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2025年8月15日 またコロナ・・・

2026年8月15日 劇団四季「はじまりの樹の神話」札幌公演


残念ながら旭川公演がなかったため母と札幌へ向かい、

劇団四季ファミリーミュージカル
「はじまりの樹の神話ーこそあどの森の物語ー」
を観劇してきました。

「劇団四季の公演を見るのはいつ以来だろう?」

母がそう呟いたので調べてみたところ、
2024年10月の「ジーザス・クライスト=スーパースター」札幌公演以来でした。

私は旭川公演のお手伝いをしているので気付かなかったのですがかなりご無沙汰しておりました。

その2024年10月、
さとこはまだがん告知前でした。
なので、チケットも3人分購入していたのですが体調不良が続いており、結局さとこは不参加。
今思うと、この時点でがんの影響をまともに受けていたんだろうな・・・

でも、いつかまた一緒に観に行けると思っておりました。


劇中歌の一部

"生きるって
大切な誰かと
一緒に笑い合うこと”

"生きるって
大切な誰かと
一緒に涙、流すこと“


心の中のさとこが、

「ねんこー、最後の方、泣いていたでしょ⁉️😁」

と呟いてくる。。

「49歳のおっさんが公共の場で泣くわけないしょ〜・・・    うん。。」


さとこがいなくなっても、、
あの夏と同じ景色が
ここにはありました。


2025年8月15日 何のために札幌に来たのか・・


朝、さとこからのLINEで浅い眠りから覚める。

「おはよ。
(JEFサポご夫婦)Kさんが心配していて今の状況を知りたいみたいだし、
わかるようにとりあえずネンに伝えてもらおうと思って書いてみた。


今、私が辛いのは心窩部痛と左右の腰背部痛と吐き気と眠気。
あとは原因がわからない下肢のむくみ。
胆道や胆管は肝臓との繋がりがあり、肝機能低下と共に影響があるので、今回肝機能が下がり、身体中が真っ黄色になったひとつの理由に胆道と胆管にできた癌が影響していた。
胆汁が胆管から漏れ出ているなら腹部の激痛や発熱があり、総アミラーゼと言う採血検査値が上がるけど、それは平均値なためそう言う事が理由でのみぞおち(鳩尾、心窩部痛)ではなく、癌により、胆道にある癌および腹部内に広がるリンパ節の炎症が今酷くて、痛みになっていると推測する。
主治医にも、正解✅って言われたから間違いないと思う😅

あとはそれに対しての痛みと吐き気の対処。
金曜日までは抗がん剤の中に吐き気止めが入っていてそれで様子を見て、
土日は同じ薬を1日1回使用、他は対処療法。
痛みに関しては貼用薬(フェントステープ)と補助的なレスキューを使用。
カロナールを1回4錠、朝〜寝るまでの4回内服して、どこまで痛みが取れるか見ている。
メジャーなロキソニンはNSAID(非ステロイド性抗炎症薬)だけど貼用薬で長期使用しているために被せられないと言う決まりがある。
だからそうではない効き目の弱いオピオイド系のカロナールの量を増やして様子を見る。あとは眠気が強くなりすぎて転倒しても困るので、まずはこの方法で土日どうか見る。
痛みが強すぎてレスキューである補助薬を使う量が多ければ多いほど、ベースの貼用薬の量が足らないから痛みが強い事が分かるが、ベースを増やし過ぎて副作用である吐き気に繋がるので微調整が必須になる。

だから今は私も痛みや吐き気、コロナに再度罹患しないように注意して生活しないとならないので別の意味でも戦々恐々。
またコロナも流行っているし1ヶ月前にもかかっているけど、前回とは違う株にかからないとも言えず、病棟でも増えて来ているのでうがい、手洗い、それこそ抗がん剤治療中なので、前回同様白血球がダダ下がりするのを防ぐ為に抗がん剤治療で1回使用可能なジーラスタと言う皮下注射を17日に打つことで白血球のダダ下がりを防ごうとしている状態。

