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回復期看護師の現場メモ〜服薬管理の成功は導入前に8割決まる?!

今回の記事は、
ママ薬剤師HONO(病院薬剤師)さん
から頂いたご質問をもとに、私なりに、『患者さんの服薬管理の支援』について考えてみたいと思います。

タイトル画像はHONOさんとのコラボ画像です✨️

※今回はちょっと真面目な記事なので、いつものイロドリテイストで読み進めると、あれ、オチはどこ??と迷子になります🤣
いつものイロドリをお求めの方は、本日投稿したAI雑記のほうをご覧ください👇️


ワタクシ、現場では医療安全委員なるものを任されておりまして。
昨年度の病棟のインシデントを集計📊、分析してみたんですよ。
服薬管理に関するインシデントの原因、ダントツ1位がこちら👇️

*患者さんの能力と服薬管理方法のミスマッチ


患者さんの状態をアセスメントして服薬管理を開始したはずなのに、
いざ始めてみたら、飲み間違えたり飲み忘れたり……。

おかしい…………😫

これが意味しているものを考えてみた時、以下のような問題が潜在していると思うのです。

私は服薬管理が成功するかどうかは
『導入してからの行動』より、
『導入する前のアセスメント』にあると思っています🙂‍↕️

事前に細かく計画を立ててから導入すれば、あとは決められたレールの上を走るだけ🚃
起こりうるミスすらも予測しておくことで、何かあってもリカバリーが可能になります。

……それでも予測できない事故も起きますけどね😅
時々。ほんと、極稀に😱

💊導入する前に何をアセスメントするか

私が現場で服薬管理を導入するときに、患者さんの何をチェックしているかを挙げてみます。

1️⃣服薬管理の必要性


QOL向上のためには、介護者がいても自分で薬を管理できるに越したことはありません。
だけどリスクが高い人も勿論いる。

服薬管理が本当に必要なのか。

万が一うまくいかなかったときに、リカバリー方法に選択肢の幅が出るので、この情報は必須です。


2️⃣患者さんの認知機能

HDS-RやMMSEなどの結果は参考としますが、絶対の指標ではありません。
この点数が低いからと言って、服薬管理ができないと判断するのは時期尚早。
なぜなら、机上課題は難しくても、個別に状況を設定すれば、管理が可能な方も大勢いらっしゃるからです。
少し主観的になりますが、普段の患者さんとのやり取りや印象などが結構大切な情報になってきます。

3️⃣抱えている高次脳機能障害 


高次脳機能障害の種類によって、管理の方法は細かく設定する必要があります。

*視覚的な説明と聴覚的な説明、どちらが伝わりやすいのか
*複雑な説明をどこまで理解できるか
*どんな状況で飲み忘れが発生しやすいのか
*飲み忘れた時に自分で気づけるか
*ミスが起きたときにどう対処するのか
(パニックになるのか、なかったことにして隠すのか、そのまま忘れてしまうのかなど)

このあたりを見ています。


4️⃣飲んでいる薬は本当に必要か


ママ薬剤師HONOさんのこちら👇️の記事を読んで考えました。

ほんとにそう🙂‍↕️
一度処方された薬は、そのまま飲み続けていることが多いと私も感じています。
もちろん、治療に必要な薬は継続しなくてはいけません。しかし、病状の回復や生活習慣を整えることで、見直す余地が出る薬も多いのです。

*鎮痛剤
*抗不安、鎮静系
*降圧剤
*下剤関係

など。
薬の数が多ければ多いほど。
飲む回数が多ければ多いほど。
服薬管理は難しくなります。
このあたりはぜひ見直して欲しい……!!
降圧剤がこの並びに入っているのは、病院の塩分制限食を食べ続けていると、だんだん血圧が下がってくる患者さんが一定数いるからです🙂‍↕️

看護師の一存でおくすりの変更はできません。
主治医と相談しつつ、必要なら採血データを見ながら、慎重に調整してもらうことが必要です。



5️⃣在宅での今までの管理方法


はい!ここ、テストに出ます😑

服薬管理=おくすりカレンダー
服薬管理=一包化

そんなふうに思ってる人🤚
non non🙂‍↔️
もちろん、おくすりカレンダーも一包化も大切な方法です。

でも、その前に確認しておきたいことがあります。

もともと、どんな方法で管理していたのか

患者さんに確認してみましょう。

医療者が提案した方法より、もともと生活習慣として組み込まれていた動作のほうが、圧倒的に習得しやすく、また、ミスも少ないものです。

複雑な手順、慣れない方法はミスにつながりやすいのです。
管理する患者さん自身が「面倒くさいな……」と思い始めたらもうアウト😫なんです。
逆にもともとの管理方法が煩雑であれば、その方法をベースに、やり方を少し整理してあげると、ミスは減りやすくなります。

6️⃣起こしそうなミス


本当にミスするかどうかは置いといて。
患者さんの性格や障害などから、ある程度「こういうミスしそうだな🤔」と推測することは可能です。

この「起こりそうなミス」を予測して、あらかじめ対策しておくことで、服薬管理の失敗を格段に減らすことが可能です。


📝内服はルーティンワーク

ここまで読んで、お気づきになった方もいらっしゃるでしょう🙂‍↕️

私、服薬管理を導入するときに、じつは、記憶力をあんまり重要視していません。
もちろん、ある程度は参考にします。でも参考程度です📔


私も毎日飲んでいる薬があるので、これは体験談でもありますが。
服薬管理ってじつは結構ルーティンワーク。
脳みそ🧠が覚えてなくても、身体が覚えていたら薬を飲むこと自体はできるんですよねぇ😳

成功の鍵は習慣化✨️
大事なのはこれではないかと思います。

服薬管理は、単純に「日付や曜日がわかるか」だけで成功するかどうかを判断できるものではありません。

薬を見て、
飲むタイミングだと気づき、
必要な薬を選び、
袋を開け、
水を用意し、
飲む。

細かく分解してみると、かなり複雑な生活行動です。

高次脳機能障害や認知症のある方は、薬そのものではなく、この一連の流れのどこかで躓くことが多いのではないかと思っています。

ちなみに私も内服のルーティンワーク、よく躓きます😑
だから、わかるっ……。躓く人の気持ちが!!

*私が薬を飲む時のよくあるミス
🥤水を口に入れる

😮上を向く前に口を開ける

重力「了解🫡」

💧水、退勤。

手順をひとつ間違えるだけで大惨事💦

服薬動作じゃなくて、水が口腔内から早期離職します🤣🤣

◆まさかの後編へ

このあと、実際に服薬管理を導入するときに私がしている工夫を記事にしようと思いましたが……。
思ったよりも長くなったので、前後編に分けたいと思います。

後編では、服薬管理を成功に導くための秘訣✨️(私の主観と体験なので絶対ではない🤣)をお届けします✨

👇️後半へ続く







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