完璧なあの人の「指先」に憧れて、セムラ (つくレポ)
上品、エレガント、うっとり、美しい、麗しいなど、誰もが目指す高みを総ナメ受賞していると思う、gingamomさん。私はnoteをやっていてよかったと思うのは、こういうお方に出会えたことかなと思います。何しろ私はあわてんぼうで、大雑把で、お菓子作りとか全く向いていない性格なんですが、これは作ってみようと思ってしまった
ズボラな私が、完璧な憧れの人に影響されてお菓子を作ってみた編〜
もし背中に銃を当てられ、「世界で一番好きな都市を3秒以内に一つだけ言いなさい」と待ったなしの状況で問われればスウェーデンのストックホルムと答えると思う(そんな切羽詰まった状況でなくてもそう答える)大好きなスウェーデンですが、
そのスウェーデンの伝統菓子だという、セムラ(semla、複数形は semlorだそうです)。惹かれるポイントは、カルダモンの香りのするカルダモンバンズ(Buns) がシナモンバンと同じくらい好きなのと、アーモンドクリーム(アーモンドペースト、スエーデン語ではマンデルマッサと言うらしい)が大好きなのです。gingamomさんのnoteに、アーモンドクリームだけ作って食べたいと書き込んだのが数日前、あれ、気がつくと、すごいやる気になった今朝です。よし作るぞ。
レシピは、もちろんgingamomさんのところを凝視して、まあ初めてのセムラ作りだからレシピ改変はせずに、Cottaさんのレシピをお砂糖の分量も減らさずに作りました。
レシピ通りなんて書きましたが、バターは有塩のものしかないので有塩、ミルクはアーモンドミルク、クリームはヨーグルトで代用、そして、ホイップクリームはそんなに好きでないのでパス。カルダモン大好きなので、ぐーちゃんからもらったカルダモンを6粒くらい使いました。パンの表面にぬる艶出し卵も面倒なのでパス、ははは、やっぱり改変ありあり。


アーモンドプードル、お砂糖、ヨーグルトを混ぜただけ
簡単すぎる!


この丸くならない偏った形が「私」作らしくて
出来上がり!こんなザッパな性格だけども、思ったよりも簡単にできました。



ふんわりしていて、とってもおいしかったです。8個作ったのですが、夫と一気に2.5個づつ食べました。1個目はそのままのマンデルマッサで、次はココア入り、そして3個目はマンデルマッサ+ふんわりヨーグルトのせ(ホイップクリームの代わり)。
次回はカルダモンの香りをもっと強く、パウダーの使用を考えたい。
完璧なレシピを自分流に崩して、しかもキッチンで立ち食いです。憧れに近づきたいのに、どうしても自分が出てしまう可笑しさ。せめてテーブルクロスの上にナイフとフォークを置いて、コーヒーを淹れて、とするべきじゃないのかしら。

そうそう、私がgingamomさんの「追っかけ」の証拠を最後に。
あんなにお料理がお上手なのに、gingamomさん、指先にはちゃんとネイルをされているんですよ。しかもおしゃれな指輪が人差し指に。
見て!スクショ。

指先まで美しい彼女をスクショしながら、自分の粉まみれの手に、ベタベタ、粉だらけのキッチンを眺めて呆然。結局、レシピ通りに作ると言いながら、バターは有塩、卵で艶出しはパス、クリームはヨーグルト。
でも、焼き上がったセムラを夫と頬張りながら気づいたことがあります。自分で作ると、砂糖やバターの量に驚愕するのです。でもこのセムラの生地は「ほんのり」甘い程度なのです。市販のパンにはどれだけたくさんのお砂糖があの一口目から広がる脳がとろける甘さに必要なのでしょうか。「見えない恐怖」に気づく瞬間です。
完璧な彼女にはなれなくても、自分の手で素材を選び、不格好な愛を食卓に並べるこの手触り感こそが、私が彼女から受け取った一番のメッセージです。
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