この状況で予想出来るのは8月末に退院できるか否か。

まず腹部内のリンパ節炎が抗がん剤治療でどこまで落ち着くか。
痛みと吐き気、副作用による眠気がベースとレスキューでどこまで落ち着くか。
抗がん剤治療後の白血球のダダ下がりがジーラスタでどこまで食い止められるか。
コロナにかからないか。
体力をつけないとかかる率が高まるので食欲不振でも何かしら口にして体力を落とさないようにする事が必要になる。

今は苦しかった状況から少し脱して来ているので私が出来る事は体力をつける事。
痛みを我慢せず、レスキューを使うこと。
リンパ節炎が落ち着くよう祈ること位かな。
リンパ節はどこにでもあるので出て来たら都度闘うしかないけれどまずは目の前のことから成敗するしかない。

んなとこ?
この説明で伝わるかな。」

「今日は少し術後の後頭部の痛みがある。」

「先ずは午前中の抗がん剤治療頑張る。」


やる事が無い…

そのため2日連続で「Route148」へ行き、白い恋人のお買い得品を購入。

店員さんに
「あのオッサン、また並んでいるわ。」
と思われていなければ良いが・・・


並んでいる時に悲しい連絡が。

さとこではないが病棟でコロナが広がってきて面会禁止になりそうだと。


「これからコロナウィルスに罹患してないか患者全員に検査するって。
洗面台にいた患者さんが
『こんな事になる前に対策取ってりゃいいのによぉ〜。』
『帰った方が良いんじゃないですか?なんて看護師が言ってくるんだよ。』
とか愚痴っていたけど居たってなるかならないかわからないからね。
しゃあないわ。」


こんな感じで終わってしまうなんて、7月と同じか。


Route148から戻り、ファミリーハウスで休憩。

迷ったけれど、旭川に戻ってもやることはないしファミリーハウスのお金も戻ってこない。
だとしたら、さとこの洗濯もあるから日曜日までここにいよう。

悔しいけれど今はさとこがコロナで無い事を祈るのみ。

さとこから、

「うん。そうだよね、先ずはコロナでなく、治療が終われば良いからね。」

「会えないのは残念だけど、
目的は
『今、会う事』
ではなく
『これからも一緒に暮らすための今』
だからね。」

「頑張るよ。
ネンも気をつけて!
特に外人など触れ合っているから心配だよ。」

「明日、コンサドーレ札幌の試合、行ってこれば?
まぁ滅多にない楽しみ方だから楽しんだら良いよ。
私もアントラーズファンじゃ無いのにアントラーズレプリカ着て見た事あるし。」


午後、散歩がてら北大総合博物館へ。

https://www.museum.hokudai.ac.jp/

無料!
素敵です。

さとこの大好きな餃子をTAKEOUT。

その後、夕方まで10-2病棟のデイルームへ。
会えなくても少しでも傍にいたいから。。

ナースステーションで洗濯物と餃子の交換。

ファミリーハウスへ戻り今晩も洗濯職人に!


「PCR陰性だったよ!ほっとしたー。」

「でも、こんな終わりってあり?」

「当たり前だがどっかでイライラしてんだよ、看護師さんも。
上の人は言うだけだしさ。」

「久々の餃子🥟だなぁ。
でも、一番は早く自宅に帰って
お義母さんの手料理とか
モツとか
カツ丼とか。。
普通に過ごしたいな。」

「因みに10-2病棟のみだってさ。コロナ拡大。」

「私も前回の抗体が1ヶ月で切れるとなると今、来週以降やばいんだよね。気をつけないと、違う株ももらう可能性があるし、患者って不利だよね。」

「私、日曜日にお部屋移動します。
窓側が空いてないと言う事で、スーパーの大きなビニール袋を2枚ほど調達出来ますかね?
飲み物を床頭台の下にある冷蔵庫の下の空き場所に一時保管したくてさ。
この間要らないと思ってネンに渡してしまったから手持ちの袋がないんだ。」

「師長さんも窓側が良いだろうと気にして探してくれたみたいだが
ありがたいことだよ。」

とさとこ。


袋が欲しいのか・・・

私は思い立ったらすぐ行動したいせっかちな性格です。

20時、ネットで調べて今からでも空いているお店を探し、百均へ。


寝る前に少しさとことLINEのやり取り。


〈さとこ〉

「消灯だわ。大人しく横になるか。
おやすみなさい🌙😘
今日も一日会えなかったけどネンの想いを感じた日だったよ。
ありがとう😊
大好き💕だよ。
いつもありがとう
本当にありがとう」


