Episode 142 やっと本拠に動くのです。
本州日本海側唯一の政令指定都市に引越したのは2010年の春のことです。
そもそも、その街に本社を置く食品メーカーに就職したのは、私の両親が定年して郷里に帰るからという理由があったワケでして、関西圏に飛ばされて10年間も放置され、いよいよ子どもらの将来も含めて地に足をつける場所を本気で考えていた最後の年での転勤でした。
もし仮に、その年に人事異動の声が掛からなかったら、琵琶湖岸の町に本拠地を決める決断をしていただろうと思います。
最終列車で当初の予定の地にたどり着いた私、当然両親も喜んでくれ、パートナーも納得の引越しです…子どもらは、そうではなかったでしょうけど。
長女が中2、次女小6、長男が小2になる、そんなタイミングでの引越しでした。
仕事の内容は変わらず、受注と発注を掌る部署、関西圏での成果を評価されての本社勤務でした。
そこで私は、今まで経験したことがない難しい局面を迎えることになるとは異動当初に知る由もなく、希望を胸に職場に向かうのです。
ここから先は、私が躓き、その根に発達障害があったのだと分かり、それを受け入れて今に至るまでの話です。
私の経験談が、誰かの役に立てば良いなと思います。
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