

BBの実体験に基づくスパムクイズ。

養護施設の場合、身近な大人は施設の職員さんになると思うので、何かあったら一人で考えずにまずは職員さんに伝えてみよう!ってことで、
SESSION2へバトンタッチです。

SESSION 02|SNS講習(担当:こどまり・ふじあみ)

こちらのパートでは、私たちの生活に深く根付いているSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)について、SNSの危険性と正しく安全に使うことで得られる「ポジティブな力」を学びました。

とくに知って欲しいSNSのこと

これからSNSを使用する(またはすでに使用している)子ども達に向けて、ITリテラシーのうちとくに重要な部分となります。

前半パートでは3つの点をお話しました。

1.SNSに夢中になる仕組み
私たちが無意識のうちにSNSに時間を奪われ、支配されてしまう背景には、脳やシステムの巧妙な仕組みがあります。
「期待のスイッチ」(いいね!/通知)
「時間の沼」(無限スクロール)
情報の「目かくし」(アルゴリズムとフィルターバブル)

それぞれの仕組みについて、対策をお話しました

これからSNSを使う子ども達にはピンとこなかったかもしれませんが、覚えておいて欲しいことばかりです。
初めて聞く言葉が多かったようですが、「アルゴリズム体操」なら知ってると言われて微笑ましかったです。

2.スマホの影響
スマホは近くに置いてあるだけでも集中力を奪い、自律神経の乱れ(イライラ・ソワソワ)や、夜間の使用による睡眠不足を引き起こします。
使わない時はしまい、特に「寝る前1時間」は使わないなど、物理的な距離を置く工夫が必要です。

質疑応答で「ついスマホを使いすぎてしまう」という声がありました。
一日スマホを使わないで過ごしてみるのはどうでしょう。
スマホで何をするのが好きなのか、ないときはどんな過ごし方をしているのか、じっくり考えてみるといいかもしれません。

3.SNSに潜む危険性と落とし穴
SNSやインターネットをきっかけとした、若者を狙う犯罪やトラブルが多発しています。
「ネットの友達」から誘われ、性被害、誘拐、監禁、詐欺などの犯罪に巻き込まれる出会い系・ネット誘い出しといったものがあります。
また、闇バイトも深刻な問題になっています。
犯罪に巻き込まれる手口、犯罪に加担する入口を説明し、怪しいと思ったら大人や警察に相談してもらうように説明しました。

子ども達が犯罪に巻き込まれないように、常に最新の情報を知っておいて欲しいと思います。私たち大人も同じく日々学んでいかなければなりません。

息抜きに「闇バイト判定クイズ」をしました。
バイト募集の内容を見て、どちらが闇バイト募集か怪しいものを当てるクイズです。
意外にも子ども達の正解率が高くて、頼もしいなと思いました。

後半パートでは、2つの点をお話しました。

4.デジタルタトゥーの怖さ
ネット上に投稿した情報が消えずに残り続ける怖さについて、実際に起きた2つの事件を例に解説。どうすればトラブルを防げるのか、投稿前に「これを出して大丈夫?」と自分に問いかける大切さを説明しました。
また、「投稿していいかな?クイズ」では、学校の様子や帰り道のSNSに投稿した写真に写り込んだ制服、マンホール、電柱の広告などから、簡単に個人情報が特定されてしまう危険性をみんなで学びました。

一瞬の油断や悪気のない投稿が、子どもたちの将来の可能性を壊してしまうのは本当にもったいないなと思います。だからこそ、自分や周りの人たちを守るための「一歩立ち止まって問う」大切さを届けていきたいと改めて感じました。

5.SNSを自分の味方にする「3つのポジティブな力」
①最速で「リアル」を届ける力
災害やスポーツの速報、最新トレンドなどがニュースより早く現地の声として集まる利便性について解説しました。
②「きっかけ」の力

SNSでの投稿がきっかけで、学生団体への参加や留学、そして今のジョイゾーでの仕事へと繋がっていった私自身の経験を紹介。「出会う人が変わり、行く場所が変わって、これがしたい!と思えることを見つけて今の私がいます」というエピソードをお話ししました。
③「表現する」力
自分の「好き」や「やってみたい」を発信することで、同じ考えの仲間が集まり、応援してくれる人に見つけてもらいやすくなります。新しいチャンスや面白いきっかけを自分に舞い込ませるための力です。

ただなんとなく動画を眺めて時間を「つかう」だけの場所から、新しい未来を「つくる」場所へ。SNSを強い味方にしてほしいというメッセージで締めくくりました。

SESSION 03|EXセッション(担当:BB)

最後にエクストラセッションとして、またまたBBによる講義です。
「一般座学」→「SNS」と来て、最後はBBが話したいと思っていた「ソシャゲの課金」について触れました。
(自分がそこそこの課金勢というのもあり、色々良いことも悪いことも話せるなーなんて。とあるソシャゲに累計で3桁万円使ってたり使ってなかったり・・)

ここでも飽きないようにクイズ多めの資料を作っていたのですが、SNSパートでもクイズがあったので流石にクイズが多いなってことと、もう少しフランクにしたいなってことで、SNSパートをしている最中にClaudeを使って資料をAIにまるっと作り直してもらってました。さすがAI、さくっと5分くらいで改良してきた。

ガチャの真実とか自分も詳しく知らなくて勉強になったなー
サンクコスト!!自分もまさにこれだった

「課金は悪」っていう派閥もSNS等でたまに見かけますが、課金勢の自分としては「服や趣味にお金をかけるのと同じでは?課金は何でダメなの?」と思っていて、どちらにせよ自身のお財布に見合った使い方をしていれば何に使うかは本人の自由かなって思ってます。

「決して課金は悪いことではない。けど、お金を使っている感覚が少なくて沼りやすいのも事実。課金をするなら自分のお財布事情を考えて、計画的にやりましょう!

という言葉を添えて、EXセッション終わり。言いたいことが言えて満足!

質問タイム

最後の質問タイムでは、皆さんから積極的に手が挙がりました。日頃から気になっていたことを真剣に聞いてくれる姿がとても印象的でした。実際に出た質問の一部をご紹介します。

・SNSを長時間使用してしまうのはどうすればいい?

・SNSのアカウントを乗っ取られたら、どう対処すればいい?

どの質問にもジョイゾーのメンバーが知見や実体験などを元に答え、会場からはうなずきや驚きの声も聞こえました。

参加者の声、そしてEDuチームのこれから

講習後、職員の方から感想をいただきました。

「先日は貴重なお話をありがとうございました。子ども達も職員も参考になるお話ばかりでとても勉強になりました。子どもたちともお話を振り返りこれからの参考にさせていただければと思っています。」

また7代目タイガープロジェクト佐山様からもご連絡をいただきました。

「施設長様からお電話頂き、またぜひやってほしいとの事でした。大人向けの授業も依頼があったのでまたお願い出来ればと思っております。」

子どもたちだけでなく職員の方々にも「参考になった」と言っていただけたこと、そして施設長様や佐山様からもご連絡をいただき「またぜひ」とのお声をいただけたことは、EDuチームにとって大きな励みになりました。

ジョイゾーEDuチームの活動はこれからも続きます。「ITの可能性をすべての人の人生に届けたい」——その思いを胸に、次の活動も全力で取り組んでいきます!

今後のレポートはこちらから!


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