見出し画像

闇 595(真夜中の侵略者編)

闇 595(真夜中の侵略者編)

2026/06/26 fri
※これは文学の中で前代未聞の新雪を歩く作品。否定しても嘲笑されても、これまでの蓄積した文字数に及ぶ事実と史実はもう変わらない。
※スキ二度押しユーザーは本当にウザいのでブロックする事にしました。
前回の章


二千二十三年一月二十四日、火曜日先負。

月毎どんどん増えていく河本マンションの光熱費。
九月途中で入居して、後付けで大家から請求すると言われて始まったこの生活。
今までいくら払ってきたっけ?

十月で一万八千円ちょっと。
十一月で二万四千円だっけ?
十二月で三万二千円だったと思う。
そして今回四万円越え……。

毎回六千円以上光熱費が上がっていくって、あり得るのか?
何か考えれば考えるほど、苛立ってくるな。

「湯浅さん……」
「はい、何でしょう?」

「湯浅さん家って、毎月光熱費どれぐらいいきます?」
「うーん…、そういうの母親に全部任せているんで、自分よく分からないんですよ」

「あ、そっか。湯浅さんは実家ですからね」
「お役に立てずすみません」

ちょっと一人暮らしの従業員から、月にいくらぐらいか聞いてみるしかないか。

電気代で考えられるのが、料理する頻度が上がったのでIHの仕様が増えた事。
それでも節制する為に自炊を始めたのに、それに伴い電気代が六千円以上の単位で上がっていくなら、普通に外食したほうがマシだ。

俺は仕事帰り、カセット式のガスコンロを購入した。
これなら電気を使わずに済むし、毎日出る食事代千円の中から予備のカセットボンベをちょいちょい買えば済む。

部屋に居る事多いが、暖房はなるべく使わずコタツで丸くなって過ごす努力もしている。

これで次に四万円台や三万円台の光熱費来たら、明らかに大家がおかしい。
手書きの数字を弄っているか、適当な金額を書いて請求しているかだ。

家賃は六万八千円でも、光熱費を合わせると十万円越え。
何でこんな目に遭わなきゃいけないのだろう?

ここから先は

10,721字 / 8画像
この記事のみ ¥ 50,000

闇シリーズを守る為。内容やアイデアだけパクられるのを防ぐ為。

闇シリーズ(メンバーシップ)

募集終了

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?