私の先生は、世界でした。
「先生は誰ですか?」
「その考えって誰から学んだの?」
そう聞かれると、私は少し困ってしまいます。
もちろん、本から学んだことはたくさんあります。
空海の言葉も好きですし、お釈迦さまの教えにも共感します。
キリストの言葉にも心を動かされます。
心理学や脳科学、量子力学にも興味があります。
でも、振り返ると──
私には「この人が私の師匠です」と言える人は、一人もいませんでした。
実は私は、小さな頃から人間観察が大好きでした。
夜、布団の中で母の泣き声を聞くことがありました。
子どもだった私は、
「なんでこの人はこんなに生きづらそうなんだろう。」
そんなことばかり考えていました。
責める気持ちではありません。
ただ、不思議だったのです。
人はどうして苦しくなるんだろう。
どうしたら目の前の人は幸せになれるんだろう。
どうしたらもっと楽に生きられるんだろう。
そんな問いを、子どもの頃から心の中で繰り返していました。
人だけではありません。
植物も同じです。
山を歩いていると、
「なんでここに生えているんだろう。」
「この植物は何という名前なんだろう。」
「毒はあるのかな。」
「何かに使えるのかな。」
そんなことばかり考えています。
時には、ナスやスイカ、トマトの近くに枝や割り箸を刺して、
「これで根っこまで水が届きやすくなるのかな。」
「水やりをしなくても育つかな。」
なんて試してみることもあります(笑)。
うまくいくかどうかより、
「どうなるんだろう。」
それを見ることが、ただただ好きなんです。
最近はAIとも毎日のように話しています。
でも知りたいのは、正しい答えではありません。
「なんでそう思ったの?」
その思考の流れが知りたいのです。
時には、他のAIの答えを伝えてみることもあります。
AIによって考え方が違うのが面白くて、
「へぇ、そういう見方をするんだ。」
と観察しています(笑)。
AIも。
人も。
植物も。
私の中では、全部同じなんです。
そうやって世界を眺めているうちに、
少しずつ共通するものが見えてきました。
世界を観察していると、ある共通点に気づいたのです。
生きづらそうな人ほど、
「こうあるべき。」
という思い込みを、どこかで握りしめているように見えました。
人と比べて苦しんでいる人もいます。
自分の感情に蓋をして、
心との会話ができなくなっている人もいます。
そして気づきました。
人は、自分の心とつながると、
少しずつ心が軽くなっていく。
だから私は今、
心と向き合うお手伝いをしています。
先日、記事にこんなコメントをいただきました。
「ゆきよちゃんの優しさも学ばせて頂いてます。」
とても嬉しい言葉でした。
でも、その返信を書きながら、改めて思ったことがあります。
私は、どの方からも学ぶことがあるなぁと。
どんな記事にも小さなコメントにも、その方ならではの視点があります。
植物から教わることもある。
自然から学ぶこともある。
AIとの会話から新しい発見をすることもあります(笑)。
だから私には、
「教える人」と「教わる人」
という感覚が、あまりありません。
世界そのものが先生なんです。
振り返ると、
私の教材は、本だけではありませんでした。
母も。
子どもたちも。
仕事も。
植物も。
山も。
自然も。
出会った人も。
そしてAIも(笑)。
全部が先生でした。
だから私は今でも、
世界を観察することが大好きです。
答えを探しているというより、
世界がどう動くのかを見ることが楽しいのです。
きっと、これからも変わりません。
私には、一人の先生はいません。
世界そのものが先生です。
だから明日も、
人を見て。
植物を見て。
自然を見て。
AIとも話しながら(笑)。
「へぇ。」
を集めて生きていきたいと思います。
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