【審査員特別賞受賞(マイナビ×noteコンテスト)】岡田監督が起こした、いくつもの小さな奇跡と#想像していなかった未来
私がnoteで初めて書いた記事であり、noteを始めるきっかけにもなった「岡田監督が起こした、もうひとつの小さな奇跡」がマイナビ×noteのコンテスト「#想像していなかった未来」で「審査員特別賞」を受賞しました!
応募総数が12,685件もあった中、初めて書いた記事がこのような素敵な賞に選ばれるとは……阪神タイガースの岡田前監督(現・顧問)がまたまた奇跡を運んできてくれました。
実は、受賞前にはすでに新たな奇跡がいくつか起こっていました。
1つ目の奇跡:Xで拡散され、多くの人に読んでもらえた
「書くこと」は本業だけれど……
私はコピーライターやライターの仕事をしています。そのため、日々「書くこと」はしていました。でもそれは、依頼主であるクライアントさま(企業や団体)の活動や伝えたいことカタチにするための「書くこと」。ヒアリングやインタビューで引き出した内容をもとに言葉で紡いでいくので、当然自分でゼロから生み出したものではありません。
長年このような仕事をしてきたかせいか、自分の経験や感情を引き出して「書くこと」からは遠ざかっていました。忙しい日々の中で時間を割いてまで、仕事でもない文章を書くという選択肢はない……と。
でも、岡田監督の監督退任を聞いてそんなこと関係なくなったのです。「仕事は忙しいし、子どもや家族のあれこれもしなきゃいけないし、一銭にもならないのにそんなことしてる暇はない」なんてこと頭によぎることすら一切なく、気づけばPCのキーボードを一心不乱に叩いていました。そして、勢いでnoteのアカウントを立ち上げて、Xにも記事のURLを投稿。そこには、とにかくこの溢れる思いをカタチにして誰かと思いを共有したい!という純粋な思いしかありませんでした。
noteの記事がXで拡散され……
でも、Xはアカウントを立ち上げてからほぼ放置していたのでフォロワー数もフォロー数も2ケタ台前半で、阪神ファンのフォロワーはゼロ。ほぼ無風かも……とあまり期待はしていませんでした。
ところが。見ず知らずの阪神ファンの方々が私の投稿に気づいてくれて、拡散してくれて、多くの阪神ファンや野球ファンの人の目に記事が触れることになったのです。
「泣いた」
「あたたかい気持ちになった」
「いい話だから読んでみて」
といった感想やレコメンドのたくさんの投稿。こんなことが起こるとは想像もしていませんでした。まさに今回のコンテストのお題「#想像していなかった未来」です。
阪神タイガースの岡田監督退任(勇退)のニュースを見て、衝動的にnoteアカウントを新設し、衝動的に記事を書いてみました!超荒削りですがよかったらご覧ください#阪神タイガース #岡田監督 #岡田彰布 #阪神ファン
— いまなか ゆき (@ImanakaYuki) October 3, 2024
岡田監督が起こした、もうひとつの小さな奇跡|今中有紀 https://t.co/vWhYkdQGZq
初めての「サポート」が……
noteでもコメントをいただき喜んでいたら、さらに驚くことが起きました。
noteから「サポートのおしらせ」が届いたのです。サポートとは現在はチップという名称になっている、いわば「投げ銭」のような機能。そのサポートを、あるnoteユーザーさんが「息子さんにおやつでも買ってあげてください」と贈ってくださったのです。noteを始めたばかりでサポートのことについて知らなかった私。依頼されたわけではなく、自分が勝手に投稿した記事に対してこのような形で応援してくれる方がいるなんて……!驚きとありがたさで心がいっぱいになりました。

こんな風に投稿したnoteの記事を通じてXやnote、そしてリアルでも阪神ファン、岡田前監督ファン、野球ファン、野球に詳しくない人……さまざまな人から感想をいただいたり、意見交換をすることで、私の自分だけでは抱えきれなかった思いは昇華されていきました。
2つ目の奇跡:自分のために「書くこと」を思い出せた
そして、私は思い出したのです。文章を綴ることって、自分のためにもなるんだ。自分と誰かをつないでくれるものなんだ、ということに。