〈私〉

「そばにいながら会えないのって歯がゆいよね。でも、さっきも話した通りこればかりは現実を受け入れるしかない。何もしないまんま会い続けて、万が一コロナになってしまったら、今入院している本来の目的から逸してしまうことになっちゃうもん。
とりあえず2回は会えた。洗濯も出来た。抗がん剤も出来た。それで今は納得させるしかないよね。」

「さとこもお疲れ様。
自分は改めて自分以外の誰かのために何かをするってことが大好きで幸せだってつくづく感じるよ。
『やらなければいけない。』
ではなく、
『やりたいからやる。』
なんだよね。
だから、自分こそ感謝してるよ。
そんな存在がいてくれる事に。
今回は残念ながらもう会えないかもしれないけれど、またファミリーハウスに戻ってきて管理人さんと再会できた。
北大の敷地をゆっくり散歩したり、白い恋人買いに行けたり、明日は初めて純粋にサッカーが観れる。
『単に楽しんでいるだけやん?』
なんて言われたらそれまでだけど、さとこがいたからこそ経験できていることなんだよね、全て。
こちらこそありがとう。」

「無理やり勝手に考えているだけなんだけど、いろいろ縁があるんだなぁ〜って思った。
さとこの大好きな有島武郎はここ北大を出ている。
自分たちのもう一つの帰る場所、軽井沢高原教会はやっぱり北大出の内村鑑三と繋がっている。
さとこは縁あって北海道へ来て、
そして縁あって北大にいる。
引き寄せられるかのように点と点が線で繋がれたような気がしちゃった。」


〈さとこ〉

「私もそれ、なんとなく感じた。
内村鑑三も有島武郎も、
私もネンコも、
人としての土台である精神を大切にしている。
何があっても帰る場所がある、
それが崩れない根底にある精神。
北の大地北海道、
どんなに寒くて辛い開拓時期があろうと,必ず生きて生き抜く、
それを社会性や勉学から学びとり春に芽吹く。
素敵な巡り合わせだね。
そしてネンコとわたしは出逢ったんだね。」


「ネンコは本当に人の為に何かを無償ですることが出来る真っ直ぐな人なんだなって。
そう言う純粋で、
優しくて、
言葉より行動を大切にする所は
初志貫徹で
出逢いから変わってない。
だからずっと新鮮で一緒にやって来られたんだなって。
私はやっぱり誠実なネンコの手を離したくない。
これからもずっと一緒に生きていって欲しい。」


〈私〉

「いやいや、自分はそこまで出来た人間では無い。完全な人間だったらさとこも誰も求めていない。
綺麗事言っても実際はうまくいかないこともあるし、イライラしたりすることもある。
そんな時に注意出来たり支えてくれるさとこがいてくれるから生きてこれた。
だから、こちらこそこれからもよろしくね。
どんな夫婦より試練や苦労が多いけど、全て経験と思い出にしていこう。」



〈さとこ〉

「私達はお互いがあり支え合って16年生きてきたんだよ。
言ってみたら人の経験しない珍しい経験や体験をさせて貰ってる。楽しまなきゃ。
苦しいけど楽しんでなんぼだよ。
私がメインで経験してるけどネンと楽しんで経験してる。
私を忘れないでね。
きっとだよ。」

「手を離さないでね。」

「約束だよ」


さとこのノートには・・・

・フェントステープの貼付薬のレスキューは舌下錠で1日4回までしか出来ない。早く効果が出るが早く効果も切れるから私の場合は合わないと思われる。

・もしもするのであれば舌下錠ではなくモルヒネかオキシノームかナルラピドになる。


・吐き気や眠気がどうなっていくのか。

・多分足の浮腫みはリンパ節の腫れからだから様子を見るとの事。

・問題は今の抗がん剤終了後、骨髄抑制がどこまで出るのか?


食事で出たのかな?

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