感情を守るためのアドラー心理学|繊細な人のための「生存戦略」#7
――“世の中の正しさ”より、“自分を失わない選択”を最優先にしていい。
変わるって、自分に戻る回数を増やすことだった。
アドラー心理学を「強くなる理論」ではなく、「自分を守る技術」として使う16回の実践ロードマップ
こんにちは、のあです。
アドラー心理学の考え方を通して、感情の扱い方を知ることで、自分軸で生きられるようになるまでに、試行錯誤して学んだことをシェアしていきます。
「このままじゃ、自分を失ってしまう気がする」
そんな感覚を、無視し続けていませんか。
人に合わせるのは得意。
場の空気を読むのも、相手を優先するのも、もう呼吸するのと同じ。
でもふとした瞬間、
「これって、本当に自分の人生なのかな」
そんな疑問が、胸の奥から浮かんでくる。
本音を言えない。
嫌われるのが怖い。
“いい人”でいることをやめられない。
それでも、どこかで分かっている。
「このまま自分を置き去りにしたら、心がもたなくなる」、と。
もし今、あなたがそんな状態なら。
このnoteは、きっとあなたのためのものです。
アドラー心理学に出会っても、僕はすぐには変われなかった
僕がアドラー心理学──『嫌われる勇気』に出会ったのは20代の頃でした。
「自己受容」
「課題の分離」
「目的論」
「他者信頼」
読んだとき、頭では理解できたんです。
「なるほど、これが“自分の人生を生きる方法”か」と。
自分を変えるために、
弱い自分と向き合わないといけない。
そして勇気を出して行動すれば、
人生は変わるはずだ、と。
でも現実は、頭での理解とは、程遠いものでした。
勇気を出しても、うまくいかない日がある。
一歩踏み出したのに、感情に引き戻される夜がある。
怖くなる。
不安になる。
「これ、続けた先に何があるんだろう?」と分からなくなる。
そしてまた、自分を責める。
「結局、僕は弱いままだ」って。
僕が気づくまでに、10年以上かかったこと
今なら、はっきり分かります。
問題は、勇気が足りなかったことじゃない。
意思が弱かったことでもない。
感情の扱い方を、誰にも教わってこなかっただけだったんです。
アドラー心理学は、たしかに力強い思想です。
でも、それをそのまま“理想論”として使おうとすると、
繊細な人ほど、途中で折れます。
なぜなら、感情が追いつかないから。
怖いのに、平気なふりをする。
自分と向き合うのをやめる。
傷ついているのに、「これは自分の課題だ」と無理に処理する。
それは成長じゃなく、消耗でした。
「強くなる」より先に、必要だったもの
僕がアドラー心理学を実践し続ける中で、
少しずつ手に入れたのは、
成功でも、自己肯定感の爆上がりでもありません。
思考の自由でした。
・他人の考えを尊重しながら
・世の中の常識も理解した上で
・それでも「自分はどうしたいか」を手放さない
自分を守りながら、選択できる感覚。
それを可能にしたのが、
アドラー心理学を「強くなる教科書」ではなく、
**「自分を失わないための生存戦略」**として使うことでした。
このシリーズで書いていくこと
ここから16回にわたって、
僕がアドラー心理学に出会うまでの「人生の半分の時間」を使ってアドラー心理学と向き合ってきたエッセンスを、順番に書いていきます。
テーマは一貫しています。
感情を取り戻すことが、自分を取り戻すことにつながる
ということ。
構成は、こんな流れです。
1ヶ月目:自己受容(壊れないための土台)
・繊細な人が最初に捨てるべきは“努力”じゃなく“自責”
・変われないのは意思が弱いからじゃない。“目的”があるからだ
・逃げたくなった時、“目的”だけ思い出せばいい
・“踏み出せる人”じゃなく、“戻ってこれる人”が強い
2ヶ月目:課題の分離(境界線で自分を守る)
・課題の分離=冷たい理論じゃない。“責任の境界線”の話
・できないのは甘えじゃない。脳が生存のために止めてくる
・境界線を引いた瞬間、罪悪感が襲ってくる。それでいい
・他人の目的が見えると、振り回されなくなる
3ヶ月目:他者信頼(繋がり直す)
・“みんな仲良く”を目指すほど、苦しくなる。他人は思った通りに動かない
・信頼は“気持ち”じゃなく“残高”で管理できる
・信頼の目的は、“誰と繋がるか”を自分で選ぶこと
・信頼から始める。でも、主導権を預けるかは自分で決める
4ヶ月目:他者貢献(自由を引き受ける)
・会社がしんどいなら、“会社以外の居場所”を先に作る
・誰かに渡せるものがあるとき、人生は手触りを持つ
・迎合じゃない。主体的に相手を喜ばせるという選択
・自由=誰と繋がり、どう生きるかを自分で決めること
