OWARI to HAJIMARI|毎週ショートショートno+e|身バレ鯛茶漬け
(これの前の話です、あれ=前作で終わらせちゃダメ絶対と、秒で(嘘)本作書きましたッ)
恵里と優介は手をつなぎ、映画を観る。
物語は、思いもよらぬ方へ舵が切られ、展開していく。
(ファンの間ではそれで「問題作」扱いされ、映画化が取り残されていたほど。)
王が、出撃をとり止める。
同時刻、現実では。
総理官邸のX(旧Twitter)が、突然、「鯛茶漬け」アカウントをフォローした。
からの、わずか数分後。
鯛茶漬けのポストする言葉に同意する体で、政府は派兵の撤退を発表。
ニュース速報。緊急特番。新橋ほかで号外。
恵里と優介は手をつないで、しかし重苦しい表情と足取りで、映画館⸻東京・新宿の東宝ゴジラビル⸻を出て、目を見張る。
目の前の「トー前」、エスカレーターで上階から降りつつ見る広場の光景は、さながら祝祭空間。
トー横キッズ、インバウンドの観光客ら、派手めな蝶の皆さん、チョイどころか極にワルそうな輩の皆様。
皆が歌い踊り、誰かれなくハイタッチ。
「嬉しい、万歳!」
30年後。
公開請求により、鯛茶漬けは総理自身と「身バレ」した。
(本文410文字)
ドラゲナイは永遠の名曲、大好きだ⸻ッ!
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