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【ドラクエの】復活の呪文を書き写した私たちは、もう賢者かもしれない

こんにちは、いちごもんです🍓

ドラクエには「遊び人」という職業があります。

私が一番好きな職業です。

それについてはこの、記事に書いてあります。

戦闘中に遊ぶ。勝手に寝る。変なことを言う。

子どもの頃は、「なんだこの役に立たない人」と思っていました。


ところが、その遊び人はレベル20になると賢者になれます

なぜ遊び人が賢者になるのか。

子どもの頃は不思議でしたが、大人になった今なら少し分かる気がします。


ドラクエそのものが、遊び人たちが本気で作った遊びだったからです。

堀井雄二さん、鳥山明さん、すぎやまこういちさん。

当時の日本を代表するクリエイターたちが集まり、本気で「面白い」を追求した。仕事なのに遊んでいる。遊んでいるのに本気。まさに遊び人から賢者になった人たちです。


そんな遊び心は、ゲームの中にもたくさん隠されていました。


ゆうていみやおうきむこうほりいゆうじとりやまあきらぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺ………


ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

これは、ドラクエIIの有名な「復活の呪文」です。

この呪文を入力すると、「もょもと」という名前の、とても強い勇者のデータで遊ぶことができました。


今の方からすると不思議かもしれませんが、当時はセーブ機能がありませんでした
ゲームを終えるたびに、画面に表示された復活の呪文をノートに書き写していたのです。


ちなみに、ドラクエIIの復活の呪文は52文字


たった1文字でも間違えると、「じゅもんがちがいます」で終了です。

子どもだった私は必死にノートへ書き写していました。

「ぬ」なのか。「め」なのか。濁点は付いていたのか。

もはや冒険より集中力が必要です🤣


今振り返ると、本当にすごい時代だったと思います。

そして、復活の呪文の画面で流れていた、あの印象的な曲。

実はただのBGMではありませんでした。

曲名は「Love Song 探して」。

当時のアイドル、牧野アンナさんが歌っていた曲だったのです。

しかもゲームの中には実際に「アンナ」という歌姫まで登場します。場所はペルポイの町の地下。話しかけると「Love Song 探して」を歌ってくれるという、なかなか粋な演出が用意されていました。

子どもの頃はそんなことも知らず、復活の呪文を書き写しながら何度もあの曲を聴いていました。

今思うと、とても贅沢な時間だったのかもしれません。


そしてドラクエIII。

ついに復活の呪文ではなく、「冒険の書」に記録できるようになりました

王様に話しかけて「きろくする」。

あの瞬間は革命でした。

もう呪文を書き写さなくていい。未来が来たと思いました。


……便利になったのですが。

ドラクエ経験者なら、きっと分かるはずです。


あの恐怖を。


電源を入れた瞬間に流れる、あの不穏な
ドラクエ経験者なら、音名を書かなくても脳内再生されるはずです。


そして表示される、


ぼうけんのしょがきえました


の文字。


何十時間も育てた勇者。苦労して集めた装備。積み重ねてきた冒険。


そのすべてが、一瞬で消えてしまいます。


復活の呪文を書く手間はなくなりました。


しかし私たちは、その代わりに新しい恐怖を手に入れたのです。


便利さには代償がある。


そんなことを、ドラクエは子どもの頃から教えてくれていたのかもしれません。

それでも、たまに思い出します。


ノートを片手に、

「これで合っているかな……」

とドキドキしながら復活の呪文を写していた、あの頃のことを。


不便でした。面倒でした。


でも、あの時間もまた冒険の一部でした。


失敗して、やり直して、泣いて、それでもまた立ち上がる。

そう考えると、遊び人から賢者になる条件とは、知識や頭の良さではなく、


たくさん遊び、たくさん失敗し、それでも面白がれることなのかもしれません。


復活の呪文を書き写し、冒険の書が消える絶望を経験した私たちは、もしかすると、もう賢者なのかもしれませんね🍓✨

なんて、わたしはまだまだ遊び人のままがいいかな🤭💕


最後まで読んでいただきありがとうございました。

#ドラクエ #遊び人 #レトロゲーム #ゲームの思い出 #ゲームで学んだこと #復活の呪文

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