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「アンメット ある脳外科医の日記」第5話が好き・4 もやもや病

ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」の感想を綴っています。
第5話です。

ああ、好き。
毎話毎話、「名作!」と感嘆を漏らしてまいりましたが。
5話にまでなりますと、もうその積み重ねがさらなる感動に繋がって、もうにっちもさっちもどうにも。好き。

ちなみに、って……ちなむのもおかしいんですが、演出は1・2話のYuki Saito監督です。3本目ですね。

前回の感想綴りでは、「全科で専門医レベル」を目指す星前先生(千葉雄大)を、いつものマイペース三瓶先生(若葉竜也)があっさり全否定。思いがけず星前先生が声を荒げて去り、そして「第5話の患者」お寺の住職、成海和尚(三宅弘城)が、読経中に倒れる場面、まででした。


千葉雄大さんコメントより

ところで。
この第5話に際しての、千葉雄大さんのコメントが公式HPに掲載されています。

その記事では、#04の展開から書かれていました。

2024.05.13(月)
ミヤビが新たな試練に直面する第5話!
背中を押す星前先生(千葉雄大)からコメント到着!


第4話では、ミヤビ(杉咲花)の診療記録を自分の目で確かめたい三瓶(若葉竜也)が関東医科大学病院に乗り込み、大迫(井浦新)の手術に無断で入り込むという大胆不敵な行動に出た挙句、鮮やかな手技で少年の脳に潜む腫瘍を全摘出。
非常識ではあるものの、患者を救うためなら手段を選ばない凄腕の脳外科医であることをまざまざと見せつけた。
しかし、この行為は医師として決して許されないと大迫は激怒。
ミヤビの記憶障害を「治る可能性がある」という三瓶と、「もう治療法がない」という大迫。
医師として真逆ともいえる価値観を持つ2人の対立関係が露わになる緊迫感たっぷりのシーンには、「目が離せない」との声が相次いだ。
さらに、ミヤビにカテーテル手術を頼まれ嬉しそうな表情を見せたかと思えば、実は論文のためにミヤビを利用した綾野(岡山天音)、三瓶に不信感を抱くような一言をミヤビに放つ麻衣(生田絵梨花)、そして、どうやらミヤビの記憶を巡って何か企みを感じさせる大迫など、登場人物たちのブラックな一面も初お披露目。今後の展開が注目される。

「アンメット」公式HPより

「目が離せない」という感想が相次いだ。とあります。良かった、よかった!安心しました(笑)。
リアリティに欠ける、萎えて視聴終了等々の意見を目にした覚えがありましたので……今さらですがほっとしました。

しかしこの後の、千葉さんのコメントがまた秀逸でして!すばらし!

星前先生がどういう人で、どう演じているのかも伝えてくださっていて必見なのですが。
ちょこっと、ここだけ抜粋で(笑)

Q.撮影現場でのエピソード教えてください。

三瓶先生の部屋に星前がいる場面を僕はベッドシーンと呼んでいるのですが、“竜ぴっぴ”(若葉竜也)とのお芝居は刺激的なのである種間違ってはいないかなと思います(笑)
“竜ぴっぴ”が“ばーちー”と初めて呼んだ日のことを、僕は“ばーちー記念日”として今も覚えています。

「アンメット」公式より 千葉雄大さんコメントより抜粋

面白すぎる(笑)。素敵が過ぎる!!
千葉雄大さんって、前向きで明るい性格の方、なのかなあ。
私の千葉さんへの勝手なイメージは、日々変化していきますわ。

ベッドシーンね。
二人でいちゃいちゃしてますしね。違うかっ

三瓶先生も、ミヤビちゃんや綾野先生、大迫教授には自ら心の内をぶつけるような場面はありますが、星前先生との場面は、星前先生の方からのアプローチで、うっかり裸の心を見せてしまいそうになってるピュアな姿を見せてくれますもんね。有難いことに! 星前先生に感謝でございます!


もやもや病

さて……いきなり、、本当にいきなり倒れた住職・成海さま。
脳外科医の物語ですから、成海さまの病はやはり脳の病気だと思われますが、今後も病状、後遺症はいろいろあれど、こういう形で倒れ込む患者たちが次々登場することを思いますと……
ほんと、脳って、突然なんだなあ。怖い。

ミヤビちゃんのお母さまも、倒れた瞬間はわからないけれど、こんな感じだったんだろうなあ……。

とにかく、そばに人がいてくれることが運命を左右するように思われます。病院に到着するまでの時間が勝負。たくさん人がいて、本当に良かった…。

すぐ次のシーンで、作務衣姿の元気そうな住職の姿が!
ミヤビちゃんに向かって、
「おかげさまで。もうすっかり、大丈夫です」と、丁寧に頭を下げています。

よかった。どれぐらいの時間が経ったんでしょうね。昨日の今日、ぐらいかなあ。

横に付き添っているのはお弟子さん(大友律)

……てことは。住職さんには、家族がいないのかなあ。

三瓶先生ももちろんいます。
PC画面を見ているのはミヤビちゃんだから、ミヤビちゃんが担当なのかしら。
うーん、あんまり芳しい表情ではないような。
住職、まだ点滴つけてます。

