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roughbudgetmate
小説を書き始めて変わったこと
小説を書き始めてから、書くことへの向き合い方が、少しだけ変わった気がする。
エッセイを書く時は、自分が感じたことや考えたことを、そのまま綴る。
いわば、“自分全開”のスタイルだ。
一方、小説では、自分とは違う人が主体になる。
この人物はなぜ苦しんでいるのか。
なぜ憎しみを抱いているのか。
そんな物騒な感情を抱くに至った背景や、その人の心理まで考える。
どんな生い立ちで、今は何をしているのか。
自分を主人公にしない限り、イメージはどんどん膨らんでいく。
さらに、その物語で読者に何を伝えたいのか。
社会問題なのか。
孤独なのか。
悲しみなのか。
恐怖なのか。
それとも、救いなのか。
思考のループにはまってしまうと、何時間もそこで立ち止まってしまう。
たった数点の作品しか投稿していない私が、いっぱしの作家のように語るのも滑稽だけれど、執筆の疲れが出ることに違いはない。
そして、何より大きな変化は、本業を含めて、パソコンの前に13時間以上座っていることの副作用だ。
登場人物の心理を考えながら、お菓子をパクつく。
プロットに詰まりながら、ナッツをつまむ。
文章を直しながら、甘いドリンクを飲む。
その結果、ストーリーが固まっていくのに合わせるように、私の脂肪も着実についていった。
小説を書き始めて、いちばん変わったこと。
それは、私の体型だった。
