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随想録57 国民の意向を無視する高市政権のあまりにゴリ押し的な皇室典範改正~「愛子天皇」実現のために我々が考えるべきこと

 この7月10日に開かれた衆議院議院運営委員会で、宮内庁の緒方禎己次長は、1947年に皇籍離脱した旧11宮家の男系男子と天皇陛下には、「36親等から38親等の隔たりがある」と述べた。つまり、現在の天皇陛下とは約600年の遠い血の隔たりがある旧宮家の男子を養子として旧宮家に入れ、その人の男子を新しい天皇とするというのが今回の皇室典範改正の肝(きも)である。

 かつて6世紀初め、子供がいなかった武烈天皇が亡くなった後、継体天皇が越前から呼ばれた時は「応神天皇の5世孫」というふれこみだったが、その時の血の隔たりは約100年であり、今回の6分の1である。
 旧宮家の養子の子供が天皇になると、継体天皇の「応神天皇の5世孫」をはるかに上回る何と「崇光天皇(1334~1398)の40世孫!」なんてことになってしまう。600年も離れていたら、そんなもの(失礼!)もはや”赤の他人”である。

 なぜ高市政権=実質的には麻生太郎、がそんなことをするかと言えば、今上天皇の後は秋篠宮が継ぎ、その後は悠仁親王が継ぐことになっているが、その後は皇統が絶えてしまう可能性があるからである。

 その可能性がどのくらいのものか私にはわからない。しかし、今回の政権=麻生太郎の、あまりにゴリ押し的で世間の批判をいとわない法案の通し方を見ると、政権は国民に何か隠していることがあるのではないか、もしかしたら皇統が近い将来断絶してしまう可能性は100パーセントなのではないかと勘ぐらざるを得ない。

 麻生太郎は摂関政治の再来を狙っているとかなんとか世間の批判は喧しいが、85歳の爺さんが、今さら藤原道長でもないだろう。
 皇統は近い将来”必ず”断絶する、その時のために皇室と関係ある自分がきちんとした道筋をつけておきたい、それが自分の最後の仕事だ、そういう野望があるのではないか。

 しかし、それにしてもである。何もそんなアクロバチックなことをしなくとも、今上天皇の唯一のお子様であり、国民に圧倒的な人気のある愛子内親王を次の天皇に据えれば済むことではないか。オランダやベルギーの王室のように、男女を問わず、天皇の長子を次の天皇の第一候補者にするよう皇室典範を改正すれば済む話ではないか。

 これでは麻生が、皇統を今の天皇家から、自分と縁戚関係にある三笠宮家(現当主は麻生の姪にあたる三笠宮彬子女王)へ移すことを目論んでいると言われても仕方がないだろう。

 今からでも遅くはない。国民の”推し”は圧倒的に「愛子天皇」なのであるから、その国民の意志を無駄にしないためにも、野党は解党・再編をいとわず勢力を結集して、時代遅れの男偏重、高市=麻生政権をぶっ潰していかなければいけないし、国民もまた、より大きな声をあげていかなければならない。

 「愛子天皇実現」一点で与党以外の全ての政治勢力や国民がまとまれば、アメリカで踊ったり、ジュエリーの表彰式には出るが、国会には出ず、職場放棄ばかりしていて、国民の事は何も考えていない無責任な高市政権は一気に瓦解するだろう。 

           答弁する宮内庁の緒方禎己次長

         

              愛子内親王

 天皇・皇后ご夫妻とベルギーの王位継承順位第一位のエリザベート王女

            アメリカで踊る高市首相

  「日本ジュエリーベストドレッサー賞」の表彰式に出席する高市首相

               麻生太郎




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