今は症状が落ち着いてるんですけどお。検査の結果ぁ。脳にもやもや病という疾患が見つかりました

byミヤビちゃん

テロップ出ました、「もやもや病」。

思わず小さく「もやもや?」と問い返すお弟子さん。

悟りを開こうって僧侶に「もやもや」。一番似つかわしくない言葉かも。


サポート三瓶

ミヤビちゃんが説明します。
左手人差し指を、左耳から首筋へと当てて
「ここに。内頚動脈っていう血管が通ってるんですけどお。これがあ。脳に血液を送ってくれてるんですね」

ふむふむ。
全身の血管図見ると、まさに耳の横を通る血管が描かれていますが、これかな。

全身の血管図

それが細くなってしまう病気なんです。
足りなくなった血流を補うためにぃ、毛細血管がこう、拡張するんですけど。

その状態があ、もやもや見えるので、もやもや病と名前が付いています

byミヤビちゃん

人間の体はミラクル。
血流が足りないぞ、ヤバいぞ!ってなったら、とにかくそれ、何とかしなきゃ!ってなもんで、毛細血管が増えて行く……。
でも、それはいいことではなんですね。きっと、一時的に何とかしなきゃ!って非常手段で。
もやもや血管は、一時的に頑張ったら、その後ちゃんと消えてくれなきゃならない。

こちらのサイトで確認しました、ミヤビちゃんの説明通りですね。
難病指定されてるのか……。
確か、徳永英明さんでこの病名を知った記憶です。
大変な病を抱えておられるのですね。
ご活躍のよし、何よりです。
それでも、この後の展開を鑑みますに、大変なご苦労がおありなんだろう、と思わずにはいられません。

徳永英明さん

淡々と丁寧に説明するミヤビちゃん。
決してクールな感じじゃなくて、訳の分からない病名に戸惑う住職へのシンパシーを感じます。
そんなミヤビちゃんの一言一句を、ただ黙って、じいっと見つめつつ、小さく頷きつつ、静かに聞いている三瓶先生がツボです。

優秀な脳外科医って自他ともに認めている人がですよ。
愛する人の的確な仕事っぷりを真横で見つめ、いつでもサポートする気満々で静かに横に控えてるって。どんな気分なんでしょうねえ。うきうきどっきどきでしょ?
「仕事してるだけっすよ妄想はいい加減にしてください」しょぼーん😞

しかし、成海さん、不安そう……そりゃそうね、いくらお坊さんでも。


お経をあげられない

成海さんはぁ。
お経をあげたことで過呼吸になって。それによってもやもや血管が縮まってぇ血流が低下して。
で右半身に不全麻痺と痙攣が出たと思われます

byミヤビちゃん

とてもとても真剣に伝えるミヤビちゃんです。

成海さんも、、しょぼん。
お経をあげるのはもうこれ、一生のお仕事ですからねえ。いや、単なるお仕事を超えたものがある。
読経がイケナイ、だなんて……。

麻痺には、「完全麻痺」と「不全麻痺」があるようで。
筋力だとか、感覚だとかが一部残っている場合を、「不全麻痺」と言うのですって。

成海さんはぁ。
もやもや病の影響で過呼吸を引き起こしやすい状態なんですね。

byミヤビちゃん

過呼吸かあ……。
私自身は経験がないのですが、息子の同級生にしばしば過呼吸を起こしてしまう子がいて、その様子は強烈に記憶しています。
しんどそうで、見ていられなかったです。
二酸化炭素を吸うといいとかで、自分の吐いた息を吸うために、ビニール袋を手にしばらく呼吸していました。

まさかそれが、脳のせいで起こしやすくなっているだなんて。
脳の血管の拡張が、何か負担になっているのでしょうねえ……。

今後。
もう、お経をあげることも難しいと思います。

byミヤビちゃん

そりゃ、こんなことを伝えるって……
真剣そのものになるはずです。ミヤビちゃん。

戸惑いつつ成海さん、
「治療が終われば。また読経してもよろしいのですか?」

それも避けて頂きたいんです

byミヤビちゃん

これを聞いてる成海さんの表情が凄い。
戸惑いと、不安と、意味が分からない納得できない感じと、それでも謙虚に、理解しようと頑張っている感じと。全部が見えるよう。

治療をしてもぉ。
過呼吸を引き起こしやすいことに変わりはないんです。

byミヤビちゃん

ここで三瓶先生。

脳出血や脳梗塞を引き起こす危険な病気なんです。
もやもや病という名前に油断してはいけません。

by三瓶先生

住職に説教三瓶だ。

「わかりました……」と成海さん。早い。

よくあるような、患者があからさまにお医者の言うことに盾突いたり、自分の困りごとをつらつらと言い募って責めたり、泣き叫んだり……って、そういう描写じゃないのが好きです。
なんてったって、成海さんは僧侶ですから、平常心で、俯瞰で物事を捉える訓練が出来ているってことはあると思いますが。
人柄がにじみ出ています。

変に攻撃的な、過剰な患者が少ないのも、アンメットが見やすく感じる点のように感じます。#02 の高校生くんは暴れましたけれどね(笑)。

お弟子さんも、ただ静かに聞いています。何も言えません。
脳内では、激しくいろんなことを考えているようですが……。
住職が今後、読経できない。
寺として、実に由々しき事態……ですもんね。

この時の彼の、「何考えているかよくわからない」感じは、私の中ではこれがまた、ドラマチックではありました。


続きは、5へ。


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