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masakazu
音読の良さに気づく
GWはどこに行くこともなく、ただひたすらに本を読んでいました。しかしずっと本を読んでいたにも関わらず、読み終えたのはたった一冊です。
今回読み終えたのはオスカー・ワイルドの『幸福な王子』。海外の作品を読むのは久しぶりで読書ノートを見返してみると、なんと2021年の『クララとお日さま』以来でした。海外文学は自分とってハードルが高く、なかなか読もうとならないのですが、童話集ならするする読めるかもしれないと思いました。
率直に言うと「子供向け」と思いながら読むのは少し違ったかもしれません。めでたし、めでたしで終わる日本昔ばなしとは違って、ほとんどが後味悪いラストでした。難しい言葉も使われていますし、日本の生活とはかけ離れた豪華絢爛な王や王女が主人公の作品もありました。リアリズムな作品が好きな自分としては、鳥や花やロケット花火たちに感情があり話すという設定にはじめは慣れませんでした。分からない言葉を検索しながら読んでいるとどうしても滞ってしまうので、途中からあまり気にせず読み進めてしまおうと思いました。そして自然と実践していたのが「音読」です。
普段は声を出さずに読むので、音読がこんなにいいものとは知りませんでした。もちろん学校の授業で音読はしていましたが、当時はこれがとても嫌で苦手意識がありました。でも、声に出して読むと理解度が段違いですね。主語と述語を認識しやすいというか、自分にとても合った読み方でした。
敬遠しがちな近代文学や海外文学の作品を音読することで吸収しやすくなるかもしれない。『幸福な王子』は音読でも少し読みにくかったけれど、海外文学を一冊読み切ったことが自分の自信に繋がりました。夏には『トム・ソーヤーの冒険』を読もうと思います。
