日本酒×ハッカソン 第一幕レポート
こんにちは! 日本酒ハッカソン事務局です。
2026年7月4日(土)、日本酒とテクノロジーをテーマにした、「日本酒×ハッカソン」Day1が開催されました。
県内外から約100名程度が参加し、学生から社会人のベテランまで、幅広い世代が一堂に会しました。


ハッカソンの開催趣旨や経緯は以下note、特設サイトをご確認ください!
開会あいさつ
ハッカソンの幕開けにあたり、石川県 浅野副知事(CDO)よりご挨拶をいただきました。日本酒という石川県の誇る地場産業と、参加者の皆様のアイデアやテクノロジーの力を掛け合わせることへの期待や、本イベントが今後の産業振興や地域のDX化つながることへの想いをお話しいただき、会場全体が引き締まる開会となりました。

視察・激励のあいさつ
石川県知事 山野之義氏/金沢市長 村山卓氏
会場には石川県知事の山野之義様、金沢市長の村山卓様にもお越しいただき、ハッカソンの様子をご視察いただきました。各チームのディスカッションの様子をご覧になりながら、参加者の皆様へ激励のお言葉をかけていただき、参加者のモチベーションが高まる時間となりました。


インプットセッション①日本酒の基本知識と研究紹介 尾関健二氏 金沢工業大学客員教授
本日一つ目のインプットセッションは、金沢工業大学客員教授である尾関健二様による講演でした。
日本酒づくりの基本である「並行複発酵」や、麹菌(国菌)・酵母が生み出す味や香りの仕組みに加え、日本酒に含まれる機能性成分「α-EG」の研究について紹介されました。日本酒は単なる嗜好品だけではなく、肌のハリや酒粕の活用など、新たな価値を持つ発酵食品として捉え直せる点が印象的でした。
一方で、日本酒の関心度は日本の中でも減少傾向にあり、若い世代・女性層への伝え方など、研究と情報発信の両面から日本酒の可能性を広げていく必要があると課題提起もいただきました。

アイスブレイク
第一幕は、本日のみの即席チームを編成してスタート。
最初のアイスブレイクでは、日本酒の銘柄当てクイズを行い、チームでの交流を深めてもらいました。
また、今回のアイスブレイクでは、北陸大学の学生に企画からお手伝いただき、当日の進行を行ってくださいました!

インプットセッション② 売り手からみる日本酒 瀬戸伸夫氏 有限会社伸栄館 社長
2本目のインプットセッションは、酒販店を営んでいる瀬戸様の講演でした。酒屋の数が減少している状況の中で、地域の酒屋がどのようなことを考え、どのような業務を行っているのかをお話しいただきました。
石川県の酒は料理に寄り添うことを強みとしながら、「辛い」「甘い」だけでは伝えきれない味わいや、造り手である酒蔵の思いを、お客様との会話の中でどう言語化して届けるかが、難しいことであり、重要であると紹介されました。
単にお酒を販売するのではなく、「酒蔵と消費者をつなぎ、その魅力をわかりやすく伝える力を高めていくこと」「競合がやらないことに取り組み続けること」「酒販や消費者と信頼関係を築くこと」が、酒屋が生き残り続けるために求められているとお話いただきました。

Deep Research
本日のメインであるDeep Researchセッションが行われました。インプットセッションの内容をもとに、チーム内で疑問点や気になったことを洗い出し、本日のゲストや近江町市場等の現地調査を実施することで、日本酒における課題を見つけていきます。

DeepResearchにあたっては、車多酒造の車多慶一郎様、東酒造の東祐輔様に貴重なお時間をいただき、造り手の視点から様々な質問にお答えいただきました。実際に酒蔵を経営されているお二人だからこそお話しいただける、現場ならではの気づきや課題感は、参加者にとって大きなヒントとなりました。


また、現地調査では近江町市場の酒販店「酒の大沢」様にもご協力いただきました。インバウンド需要の多い近江町市場で店舗を構える立場から、訪日観光客と日本酒の関わり方など、現場の生の声をお聞かせいただき、データだけでは見えてこないリアルな課題を持ち帰ることができました。
本日上がった課題は、地域課題解決マッチングボックス「マッチ箱」に投稿されています!ぜひ、どんな課題が見つけられたのかご覧いただき、これから開発するプロダクトの参考にしていただければと思います。

第二幕 Day2に向けて
日本酒×ハッカソン第一幕は、日本酒における課題を皆様に徹底的に深ぼっていただく一日でした。
ここからは皆様のアイデアとスキルをフルに活用し、約三か月間取り組んでいただければと思います。
また、かならず取り組みをnoteやSNS等で情報発信してください!そちらも最終審査のポイントに加点されます(4ポイント/回 最大20点)のでお忘れないように!
以下のフォームから、情報発信したURLとチーム名を登録してください!
第二幕では、どんなアイデアが生まれプロダクトが生まれるのか。とても楽しみです!皆様、楽しんで挑戦してください!
