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文章を書く時、修正にどのくらいの時間や量をかけていますか?── 推敲のお話

光が柔らかく差し込む静かな朝。
お気に入りのノートとペンを開いて、自分の中にある言葉の断片を眺める時間は、わたしにとって何より大切な「自分を整えるひととき」です。

こんにちは。
杜まひろです。

今日は、読者の方からいただいた質問に答えていきたいと思います。
今回の質問は、のりまきさんからいただきました。ありがとうございます。

ある本を読んで、森見登美彦さんが、「プロとアマチュアの違いは、修正の数だ」と仰っていた、と書かれていました。
私はなるほどと思ったのですが、AIの分析で、あんまり整えすぎると、私の良さが薄まる、というようなことも言われました。
まひろさんは文章を書く時どのくらい修正に時間、量をかけていますか?
まひろさんはどんな風に文章を完成させられているのか気になります👀✨

のりまきさんより

これは、わたしの大好きな「推敲(すいこう)」のお話ですね。

推敲とは、文章の言葉や表現をよりよいものにするため、何度も考えて練り直すこと。
でも、のりまきさんが心配されている「整えすぎると良さが薄まる」という感覚、実はとても大切なんです。

わたしが推敲で意識しているのは、正解に近づけることではなく、自分の「違和感」を削っていく作業。きれいにまとめようとせず、あえて整えすぎずに「その時の体温」を残しておく。そんな“余白”を大切にしています。

わたしが大事にしていること(柱)は、主にこの4つです。

  • 体験や、その時に感じたこと(嘘のない自分の感覚)

  • 自分の言葉を使った表現や言い回し

  • 読みやすさ、わかりやすさ、リズム

  • 文章の構成(何をどこで書くか)

AIを編集の相棒として使う使わないにかかわらず、これらの柱が十分に満たされているかどうかが、わたしの推敲の基準になっています。

時間の使い方は「記事の深さ」で変わる

文章の修正にかける時間や量は、記事によっても変わってきます。
例えば、

① 経験を掘り起こして書く記事
② 今の試行錯誤を書く記事
③ 写真の記事

では、明らかに①に時間がかかります。

ここにはない「日記」。
これはあまり修正などはせずに公開しているので、ここでは除外しますね。

そして、記事を無料で出すのか、有料にするのかでも変わります。
やはり有料記事は、公開するその直前まで、何度も読み返しては推敲を重ねます。

具体的な数字でお伝えするなら、メンバーシップ限定記事(週1回)は、だいたい5日くらいかけています。無料の「15年の引き出し」シリーズでも、3〜4日ほどでしょうか。

「え!そんなにかけるの?」と思われた方もいるかもしれませんね。

でも、ずっとパソコンの前に座っているわけではありません。
家事をしたり、猫と遊んだり、日常の中でそのテーマを「連れて歩く」ような感覚です。ふとした瞬間に降りてくる言葉を待つ時間も、わたしにとっては大切な推敲の一部なんです。

「寝かせる」ことで、読者の視点に出会う

わたしは、「これでいいかな」レベルまで仕上げた記事を、必ず1日くらいは「寝かせる」ようにしています。

なぜ寝かせるのか?
それは、伝えたい気持ちが強いほど、文章が独りよがりになりがちだからです。

一旦距離を置くことで、書き手の自分から「一人の読者としての自分」に戻ることができます。そうして読み返した時に「あ、ここは少し息苦しいな」と感じたら、一文を短くしたり、余白(改行)を入れたりして、リズムを整えていきます。

…まあ、それでも後で読み返して「独りよがりだったなぁ」と苦笑いすることもありますけれど(笑)。

楽しんで育てる「推敲」の時間

わたしの場合、だいたい週に3記事くらいを並行して書いています。
その時その時で思いついたものを書くのではなく、15年の経験の中で身についた「書き続けるための知恵」を使って、少しずつ育てていく感覚です。

わたしは、表現にこだわるのが「好き」なんですね。
AIを使って新たな言葉を知り、それを自分の中に落とし込んで、自分らしい響きに変えていくのも好きです。

だから、推敲は苦労ではなく、とても楽しい時間。

…と言い切ってしまうとちょっと嘘くさいですね(笑)
正直に言うと、苦しいこともあります。
でも、それも含めて「楽しい」んです。

これだけかければOKとか、これくらいはかけるべきとか、そういう正解はありません。
noteやブログは、後からでも書き直したり、足したりもできますからね。

正解を求めて書くよりも、書き終えたあとの達成感やホッと温かくなるような気持ち。
そんな推敲の時間を、みなさんもぜひ楽しんでみてくださいね。

ここで、ちょっとお知らせ。

昔は、AIというものが無かったので、推敲も含めてすべて自分一人で時間をかけていました。
でも最近は、わたしの「第二の脳」を搭載したデジタル書斎(Gemini×NotebookLM)のおかげで、自分の世界観を守りながら、ずいぶんと時間を短縮できています。

「自分らしさ」を大切にしながら、AIをどう相棒にしていくのか。
その具体的な方法は、こちらの記事にまとめています。興味のある方は、どうぞ手に取ってみてくださいね。


今回は、いただいたご質問に回答する形で記事を書いてみました。

ブログ運営15年のわたしに、「こういうことが知りたいな」とか「こんな経験を聞いてみたい」ということがあれば、ぜひコメントで教えていただけたら嬉しいです。

「自分の経験を、どうやって言葉に変えていけばいいんだろう?」

そんなプロセスを一緒に楽しみ、研究していく場所を作りました。
もし、あなたの「資産」を一緒に育てていきたいと思ってくださったら、わたしの小さな研究室(メンバーシップ)にも遊びに来てくださいね。

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