モノを書く仕事をしているのに、何を今さら。と笑われるかもしれません。でも、私にとっていつしか言葉を紡ぐこと、文章を書くことは「仕事」そのものになっていて、クライアントさまに「納品」するものになっていました。「納品」した言葉や記事に対してクライアントさまに「まさに自分たちのためのキャッチコピーになっている」、「わかりやすい記事にしてくれてありがとう」と言っていただけること、しっかりと社内外で活用いただくことに、やりがいと喜びを感じていたので、それだけで十分満たされていたのです。クライアントさまに「納品」した言葉や文章は、社会に放たれます。クライアントさんと社会をつなぎます。だから、自分が生み出すべき言葉や文章はパブリックなものだという認識がしらずしらずのうちに自分に刻まれていたのかもしれません。
それだけに、パブリックとは真逆、プライベートな自分の思いを綴ることの意味をすっかり忘れていたのです。
思い返せば幼い頃は友達との交換日記を通じて、日々考えていること、悩んでいること、好きな歌手のこと……など、なんでも共有していました。思春期には、不安定な心を日記に吐き出すことで自分を保っていました。失恋したときには、友達に手紙で心の痛みをさらけだしていました。つまらない授業中にたわいもない話題で友達とメモの手紙を何往復も送りあって、笑い合っていました。
書くことは、自分を助けて、自分と友達をつないでくれていたのです。
そうやって大人になってきたこと、すっかり忘れていました。
岡田前監督のおかげで、noteのおかげで、noteを読んでくれてつながってくれた人のおかげで、そのことが思い出せたのです。それは、私にとって新たな奇跡でした。
3つ目の奇跡:Xでつながった方々とnote記事をつくることができた
2ケタ台前半のフォロワー数だったXは、noteの投稿をきっかけに400~500人の方々とつながるアカウントになりました。世のインフルエンサーの方々に比べたら微々たる人数ですが、これまでXは眺めるだけだった私からしたら大きな変化。まるで初めて手に入れたスマホがうれしくてLINEスタンプを連打してしまう小中学生のように、フォロワーさんに喜々として話しかけたり、しょうもないことをつぶやいたり……。今や世界中でX離れがすすんでいると言われているのに、恥ずかしながら周回遅れでひとり盛り上がっていました。
そして、阪神から退団することが決まった外国人選手であるシェルドン・ノイジーについてのnote記事を書いているときに思いついたのです。
「フォロワーさんに協力してもらえばいいのでは……?」
私のスマホのカメラロールには、ノイジー選手のぼんやりした後ろ姿の写真しかない。一方、Xのタイムラインではファンの方々が撮ったいろいろな選手の素敵な写真が流れていました。そこで、
「ノイジーの写真を持っている方、記事に掲載させていただけませんか?」
とXで呼びかけたのです。すると、拡散してくださったフォロワーさんのおかげもあり、すぐさまざまな写真が集まりました。かくして、↓この記事ができあがりました。
実はノイジー選手、なかなか思うような結果が残せなかった時期も長く、X上でも多くの誹謗中傷を受けていた選手でもありました。だからおそるおそる写真募集をし、記事も投稿したのですが、ノイジーの素敵な写真を撮影し保管していた方々がたくさんいて、記事に対して「私もノイジーを応援していました」と感想をくれる方も多く、「実はこんなに愛されていたんだなあ……!」と心からうれしくなりました。
その後、阪神のマスコット・トラッキーの記事を書いたときも、同じようにXで写真を募集し、掲載。写真がなければ伝わらないトラッキーの仕事ぶりを、写真を提供してくださった方々のおかげで伝えることができました。
これらは、写真募集の呼びかけをXで拡散してくださった方々、写真を提供してくださった方々とともにつくった記事と言えるのです。noteのアカウントも持っていない、Xも休眠状態。そんな4ヶ月前の私からは考えられない奇跡です。
数々の奇跡を起こした記事が、「審査員特別賞」受賞という奇跡
殺伐としているといわれるSNSですが、noteという媒体とXの優しいフォロワーさんのおかげで、私は今のところ、あたたかさと心地よさを感じながら楽しむことができています。noteの記事を書くこと、その記事をきっかけにいろんな人と言葉や思いを交わすことでノイジーの退団、岡田監督の退任のロスもやわらぎ、トラッキーの素晴らしさも再確認でき、来季からの新生阪神を素直に応援できる気持ちが整いました。
そんな数々の奇跡を起こしてくれたきっかけになった記事「岡田監督が起こした、もうひとつの小さな奇跡」が「審査員特別賞受賞」に選ばれるという奇跡。
岡田前監督はもちろん、読んでくださった方々、選んでくださった方々、noteやXでつながってくださった方々、すべてに心から感謝です。
#受賞 #想像していなかった未来 #コンテスト #ライター #阪神タイガース
