2025/09/25 職場で感じた子育て観のギャップ 〜抱っこの時間は今だけ〜
2025/09/25
窓を開けるとまだ肌寒さが残る空気がスーッと体を包む。5時半を過ぎると薄明かりがゆるやかに部屋を照らし、淡い光の帯がカーテンの隙間から顔を出す。
気温差に季節の変わり目を感じる。
次女を保育園まで送り、職場へと向かうころにはじんわりと汗が滲んでいた。

この日、何気ない職場の会話の中で思いがけない言葉に出会うことになった。
「年長さんなら、もう抱っことかしないでしょ?」
思わず耳を疑った。
私にとってはごく自然な日常が、他の人には驚きに映るのだと知り、胸の奥が少しざわついた。
私にとっての抱っこの時間
我が家では、朝も夜も毎日のように抱っこをしている。6歳の次女はもちろん、小3の長女も。
眠いとき、不安なとき、ただ甘えたいとき。
抱っこをせがむ子どもの顔を見れば、自然と腕を差し出してしまう。
それは子どもにとって安心の合図であり、私にとっても愛おしさを確かめる大切なひとときだ。
体は大きくなったけれど、まだまだ園児。
小学生になっても、きっと甘えたい気持ちはそう簡単にはなくならないと思う。
世代や立場の違いが映すもの
職場には、孫がいる上司や独身の先輩や同僚たち、成人した子を持つ人生の先輩が多い。
実のところ、子育てのリアルタイムにいるのは私だけだ。
だからこそ「もう抱っこなんてしないよね?」という感覚が生まれるかなと思う。それとも、年長さんくらいから、みんな抱っこをしなくなるものなのだろうか。
私が「まだまだ毎日、朝晩抱っこですよ〜」と笑いながら答えたとき、周りの皆も笑ってはいたけれど、その言葉にはやっぱり隔たりを感じた。
育児のリアリティは、同じ景色を見ていないと分かち合いにくいものなのかもしれない。
世代や立場が違えば感覚が違って当然なのだ。
私が思っていたよりもずっと深いギャップがありそうだと痛感した。
今を大切に抱きしめていたい
自分の子育ての「当たり前」を改めて見つめ直すきっかけにもなった。抱っこは私にとって欠かせない日常だけれど、それが全ての人にとって当然ではないのだということ。
抱っこの時間は永遠ではなく、いずれは自然に終わりが来る。
だからこそ「まだ抱っこしている今」を心に刻んでおきたい。小さな背中を抱きしめられるのは今だけの特権であり、親子の間にしか流れない温かな時間だから。
最近、お子さんを抱きしめましたか?
そして、あなたの家庭の「当たり前」で、ちょっと周りと違うかもなんて思い当たることありますか?
周りの視線を気にしすぎず、家族にとって大切な時間を守っていけたらいいですね。
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