支援者としての原点
私は今からちょうど5年前に大学の事務職を辞めた。
教授からメールの返事をいただいたことを以前の記事↓に書いたが、今回はこの記事に関連して話を進める。
大学を退職後、私は専門学校の社会福祉士養成科に通った。卒業後、児童発達支援事業所に勤務した(ここで保育士資格も取得)が、運悪く事業所が閉鎖となってしまった。今は、私の社会福祉士の実習先でもあった職場で働いている。
大学で私が勤めていたのは研究所。研究設備が整っていて、外部から人が訪ねてきたり、学生が授業で学んだことを実践したりする場でもあった。
訪れる人の中には、発達に支援が必要な子どもやその保護者も多く、相談や支援までの待ち時間に、研究所の事務室でお話をさせていただくことがよくあった。私は電話での相談受付も担当していたので、保護者にとっては最初に話す大学職員。当時は事務職という立場で、話を聞くことしかできなかったが、それでも強く印象に残り、多くのことを学ばせてもらった。
研究所には、今回メールの返事をくださった教授をはじめ、支援を専門とする先生方が数名おられ、子どもや保護者に寄り添った支援をされていた。学生たちもその中で熱心に学び、実践していた。
そんな環境の中で、「話を聞くだけでなく、私も直接支援に携わりたい」との思いが強くなった。私の支援者としての原点は、そこにある。
そして、一番早くその道に近づける方法として選んだのが、社会福祉士。その時、私はすでに40代後半。遅いスタートだ。
退職前、最後に送り出した学生たちに「私もいずれ、支援する側で頑張るからね!」と伝えたことを覚えている。
そして今から、ようやくその約束を実現することができる。随分時間はかかったけれど、学生との約束を守れたことに、ホッとしている。
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記事内でも紹介します。