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「運動する時間がない」「じゃあ歯磨きはしないんですか?」

「運動する時間がない」

そう言う人がいる。
そういう人に、私は聞きたい。

「じゃあ、歯磨きはしないんですか?」

歯磨きをする時間はある。
だったら、その時間にスクワットをすればいい。

「歯磨きしながらスクワットなんてできない」

そう思うかもしれない。
では、

「テレビは見ないんですか?」

テレビを見る時間があるなら、その時間に腹筋をすればいい。
それも嫌なら、

「スマホは見ないんですか?」

スマホを見る時間があるなら、その前後に腕立て伏せをすればいい。


もちろん、

「テレビを見るな」
「スマホをやめろ」

と言っているわけではない。

テレビも見ればいい。
スマホも見ればいい。
歯も磨けばいい。

ただ、その時間の一部に運動を入れることはできる。

ここで言いたいのは、
運動するために、運動だけをする時間を新しく作る必要があるのか

ということだ。

運動というと、
運動着に着替える。
場所を確保する。
30分運動する。

そんなふうに、まとまった時間を使うものだと考えてしまう。

そう考えれば、忙しい人にとって「運動する時間がない」のは当然だ。
そんな時間を毎日新しく作るのは大変だからだ。
でも、運動を「運動だけをする時間」に限定する必要はない。

すでにある時間に、運動を入れればいい。


歯磨きの時間にはスクワット。
テレビの時間には腹筋。
スマホの時間には腕立て伏せ。
全部やる必要はない。

どれか一つでもいい。
大事なのは、

「30分空いている時間はないか」

と探すことではない。
「今ある時間に、何を入れられるか」
と考えることだ。


「運動する時間がない」というのは、
「運動だけをする時間がない」
という意味なのかもしれない。

30分の空白はなくても、
歯を磨く時間はある。
テレビを見る時間はある。
スマホを見る時間もある。
その一部を運動に変えればいい。

時間を作るのではなく、時間に運動を載せる。

「運動する時間がない」という問題も、そう考えると少し違って見えてくる。


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