No.08:あなたの行動を制限する「どうせ自分はダメな人間だ。だから人には親切にしない」という思考|時空ラボ
「私は怠け者だ。だから今日は何もしない」
……どうでしょうか。
おかしなものの考え方だな、と思いますよね。
これは因果関係が逆転しています。
自分の感情を根拠に、ネガティブな結論を導いてしまっているのです。
なお、「今日は何もしない。だから私は怠け者だ」だったら、意味は通じますね。
◎マイナスな結論を引き出すネガティブ思考
ほかにも例を挙げてみます。
「どうせ自分はダメな人間だ。だから人には親切にしない」
「私は人に好かれていない。それなら人が気に入らないことをする」
「自分はあなたに対して憎しみを持っている。それは、あなたが私のことを嫌っている証拠だ」
……もう十分でしょう。
このような「認知の歪み」を「感情的決めつけ」とよびます。
上記は極端な例なので、なかなか自分事として捉えられる人は少ないかもしれませんが、こうしたものの考え方が実際に存在するのです。
◎「感情的決めつけ」が行動を制限する
では、こんな思考の流れだったらどうでしょうか。
「この参考書は分厚すぎるように思える。だから読み通すことは不可能だ」
ちょっと上手な例ではないですが、意外と皆さんも陥ることがあるかもしれません。
どんなに分厚い参考書でも最初の1ページから読み進めていけば、いずれ最後まで読み通すことができるものです。
しかしマイナスな感情が行動を制限し、なかなか行動すべき事柄に手を付けられないでいることは、意外と珍しくないのです。
皆さんも何か移すべき行動に、なかなか手を付けられないことがある場合、「感情的決めつけ」に陥っていないか確認してみるといいでしょう。
No.09では、誰でも陥りがちな「レッテル張り」について解説します。
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