※書きながら育てていくシリーズなので、内容は少しずつ変わるかもしれません。
合う人にだけ、届けばいい
正直に言います。
このシリーズは、万人向けではありません。
即効性のあるノウハウでもありません。
本気で自分を変えたい人。
他人を優先しすぎて、苦しくなっている人。
過度な自責思考に、心をすり減らしてきた人。
そんな人にだけ、届けばいいと思っています。
合わないと感じたら、無理に読まなくて大丈夫です。
最後に、ひとつだけ大事なマインドセットを
これから読み進める上で、
ひとつだけ、心に置いておいてほしい言葉があります。
「自分が自分のために自分の選択をしなければ、
誰が自分の選択をしてくれるのか」
感情の仕組みを知ることで、
今の自分を責めずに、
それでも一歩を選び直すことはできます。
変わるって、劇的なことじゃありません。
自分に戻る回数を、少しずつ増やすことです。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
もしかしたら今、
👉 「考え方はすごく分かる」
👉 「でも、実際にどうやって感情と向き合えばいいのか分からない」
そんな感覚が残っているかもしれません。
正直に言うと、僕もずっとそうでした。
アドラー心理学を学んで、
「自分の人生を生きることが大事だ」と分かっても、
👉 怖くて動けない
👉 感情に引き戻される
👉 分かっているのに変われない
この状態から、なかなか抜け出せませんでした。
そのときに必要だったのが、
「感情をどう扱えば、実際に行動できるのか」まで落とし込むことでした。
そこでまとめたのが、
👉 感情を“理解する”から“使える”に変えるための
具体的な心理ワークです。
このワークでは、
✔ 怖さや不安を分解して言語化する方法
✔ 感情が止めている“本当の理由(目的)”の見つけ方
✔ 「怖いままでも動ける状態」を作る手順
を、実際に使っている形でまとめています。
これは、
👉 読むだけで変わるものではありません。
でも、
👉 「分かっているのに動けない状態」を抜けたい人にとっては
確実に前に進むための“手順”になります。
このまま自分を置き去りにしたくないなら——
ここから先は、
「変わると決めた人」のための内容です。
今のままでいいなら、ここで閉じてください。
進むなら、答えはここにあります。
👇こちらから読めます
感情は敵じゃない|怖くても1歩踏み出せる5ステップ
👉 このシリーズでは「自分軸で生きるための感情の扱い方」を、これから少しずつ書いていきます。
このnoteが、あなたが本来の自分を取り戻す小さな追い風になれたなら、心から嬉しいです。
一緒に、ゆっくり成長していきましょう🍀
よかったらスキやフォローで繋がってくださいね☺️
【フォロワーさんの記事紹介】
〜今日の心の整え方〜
【ルーティン社長 さん】の記事です。
※僕が勝手に紹介しているので、削除希望がありましたら、お申し付けください。
「自分で決める」ということ。
アドラーの思想に出会って以来、
「自分で決めることの大変さ」は身をもって学んできました。
これまでの僕は、
他人に合わせることを優先し、
自分で選ぶことをどこかで避けていた。
だからこそ、
「自分で選ぶ人生」を始めた頃は、本当にしんどかったです。
でもその分、
自分の人生の舵を、自分で握っている感覚を知りました。
ルーティン社長さんの記事の中で、特に心に残った一節があります。
「自分で決める回数を増やした人から幸福度が上がる」。
そして、こう綴られています。
幸福感を上げたければ、
環境より先に「決定回数」を増やす。
情報を集める。考える。小さく決める。小さく動く。
その積み重ねが、人生の主導権を取り戻す。
この言葉を読んで、
改めて「小さく決める」ことの大切さを思い出しました。
少しずつ。
小さく。
自分で決める。
その積み重ねが、
静かに人生を変えていくのだと思います。
【関連記事】
思考の自由を取り戻すための、生存戦略ロードマップ(理論編)
自己紹介記事
「自分の経験を、誰かに届けたい」と感じたら
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
もしこの記事を通して、
「自分の経験を、誰かの役に立つ形で言葉にできたら」
そんな気持ちが、ほんの少しでも芽生えていたら。
僕自身、
文章を書くことが「自分の人生を取り戻す手段」になりました。
同じように、
・自分の経験をどう切り取ればいいのか
・何を書けば、誰かに届く文章になるのか
その考え方を学べる場所があります。
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