コンビニは“食のインフラ”になった
最近、よく思うことがある。
コンビニはもう、
ただの「便利なお店」ではないのかもしれない。
⸻
夜中でも食べ物が買える。
それは、
忙しく働く人にとって
とても助かる存在だ。
仕事が遅くなった日。
帰ってから料理をする気力がない日。
そんなとき、
コンビニの灯りに救われる人は
きっと少なくない。
⸻
私がコンビニで働いていたとき、
よく来るお客さんの中に
年配の方がいた。
スーパーは少し遠い。
車もない。
だから、
近くのコンビニで
お弁当やおにぎりを買っていく。
その姿を見ながら、
「コンビニは、
生活を支える場所でもあるんだな」
そんなことを感じていた。
⸻
災害のときもそうだ。
物流が止まりかけたとき、
コンビニの棚が
地域の食を支えることもある。
便利さの裏には、
大きな仕組みがある。
⸻
「コンビニ弁当は体に悪い」
そんな言葉を聞くこともある。
もちろん、
食について考えることは大切だと思う。
でも一方で、
コンビニがあることで
助かっている暮らしも確かにある。
⸻
食の話は、
つい「正しさ」で語られがちだ。
手作りがいい。
便利な食はよくない。
でも、
本当にそうだろうか。
暮らしの中には、
それぞれの事情がある。
⸻
コンビニは、
今や「食のインフラ」の一つになっている。
だからこそ、
便利さとどう付き合うか。
そのバランスを考えることが、
これからの食を考えることなのかもしれない。
