「キュンパス」で岩手・青森1泊2日旅②宮沢賢治も見た風景とは【岩手盛岡〜花巻編】
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前回のつづきになります。
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岩手の人の優しさに触れる
次なる目的地は、宮沢賢治が命名したとされる喫茶店「光源社 可否館」。
リトル東京駅みたいな岩手銀行付近で、マップを片手にバス停を探して歩いていると、20代前半ぐらいの女性が、
「どこか探してますか?」
と、声をかけてくれた。
バス停を探しているというと、近くにバスターミナルがあるとのことで、丁寧に場所を教えてくれた。
や、優しい…🥹
こちらから尋ねたわけでもないのに、わざわざ声をかけて教えてくれるなんて(迷い人風だったかな?💦)
実はこの日、この女性の他にも2人の方に声をかけてもらって、バスの行き先などを教えていただいた。
駅で入手した紙のガイドマップを手にしていたからかもしれないが、それにしても岩手の方、気さくで優しすぎる…!!
盛岡に降り立って数時間で、既にふれあい人情旅なのだった✨
優しい方々のおかげで、無事材木町の光源社にたどり着くことができた。
宮沢賢治命名の光源社


光原社(こうげんしゃ)は、岩手県盛岡市材木町にある、宮沢賢治ゆかりの有名な民芸品店です。
1924年に賢治の唯一の童話集『注文の多い料理店』を出版した出版社が前身で、社名は賢治が命名しました。
現在は、全国各地の陶器、漆器、家具などを扱うセレクトショップとして運営されています。
光源社が出版社だった頃にできた喫茶室が「可否館」なのだそう。
光源社の中庭を進むと、時空を超えて宮沢賢治が生きた時代に迷い込んだような錯覚に陥る。

当時からそのまま残っているのであろうレトロな洋風の建物が、独特な空気を湛えているからかもしれない。



喫茶店「可否館」で時間旅行
「可否館」は、とても小さな喫茶店だ。


入ってみると、ちょうど運良くテーブル席がひとつ空いていて、待たずに座ることができた。
すぐ横の壁に、ステンドグラスが埋め込まれている素敵な席。
ビターなコーヒーの上に生クリーム、コーヒーの底にはざらめの砂糖が敷き詰められているという、三層構造のウインナーコーヒーを注文する。
名物のくるみクッキーも食べてみたかったけど、若干アレルギーの気配があるので、念のため断念した。
店内撮影は不可だが、注文した手元の飲み物は撮影OKとのこと。
なんとかアングルを考えて、ステンドグラスが入り込むように写真を撮った笑


とても素敵な店内だから、ついつい撮りたくなってみんなパシャパシャ撮影してたら、ゆったりできないもんね。
落ち着く。。
時間があきらかにゆっくり流れている。
狭い店内は満員に近いのに。
それぞれ何かしら話しているのに。
不思議な静寂と心地よさを感じるのはなぜだろう。
約100年前、宮沢賢治もここで原稿片手にコーヒーを飲んでいたのかなあと思うと。
岩手のこの地から書籍を出版するぞという、宮沢賢治や編集者たちの、当時の夢や情熱が追体験できる気がした。
決して大げさではなく、過去に時間旅行をしているような気分になった。
可否館、来れてよかった!




いつまででも居られそうなほどまったりしてしまったが、ここは盛岡。
本日の宿泊先、花巻市の花巻温泉郷に向けて出発しなければならない。
新花巻に停車する新幹線は限られているからだ。
本当は有名なご当地パン・福田パンの本店が徒歩5分ほどだったので寄りたかったが、またの機会とする。
でも盛岡駅で福田パンの「あんバター」ゲット。ついでにおいしそうな岩泉牛乳プリンも購入。


盛岡〜新花巻間は新幹線でわずか15分ほどにもかかわらず、車内でプリン&パンを半分食べた(残りは旅館でおいしくいただきました)。



“何もない”がある花巻の風景
新花巻駅に到着。
温泉地らしいのれんがお出迎えしてくれた。




駅前に「銀河鉄道の夜」のモニュメントがある(セロ弾きのゴーシュもあった)。
モニュメントをくぐると賢治作詞の「星めぐりの歌」が流れて、夕方の花巻の風景にメロディが溶け込む。


