消えた夏祭りの灯りを取り戻せ!【後編】
【前編】はこちら👇🏻
じまにゃんが次にやってきたのは、
盆踊り会場エリアのすぐ隣にある
大きな木の下だった。
木のふもとで灯りを持ったリスが、
こちらを見て立っていた。

🌻「こんばんは、じまにゃんです。
あなたは"ろくにんのあかりをささえしもの"ですか?」
🐿️「そうだYo!君がじまにゃんだね!👀
このクイズに正解したら、この灯りをあげちゃうYo~☆ファイツ!🔥」
随分陽気なリスだ……!
じまにゃんはごくりと唾をのみ込んだ。
🐿️「問題だYo!
木の葉の隙間から優しく差し込む光のことを、何ていう~?🍃☀️」
あのお昼寝する時に、気持ちのいい影。
そよそよ揺らぐ木々と、風のにおい。
じまにゃんは、すぐにわかった。
🌻「こもれび!」
🐿️「正解だYo~!✨
ここは木漏れ日亭。僕は木漏れ日亭のマスター!
暗い夜にも、ほっとできる灯りは必要だよNe☆」
そう言って、パチンとマスターが指を鳴らすと、
別のリスがコーヒーを持ってきてくれた。
🐿️「ほっと一息ついたら、次も頑張ってNe!☕✨」
じまにゃんは、
ほっと一息ついた。
ここまでの緊張が
少しほぐれたようだった。

🌻「ますたー、ありがとう」
マスターは微笑んだ。
じまにゃんはコーヒーを飲み終え、
リスのみんなに手を振りながら
木漏れ日亭をあとにした。
見える灯りは、
あとひとつだった。
"六人の灯りを支えし者"
って最初の紙には書いてあったけど、
次の灯りが5つめ。
でも、他に灯りは見えない。
どうゆうことかな?
そんなことを考えながらやってきたのは、
祭り会場の裏路地的な場所だった。
人気もなく、
喧騒と離れたここは
いい雰囲気の場所だった。
じまにゃんがキョロキョロ辺りを見渡すと、
紙がヒラヒラと落ちてきた。
斜めの線が二本。
二つの道が交わるとき、現れる文字は何?
斜めの線が二本……
//?
\\?
/ \ ……!
わかったぞ!\(^o^)/
🌻「えっくす(X)だー!」
じまにゃんがそう叫んだ瞬間、
目の前の壁に「X」という文字が
ライトアップされた。
そして、
その中央には男の人が立っていた。
不思議と顔は見えなかった。

🌻「ほんとうは?」
X「謎です」
🌻「どこからきたの?」
X「それも謎です」
🌻「じゃあなんならわかるの?」
X「この提灯の灯りを君に渡すということだけ」
そう言って、謎の人物Xは、
じまにゃんに提灯の灯りを渡して
どこかに消えてしまった。
🌻「なんだったんだ……」
何はともあれ、じまにゃんは
5つの提灯の灯りを手に入れた。
もう他に灯りは見えない。
🌻「ひとつたりない……?」

5つの提灯の灯りを並べて眺めていると、
不思議とその灯りたちから
声が聞こえるようだった。
🕯️『提灯広場だよ!』
🕯️『そこに最後の大きな灯りがあるよ!』
🕯️『提灯広場の大きな提灯の中に、僕たちを置いてみて!』
じまにゃんは灯りがしゃべるという
不思議な現象を目の当たりにしても、
自然と受け入れた。
🌻「ありがとう。いってみるね」
そして5つの灯りを持ったじまにゃんは、
提灯広場を目指して歩いた。
辺りはまだ暗かった。
「えーん。ママ~こわいよ~」
「いつになったら灯りがつくのかしら……」
そんな不安がる声が
あちこちから聞こえてきた。
提灯広場には
たくさんの提灯が飾られているが、
星形に配置された5つの大きな提灯と、
その中央に特大サイズの提灯がある。

じまにゃんは、
星形に配置された大きな提灯に、
カナミン
ひゅーさん
しうまい先生
木漏れ日亭のマスター
謎の人物X
それぞれからもらった提灯の灯りを
置いて回った。

すると、辺り一面キラキラ光出した。

「綺麗……」
わぁ……っと静かに歓声が上がった。
でもまだ夏祭り会場の灯りは暗いままだ。
じまにゃんは、
5つの提灯を灯したあと、
中央の特大サイズの提灯のそばに立った。
すると、声が聞こえた。
✨「小さな力でも、いくつも噛み合えば大きな力になる。
くるくる回って仕組みを動かすものは、なーんだ?」
大きな提灯の中からは、
ネジが動くような、
時計の針が動くような、
そんな音がしたような気がした。
🌻「もしかして……さらりーまん?」
✨「そうそう、社会という仕組みをくるくる回してお疲れ様です……って、違うわ!(笑)
機械よ、機械でよく使われてるやつ!」
🌻「うーん。もしかして、はぐるま?」
✨「そう!大正解!」
その瞬間から、ハッキリと、
カチ……カチ……カチカチ……
と、歯車が回り出す音がし始めた。
カチカチカチカチカチカチカチ……!
歯車が勢いよく回る音がする。
✨「じまにゃん、よく頑張ったわね。
歯車も、ひとつ欠ければ動かなくなる。
この夏祭りも、たくさんの人の力で動いてるんだよ。」
そしてついに、
会場中の提灯の灯りが灯されてゆく……。


