【ファトラジー】12篇どぞ【綺想詩】
初代王天君さんの企画に参加し、fatrasie(ファトラジー、綺想詩)を書いてみます。
何をもってファトラジーか?
いったんは
意味がよく分からなくて不思議で可笑しい詩・奇妙な発想の詩を「ファトラジー(綺想詩)」とします。
この定義だけを念頭に、脳みそを不思議化、奇妙化します……。
〜FAT.1〜
密林のりんごが
所謂、所詮酔狂を
職質中に盗み見るなら
降圧剤は年の数
伊達は決算を粉飾せず
16連射で雪かきの手はず
〜FAT.2〜
まごうことなきゴリラの涙
イブ亭アダムの隠れキャラ
ならばラブほは延長し
マラガ※の達人だけ目指し
履歴は一切、2歳児が転載
(※ マラガ……スペインの都市名)
〜FAT.3〜
紅鯨部のオフィスラブ
ラッパも発破も六十四発
ぶりも5年ぶり初出場
大欲情に沈むかい
無縁仏のアナザースカイ
〜FAT.4〜
立冬調査団は
ラーメン二郎で怒られ
パラソル社に合併後
コードレス稚魚か
印象派次女かによって
試食、私辱、G-Shock
ないしはモンロー主義に帰属する
〜FAT.5〜
遊ぶりすが
設計図を引く
高慢ちきな廃墟は
柔和なリリックとりりちゃん
あとはモジュラージャックで
文殊のチゲ鍋みたい
〜FAT.6〜
見果てぬ上級ナッツ民と
上空条項をタグ付けセヨ
未発見のすずめが
将軍的な冬、縁故により
おしなべて豚鍋を啄む朝には
〜FAT.7〜
正常な切り裂きジャックが
スクランブル黄砂な天を
未確定申告するに至り
魏志倭人伝電子版は
めだかはテイカーでしかないと
事実上更迭した
〜FAT.8〜
生きて腸に届く鬼瓦
記念日のアユタヤで
何度やってもエラーになるなら
ある澄んだ朝、降らそう
億千万のずんだ餅
それか、ケアレスミスの砕片
〜FAT.9〜
ディンゴが親の仇である
節度使もしくは十二指腸
摩天楼とパルプフィクションの
風物詩じみた決裂を境に
新春ランバダ交歓会よろしく
今川焼に紛れ込んだ
〜FAT.10〜
急行・新ミトコンドリア行き
お出口は鶏皮
それ聞いたファラオの一群
港区女子を剽窃し
偏差値75のナレ死に託し
老婆心の塔を建立した
〜FAT.11〜
梅よろしをいいことに
れっきとした低橋も減藤も
とりかへばやな予防接種ばかり
でも半人前のカートリッジが
賜杯につまづいて云った
辞書的な意味での
ハッピーターンが今始まる
〜FAT.12〜
「そういうの、蓄膿症って呼ばない」
明太子の寒中水泳直前の
意中のションベン横丁のタレコミが
解約手数料込みでノンキャリ組に響く
最大限紳士的なペパロニ煙突よ!
最低限のドタキャンで済ませよ!
そのビラ撒いて、一軍虚子が暫時漸進
〜やってみて一言〜
●「とっかかり」に頼りたくなってしまい、いわゆる「しりとり」の常連さんたちを召喚し、FAT.1〜7で出演いただきました。
●「死んだ鮭が……」
を目指して書くのですが、結局その域には達せず。
あれはすごい。邦訳の方のセンスに舌を巻きます。
今後もしあのレベルに行けたと胸張れるのができたならば、
それ一つだけで、再エントリーします〜!
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