まったくの初心者のつもりで素直にことにあたる心づもりでいくと
はじめに
何でも身につけようとするならば最適の時期かもしれない。そんなとき「はじめてです。」「1からおしえてください。」のきもちでやろうとこころづもりする。知った顔するのはあまり得にならないとわかった。
きょうはそんな話。
ものを知れる
これまであまり触れてこなかったいくつかの分野がある。たとえば世界史。学習サポートでは歴史を教える機会については中学生まで。したがって日本史中心で、そこへ世界各地との関わりというかたちで常識程度にさらりと触れていたにすぎない。そのためフランス革命あたりを中心に、その時代のできごとがあちこちでおぼつかないままになっている。
一から高校レベルのテキストや資料集で知ろうとすればなかなか興味深い。あらためてそののち書物などに目を通すと、多少聞きかじる美術の分野と地域の情勢との関係などを知れる。なるほど歴史とはこういうふうに多方面への影響と結びつけながら学ぶとおもしろいのかとあらためて気づく。
どうせならば
多くのジャンルで初心者向けの書物を見つける。たいてい図書館で。
すると専門の分野ですら初心者向けの書物は参考になる。みずからで教える際にもう一度ポイントの個所の点検ができて、重点を置くべき場所が時代とともに変化すると知れるから。初心者にとりわかりにくいと思われる個所に、もう一度真摯なきもちで接してみる。
こう案内するとスムーズに理解できるのかとあらためて知れるし、こうした初心者向け書物や資料こそいちばん力点をおいてつくられているから、あらゆるところにポイントを内包しているともいえる。簡潔にしかも主要部分がすんなりあたまに入るようにつくられている。
すなおに
これまで知り得なかった分野の書物では、より一層、明確な案内が欲しい。しかも初心者むけの書物はコンパクトでページは少なめで薄いものが多い。どんな分野でもとりあえず必要な要素を簡潔な表現でほぼもれなく含んでいる。独学で身につけたい場合にはまずはそこから着手するのがいちばんの早道。
学ぶうえでの常道かも知れない。素直なきもちになり教えを請うかたちで、一からまずはじっくり目をとおす。とばしがちで、あっさり斜め読みしがちな「はじめに」こそ噛んでふくめるように書かれているので、しっかり読むとこれから体験する未知の世界への構えができる。
誤解を解く
かならずどこかでみずからの知識にずれや誤解があったのだと知れる個所に遭遇する。その場でふたたび素直になれるかどうか。あらためてしっかり地に足をつけて真正面を向き著者に接してみる。くりかえし文を追う。するとつぎの段階にすすみやすい。
ここまでくればペースがつかめるし、著者に先導役として案内してもらえる。できればおなじジャンルについてべつの著者の書物があればこちらも目を通したい。こんな進みかたもあるのかと知れる。どちらが自分に合っているか気づけるかもしれないし、定着してあたまに整理して残すにはどの方法がいいかわかるかも。
案内役は
書物だけでない。講義や講演など話者によって伝わりかたはちがうし、耳にのこる部分も異なる。演者が疑問に思い、調べて得た知識や経験がその場その場面で語られる。
聞き手にとってもおなじように難所のひとつにちがいない。ここに至るあたりの周囲にはいくつかその手がかりが散りばめられているし、そのどれかに解くためのカギがあるのかもしれない。ヒトそれぞれ感じかた・捉えかたはことなるので、どれが合致するかはいくつか聴いてみないとわからないかもしれないが。
おわりに
学んだことを今度は幾人かのヒトに向かい話してみるといい。どれほど理解が進んだかその行動でもってよりわかるから。ここがあいまいだなとかヒトにわかってもらううえでまだ足りないなとか見えてくるはず。
