キャリコン実技試験で一番大切なこと
以下の記事の通り、わたしはやっちまったなぁという感じだったのですが今改めてどんなふうな目線が必要だったかを記載してみます。
「来談のきっかけ」を徹底的に再現する
実技試験の練習をしていると、「何を質問すればいいか?」「どんな応答が正解か?」ということを気にしてしまうように感じます。
ですが、私自身は、そこよりももっと大切だと思っていることがあります。(学習当時は上記記事の通り微妙な感じでしたが。。。)
実技試験のスタートである『来談のきっかけ』を、相談者が本当に経験した出来事として再現できているか。
ここが実技全体を左右するのではないかと思っています。
「来談のきっかけ」はただの設定ではない
実技試験では、相談者役に「今日はどのようなご相談ですか?」と尋ねるところから始まります。
ここで語られる内容は、単なる設定ではないと私は感じています。
相談者は、
・何があったのか
・どんな出来事だったのか
・なぜ相談しようと思ったのか
という”経験”を持って、その場に来ているはずです。
つまり、相談者の話を聞きながら、その経験を頭の中で一緒に再現していくことが大事なのだと思います。
出来事が見えないと、感情も見えない
例えば相談者が、
「異動になって、自信がなくなってしまって…」
と言ったとします。
このときつい、
「自信がなくなったんですね。」
「そのお気持ちは…」
と感情だけを追いかけたくなってしまいます。
でも、その前に確認したいことがあると感じます。
・どんな異動だったのか
・いつ決まったのか
・なぜ自信を失うような出来事だったのか
・実際に何が起きたのか
こうしたことが見えて初めて、その人の感情が少しずつ理解できるのではないでしょうか。
経験が曖昧なまま感情を扱おうとすると、どうしても表面的な応答になってしまう気がします。
「映画を見るように」相談者の経験をイメージする
私だったら、相談者の話を聞くときに、
「相談者の話を映画のワンシーンのように頭の中で映像化してみる」
ことを意識したいです。
職場の様子。
上司とのやり取り。
家に帰ったときの気持ち。
そういう場面が頭の中に浮かぶくらいまで、相談者の経験を一緒に再現していけたらいいなと思います。
映像が浮かぶようになると、
「そのとき、どんなことがあったんですか?」
「実際にはどんなやり取りだったんですか?」
という質問も自然に出てきそうです。
そして、その経験が具体的になるほど、相談者の思いや価値観も少しずつ見えてくるのではないかと思います。
「なぜ?」ではなく、「何があったのか」
受験生として練習していると、原因を知ろうとして、
「なぜそう思ったんですか?」
と聞きたくなることがよくあります。
でも、私としては、その前に必要なのは、
「何があったのか」
を丁寧にたどることなのかなと思っています。
経験が十分に語られれば、相談者自身も自分の気持ちや考えを整理し始めるのかもしれません。
キャリアコンサルタントは、その整理を支える存在なのだと私は理解しています。
実技試験で意識することは一つ
もし実技試験で一つだけ意識するとしたら、私は迷わずこれを挙げたいです。
「来談のきっかけとなった経験を、一緒に再現すること。」
相談者が経験した出来事を具体的に理解しようとする姿勢があれば、質問も応答も自然になっていくのではないかと思います。
テクニックを増やすことよりも、まずは相談者の経験を丁寧にたどること。
その積み重ねが、結果として相談者理解につながり、実技試験でも高い評価につながるのではないかと感じています。
わたしのイマイチだった出来を踏まえて、自戒を込めての記載でした。もう少しですね。受験生の皆さん、頑張ってください!
