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雨の季節がやってくる:水田・飲水・自然のため:1年の滋養となるならば雨はとくに困ったことではないのだが


はじめに


 雨の季節をまもなくむかえる。田を起こして整えて、水を張ったうえで田植えがはじまる。平らな地域では毎年の恒例行事。見慣れた風景だが、ことしはどことなく米価とともに気になる光景。そしてこの雨。梅雨のまえからぐずつき気味で、さつき晴れの澄みきった空をまだ一度も見る機会がない。雨にまつわるさまざま。

きょうはそんな話。

ふとん干し


 昨年のおなじ時期にはもっとベランダが活躍していたような…。どうもふとんを干す機会がやってこない。乾燥にうってつけの5月というのに。これだけ雨がつづくとなかなかその機会はやってこない。

部屋じゅうのなにもかもを乾燥させたり、虫干しさせたりで梅雨にそなえようと例年ならばそう。ことしは雨のあいまを見て、シーズン中に世話になった冬物を洗濯して干したのち、すぐにとりこみケースに入れて密封。はたしてこれでカビなどだいじょうぶだろうか。若干心配になるほど雨がつづく。

洗濯のチャンス


 いつもの年ならば梅雨のあいだの洗濯は、「ここぞ」と思った瞬間を逸すると、しごとの関係もありなかなかつぎの機会はやってこない。それがことしは梅雨入り前というのにそんなことをすでに5月からずっとやっている。

パジャマを午前の早いうちに洗濯して干すと、3時ごろにはとりこめて着れるのが例年のこの時期にふつうにやれた。ところがことしはそういうわけにいかない。

雨音がしなくなったらすぐに洗濯機をまわし、小雨でもベランダで乾かしつづける。軒の深いつくりに感謝する。多少の雨でも洗濯物を守ってもらえる。それぐらいしないと仕事中に職場で晴れ間が出て、「洗濯できたのに」とくやしがってもどうしようもない。近所のコインランドリーの場所を確認しておこうか。

買いものに向かう


 いつもならばここから小1時間ほど店々を歩いてめぐり、リュックに食料をつめていく。しごとの帰り道ならばなおさらおなじ作業が捗る。ところが雨降りでは躊躇。降ったり止んだりで、傘をしょっちゅう店に忘れていま来た道を引き返す。なるべく通勤用のくつを濡らしたくない。防水だがそれでもおなじ。こどものころの雨靴はべんりだった。こんなときのためにあるとつくづく思う。

しかたないので雨でもかまわず都合に合わせてきょうは車で用件に向かおう。そういえばエンジンをしばらくかけていない。公共交通機関で通勤しはじめ車の出番が減った。こうしてたまに動かさないとバッテリーがあがってしまう。

ふたたび雨について


 この半年ほど近所の川はおだやかな流れのまま。ここに移り住んで2年、大雨時はいずれも両親を連れてホテル避難するので「川が水でいっぱいになる」というのを目にしないし、警報で利用中の交通機関の運休に遭遇しない。近ごろは警報の発出まえに広報し、実際に早めに休止するようになったのが大きい。

これとはべつにここ5年ほど「危険」に遭遇しないように、かなりはなれた位置に移動して寝泊まりしてやりすごしてきた。それだけ以前住んでいた中山間地の家でのくらしとくらべると自然災害のリスクはあきらかにちがう。以前の家では何度か土砂崩れに遭遇、一度は数秒差でまきこまれずに済んだ。それとくらべるといまはある程度の危険からはなれたところにいると感じる。

おわりに


 ことしもなんとか穏便な気候であってほしい。雨は必要なだけで災害にならないだけ、必要な量の水を確保できさえすればと願う。一方で、ことしもこれまでと同様になるべく危険を早めに察知して、まわりのヒトビトとおたがいに協力しあい回避しようと思う。これまでなんとかそうやってやりすごせたのだから。


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