キャリコン試験面談対策。合格はしたけれど、正直かなり反省した話
今回は、キャリアコンサルタント試験の面談対策について書いてみます。
先に言ってしまうと、私は今回、面談については「十分だった」とはあまり思えていません。
結果としては合格しました。
ただ、本番後の感覚としてはかなり散々で、「もっとできたはずだった」という思いが強く残りました。
なので今回は、「うまくいった話」というより、反省も含めて書いてみようと思います。これから受験される方の参考になれば幸いです。
本番でやらかしたこと①経験の再現で、論点を外した
本番で一番大きかったのは、経験の再現で聴くポイントを外したことでした。
イメージとしては、
・Aである状態だった
・そこからBになる出来事が起きた
・モヤモヤして相談に来た
というケース。
本来であれば、しっかり聴くべきなのは、
「Bになる出来事で、何が起きたのか、何を感じたのか」
だったと思います。
つまり、来談のきっかけになった揺らぎや変化の部分です。
ですが実際の私は、
「Aである状態が、本人にとってどれだけ大事だったか」
「どんな価値を感じていたか」
を掘り下げる方向に行ってしまいました。
もちろん、Aを聴くこと自体は悪くないと思います。
ただ、肝心の
・なぜ今モヤモヤしているのか
・何が起きて相談に来たのか
・どこで自己概念が揺らいだのか
という部分を、十分に聴けていませんでした。
本番でやらかしたこと②さらに、それを口頭試問でも言えなかった
そして厳しかったのは、そのズレを口頭試問で整理できなかったことです。
「なぜその関わりをしたのか」
「何を意図していたのか」
をうまく言語化できず、自分でも途中からかなり迷子になっていました。
終わった瞬間、
「あ、これはやってしまったな…」
という感覚がかなりありました。
なぜ迷子になったのか
あとから振り返ると、要因はいくつか思い当たります。
要因① シンプルに練習不足
まずはこれです。
単純に、数をこなし切れていなかった。
面談は、想定内のケースだとある程度対応できます。
でも、本番では当然、今まで聞いたことのない悩みや展開が来ます。
その時に、頭が真っ白になり自分のフォームを維持できませんでした。
練習量が不足していたことで、予想外のケースに引っ張られてしまった感覚があります。
要因② 練習相手の偏り
私は主に会社の人に付き合ってもらって練習していました。
それ自体は本当にありがたかったのですが、どうしても悩みのテーマが偏ります。
結果として、
・似たようなケース
・似たような価値観
・似たような相談背景
に慣れてしまっていました。
本番で違うタイプの相談が来た時、柔軟に対応しきれなかったのは、この影響もあった気がします。
要因③ 相手の団体が違った
キャリコン有資格者の方にも練習に付き合っていただきました。
ただ、その方はキャリ協系のスタンスでした。
もちろん学べることは非常に多かったです。
ただ、JCDAとはそもそもの評価観点が違う部分もあります。
そのため、
「どちらを軸にするのか」
が自分の中で少しブレてしまった感覚もありました。
要因④ 情報を読みすぎて、付け焼き刃になった
これもかなり大きかったと思います。
ブログ、note、SNS、体験談…。
とにかくいろいろ読みました。
でも結果として、
・あれもやろう
・これも意識しよう
・このフレーズも使おう
となり、自分のフォームを崩してしまいました。
面談って、知識を増やせば増やすほど上手くいくわけではないんですよね。
むしろ、本番では「自分の型」がないと簡単に迷子になる。
それをかなり実感しました。
最後に
論述にも通じますが、結局大事なのは、
「自分が信じられる型を作ること」
だったのかなと思います。
もちろん、他人の情報を見るのは悪いことではありません。
ただ、それを取り込みすぎると、本番で「自分は結局どう聴くんだっけ?」が分からなくなる。
私自身、もっと
・自分の軸
・自分の聴き方
・自分が大事にしたい視点
を信じた上で練習できていたら、もっと納得感のある面談ができたのかなと思っています。
ただ、ここでいう「型」は、決まったフォーマットやテンプレートのことではありません。
結局、面談は対話です。
相手によって流れも感情も違います。
だからこそ大事なのは、まずは
「来談するきっかけとなった経験に対して、しっかり経験の再現を行うこと」
なのだと思っています。
何が起きて、CLがどう感じ、どう意味づけし、何が揺らいだのか。
そこを丁寧に追っていくこと。
それが、私にとっての“型”でした。
合格はしましたが、かなり反省も多い面談試験でした。
だからこそ、これから受ける方には、「量」と同時に「自分なりの軸」を大事にしてほしいなと思います。