去年夏放送の、めっちゃ大好きだったドラマ「僕たちはまだその星の校則を知らない」。
宮沢賢治がテーマとして大きく関わっていたので、ドラマを少し思い出した。
続編あるなら、ぜひ盛岡や花巻でロケしてほしい(ギャラクシー賞取ったし期待していいかな!?)✨
あのドラマがあったから、岩手や宮沢賢治がより心にしみるのかもしれない。
ここが賢治の見ていた風景なのか。
だだっ広い大地があり、きれいな形の山々が見える。
この山は遠野方面なのかな。

特別なものは何もないが、“何もない”が確実にある。
禅問答のようだけど、そう感じた。
作られた観光地じゃない場所を訪れる贅沢。そういえば、最近味わっていなかった。
場所は真逆だが、それは熊本の阿蘇を訪れた時の開放感に少し似ていたような気がする。
予定では宮沢賢治童話村に行くことになっていたが、時間が足りず残念無念。
1泊だからね、余裕ないのです😂
予約している、花巻温泉郷の送迎バスに乗り遅れることはできない。
バスを待つ間、駅の売店でお土産を見る。
花巻ならではのお土産はだいたい揃いそうだった。
地元のクラフトビールもたくさん売っていた(友人が宿用に2本購入笑)。

いざ、花巻温泉へ
時間になり、花巻温泉郷共通の無料送迎バスにて、本日の宿泊先へ向かう。

ちなみに、この無料送迎バスは花巻温泉郷宿泊者専用で、事前に宿に予約を入れておく必要がある。
日帰り温泉利用では乗車できないとのことなので、要注意だ。
実は行くまで知らなかったのだが、花巻温泉郷には花巻温泉だけでなくたくさんの温泉が点在しており、今回の宿泊先も「松倉温泉」という温泉なのだった(事前に調べとけ)。
地図を見た感じでは、そこそこ駅近なのかなと思っていた。
ところが、最初に到着する温泉地である松倉温泉までの距離が、なんと16キロもあって驚いた!
これは送迎バスないと無理だね。
タクシー使ったら、とんでもない金額になっちゃう。
予約しておいてよかった😂
バスに揺られていると、外はすっかり暗くなりやがて夜が訪れた。
花巻の駅周辺はそれほど積もっていなかったものの、山の方へ向かうにつれて雪が深くなってゆく。
街灯のほとんどない、見渡す限りの雪道を30分ほど走ると、松倉温泉に到着。
本日のお宿「ガーデンリゾート悠の湯 風の季(はるかのゆ かぜのとき)」では、スタッフの方が外で到着を待っていてくれた。
いよいよお楽しみの温泉タイムだ♨️
③につづきます
雪をかきわけて電車は進む
見たことのない景色どこ向かう
旅に出ようと決めたら
サンジカンゴには知らない世界
イーハトーブ求めて電車は進む
途中の料理店で腹ごしらえ
まだ喰われるわけにはいかないんだ
ごめん先を急ぐ
常世と現世とのハザマのこの場所で
思うことは
ただあなたに会いにきた
会いにきたかったんだ
雪をかきわけて電車は進む
遠野の山を横目に眺む
オシラサマに聞いてみたい
この気持ちは間違いか?
常世と現世とのハザマのこの場所で
思うことは
ただあなたに会いにきた
会いにきたかったんだ
常世と現世とのハザマのこの場所で
思うことは
ただあなたに会いたかった
ずっと会いたかったんだ
岩手旅テーマソング「フユノマボロシ」作っちゃいました。
エモめオルタナロックです。
グレイプバインとかトラヴィス(トラビスジャパンじゃないよ)っぽいリバーブがかった音を目指して作りましたが、そうなっているかはわかりません笑
よろしければ聴いてみてください。
③はこちら↓
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