自己否定と妊活|「こんな私が母親になっていいのか」と不安だった私へ
~頑張っているのに苦しくなってしまうあなたへ~
わたしの子どもに会いたい。
私は昔から、
母と子の関係に強い関心がありました。
実母を早くに亡くし、実父と別れ、
養父母との関係にも生きづらさがありました。
だからこそ、
「もし子どもができたら、大切に育てたい」
「私な精一杯子育てをしたい」
その気持ちが強かったんです。
・安心できる子にしてあげたい
・幸せな子にしてあげたい
・私みたいに苦しませたくない
そう思っていました。
でもその反面、不安も強かった
その一方で、
こんな私が母親になっていいのか
という不安も、ずっとありました。
私は、母が30代で亡くなっています。
だからどこかで、
私も短命なんじゃないかと思っていました。
これは後々
何人か、幼少期に親を亡くされた人で、
親が亡くなった年齢まで自分が生きれるかどうかの不安
を持っている人がおられました。
もし自分の親のように早く亡くなったら
子どもが可哀そうと。
もう一つ、
ちゃんとした愛情を貰えなかった私が
子どもに愛情をもって育てることができるのか?
そして、
私は母(実母、養母)と同じことをしてしまうんじゃないか
そんな怖さもあったのです。
つまり私は、
子どもが欲しい
でも母親になる自信がない
その矛盾をずっと抱えていたんです。
身体も、ずっと緊張していた
しかも私は、
アトピー性皮膚炎
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
があり、うまく排卵していませんでした。
今思えば、
ずっと交感神経が優位だったと思います。
仕事でも家でも、
常に不安。
常に緊張。
常に「ちゃんとしなきゃ」。
身体も心も、
ずっと気を張っていた。
そんな状態で自然妊娠にこだわり、
体質改善や、冷え性改善に取り組んでいました。
あくまでも自然妊娠にこだわりました。
それは自分の体を「妊娠ができる身体」を
信じたかったからです。
(現在では、なぜそこまでこだわったのか。
そこまでしなくてもよかったなと思っています。)
そんな状態で当時の私は、
「頑張らなきゃ」しか知らなかったのです。
妊活中、あるセミナーに参加し、
そこで講師に言われた言葉があります。
「あなたが一番心配」と。
その言葉が
ずっと心に引っかかっていました。
私はそれを、
「やっぱり私は妊娠できないんだ」
という意味で受け取ってしまった。
だから、
「大丈夫」
「私は妊娠できる」
そう思おうとしても、
「できない」が頭をよぎるので、
まるで暗示をかけるみたいに
頑なに頑張らないといけなかったのです。
今思うと、ずっと自分を追い込んでいた
妊活って、身体だけじゃなく、
心もすごく揺さぶられると思います。
・周りと比べる
・結果に焦る
・期待して落ち込む
・「なんで私は」と思う
そして気づかないうちに、
できない自分を自分を責め続けてしまうのです。
でも今思うのは、
私は十分頑張っていたんです。
不安でも、
怖くても、
身体がしんどくても、
それでも前を向こうとしていた
だから本当は、責めるより先に
「今までずっと頑張ってきたんだね」
が必要だったのかもしれません。
少しずつ、「自分を大切にする」を始めた
協力すると言いながらも、
得に協力してくれない夫。
(協力していることが伝わってこない)
そこにも疲れを感じた頃、
もう、考えるのは辞めよう。
今、脱ステ後(アトピーの改善)の状態が酷いから、
これを先に治そう。
こっちに集中することに決めたのです。
まず体質改善をしようと決めました。
食事。
身体を温めること。(徹底的に)
睡眠。
生活習慣。
その他いろいろ。
そして少しずつ、
「自分を大切に扱うこと」
「できる自分を信じること」
ことを始めていきました。
自然妊娠できたら
自分と自分の体を信じることができる。
自分に自信がつくかもしれない。と。
それは、
妊娠するためだけではなく、
自分を苦しめ続けるのをやめたい
そんな感覚に近かった気がします。
そして、少し力が抜けた
ある時、ふと思ったんです。
「もういいか」
子どもができないなら、
それはそれで人生を楽しもう。
もし本当に子どもを育てたいなら、
里子という選択肢もある。
年齢のタイムリミットまでは、
自然妊活を頑張ろう
そして何より、
自分の身体を大切にしよう
そう思えた時、不思議なくらい
気持ちが軽くなったのでした。
その頃に、妊娠した
皮肉かもしれません。
でも力が抜けた頃に、
私は妊娠することができたのです。
今でもこの妊娠は奇跡だったと思っています。
その理由は、
私自身が高齢出産の年齢だったこと。
夫はそこまで協力的じゃなかったこと。
私の両親の体調が悪く、
遠距離介護をしていたことのストレス。
仕事もしてたので、
慢性的なストレスはかなりあったと思います。
そして、
妊娠には医学的な要因もたくさんあります。
看護師なのでその辺は理解しているつもりです。
だから、
気持ちだけで妊娠する
と言いたいわけではありません。
でも私は、
ずっと身体を緊張させ続けていたんだと思います。
そして、
「こんな私じゃダメ」をずっと抱えていた。
自己否定しながら、
「自分を信じる」という無謀な挑戦をしていたのでした。
妊活だけの話ではなかった
今思うのは、
これは妊活だけの話ではなかったんだと思います。
自己否定が強いと、
「私は幸せになってはいけない」
という感覚がどこかに残ってしまう。
だから、欲しいのに受け取れない。
でも本当は、
安心していい
幸せになっていい
そこを少しずつ身体に教えていくことが、
私には必要だったのかもしれません。
最後に
もし今、
妊活が苦しい
自分を責めてしまう
周りと比べてしまう
そんな状態なら、
どうか自分を責めすぎないでほしいと思います。
今まで、
いっぱい頑張ってきたはずだから。
不安でも、
苦しくても、
怖くても、
それでも前を向こうとしてきた
だからまずは、
「まだ頑張りが足りない」
ではなく、
「今まで十分頑張ってきたんだね」
そうやって、
少しだけ自分に優しくしてあげてほしい。
身体は、
ずっと自分を守ろうとしてくれているのですから。

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