「灯りだー!灯りがついたぞー!!!」
「わー!やったー!」
「祭りだー!祭りのつづきだー!」
大喝采が起きている。
会場中が一斉に活気を取り戻した。
大きな提灯の後ろから、
綺麗な女性が姿を現して、
こちらに歩いてきた。

🌻「あなたは……?」
✨「私は、まりー。
この夏祭りのメインスポンサーよ。
消えた灯りを取り戻してくれて、ありがとう。
実はね、会場中の灯りは、
この大きな提灯の中にある歯車で動いていたの。
でも祭りが盛り上がって、
一度にたくさんの提灯へ光を送ったせいで、
歯車に大きな負担がかかってしまった。
その瞬間、歯車を動かしていた5つの灯りが、
会場中へ飛び散ってしまったのよ」
🌻「じゃあ、さいしょにおちてたかみは……?」
✨「特殊な念能力を使って、私が飛ばしたの。
ここから動けない私の代わりに、
灯りを集めてもらうためにね。
私の念は、人間には飛ばせないから……。」

じまにゃんをよしよししながら、
まりーは会場を見渡した。
✨「ひとつひとつの灯りは小さくても、集まれば大きな仕組みを動かせる。
この夏祭りも同じ。
主催者だけでも、
スポンサーだけでも、
屋台を出す人だけでも完成しない。
参加してくれるみんなの力が噛み合って、
初めて夏祭りは動き出すのよ」
🌻「うん」
✨「夏祭り、引き続き楽しんでね!
じまにゃんとこちゃが心配してると思うよ」
🌻「ありがとう、まりーさん!」
じまにゃんは走り出した。
振り向いた時には、
まりーさんの姿はもう見えなかった。
🐈「ちょっとー!じまにゃーん!どこ行ってたの!?心配したよ~~~~~~(泣)」
👓「本当に。会場中暗かったから、余計に心配でずっと探してたのよ。」
🌻「ふたりとも、しんぱいかけてごめんなさい。
じつはね、こんなことがあったの」
ふたりは目を丸くしてじまにゃんの話を聞いた。

🐈「そんなことがあったの……?」
👓「じまにゃん、ひとりでよく頑張ったね。」
こちゃがじまにゃんの頭をなでると、
じまにゃんは少しだけ誇らしそうに胸を張った。
🌻「ぼくがあかりをつけたんだよ!」
🐈「すごいじゃーん!!!」
辺りを見渡すと、
夏祭り会場には再びたくさんの笑顔が溢れていた。
屋台では美味しそうな食べ物が並び、
盆踊りの音楽が鳴り、
展示を眺める人たちの楽しそうな声が聞こえる。
提灯の灯りは、
さっきよりも明るく輝いているように見えた。
🐈「ところでじまにゃん、何か食べたいものある?」
🌻「ばななちょこ!」
👓「甘いのは、ちょっと……。」
三人は笑いながら、
明るくなった祭り会場へと歩き出した。
その後ろでは、
たくさんの提灯がゆらゆらと揺れている。
まるで、
「おかえり」
そう言っているようだった。
じまこちゃ夏祭りは、まだまだ終わらない。
(完)

やっほー!じまにゃんだよー!🤗
最後までお読み頂き、
本当にありがとうございました!!!
この記事は、前編と合わせて、
「じまこちゃ夏祭り」を支えてくれている
スポンサーの皆様への感謝を込めて、
特別に執筆しています。
夏祭りを支えてくださっている
スポンサーのみなさま、
本当にありがとうございます!!!
そして最後までお読み頂いた、全あなた!
感謝の気持ちでいっぱいです。
引き続き、
夏祭りをお楽しみくださいねー!

この記事は、コメント大歓迎です!
物語の印象に残ったシーンや、
好きな場面、
夏祭りの感想など一言でいいので、
何かコメント頂けると
とっても励みになります!^^
もちろん、
いつもそっと応援してくれているあなたも
ありがとう♡
ではでは、今日はこの辺で!
じまこちゃ夏祭りは、
7月23日(木)までです!
KOTAYAの案内所で成果報告して、
称号と記念画像を
忘れずにゲットしてくださいね!
まったね~~~👋🏻


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