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Episode 165 止める術がないのです。

ASDとしての自覚を持って臨む、2度目の再出発の場所のハズである物流部門で待っていたのは、予想していなかった数字の管理でした。
クローズで就労しているが故に、自分の発達障害による特性をなかなかカミングアウトすることが出来ず、ズルズルと得手であるデータ分析を手伝うことになったワケでして…。

上長は現場叩き上げの管理者で、それ故に現場のことは良く分かっていて、部下からの信頼も厚くていい人…なんだけどね。
先輩社員から脈々と受け継がれてきた「やり方」以外に外部からの風を受ける機会もなくここまで来てしまったって言うのは、どの業種のどの会社でも出荷業務に携わる共通の弱点なんだろうな…と思います。
うさぎドロップの原作マンガでも、主人公「ダイキチ」が出荷部に移って直ぐに同じように感じている描写があるワケでして…。

私の場合で言えば、上長から提示された業務命令・目標を達成するために最低限欲しいデータが歯抜け状態で全く意味を持たず、データ蓄積からスタートするっていう状況だったわけです。
ここで必要なのは工程表管理でして、目標を達成するためにどうするのか、どんなパーツが必要なのか、どのくらいの期間が必要なのかを明確にすることで…。

気が付けば、宵越しの仕事は持たないハズの出荷業務を受け持つ物流部門で、年単位の宵越しの仕事を抱えてしまう私がそこにいました。

よくよく考えれば当然の流れだったのかもしれません。
〇か×かの両極思考を抱えるASDの私が、周りに流されず「ほどよく」をひとりで実現できるわけがないのです。
だって、考え方の基本が「やるのか、やらないのか」なんですから。

自覚して自制しているハズで、自制できない。
それはブレーキの甘い自転車で下り坂を行くみたいな話だったのです。

旧ブログ アーカイブ 2019/2/26

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