わたしにもマイクを差し出してくれた人。
noteでつながった方、私が読んで好きだなーと思った記事を集めたマガジン『HONOの本棚』。
心が動いたnoteを、HONOの言葉で紹介する場所です。
今回は、私にとって少し
特別な書き手をご紹介します。
瀬海歩(せかいあゆむ)さん。
文章を書くのが好きな私。
でも、今回ほど書き出しに迷ったことはありません。理由は、最後まで読んでもらえたらきっと伝わると思います。
🌸紹介記事
💛出会いはある方の記事でした
瀬海さんの存在を知ったのは、ある日、別の方の記事を読んでいたとき。そこに、独特の挨拶が添えられていました。
こんばんは。瀬海歩です。いつもスキ&コメントありがとうございます。まずはお茶でもどうぞ。( ^^) _旦~~
この一行になぜか魅かれて、
プロフィールに飛びました。
そのときまだ、私はこの方の文章を一行も読んでいなかった。
そこから、ご縁が始まりました。
あるとき、お願いをしました
瀬海さんにひとつのお願いをしたことがあります。
自分のことを、曲にしてもらえませんかと。
瀬海さんを知るきっかけになった方の記事を読んで、純粋にステキだなと思い、お酒の勢いを借りて半分ダメもとで投げた依頼。
返ってきたのは、まさかの「いっしょに良い曲にしましょうね」でした。
その日から、瀬海さんとのやり取りが始まりました。このときの曲のお話は、別の記事に書いてあります。
よかったら、こちらもどうぞ🌸
読みに行ったら、止まらなくなった
何往復もやり取りを重ねるうちに、
気づいたんです。
この方の書くものを、もっと読みたい。
それで、瀬海さんの記事を片っ端から読みに行きました。
固定記事の自己紹介から始まって、コラボ記事、エッセイ、お父様との掛け合い、AIで描いた漫画……。
スマホ片手に、書架の端から端まで歩くような時間でした。
瀬海さんは、
いろんな人生経験をしてこられた方です。
そのひとつひとつを、ご自身の言葉でちゃんと書き残されている書き手。
そして、棚の奥のほうで、
わたしはこの一冊に行き着きました。
『私が持っているのはマイクです。』
ここに、マイクがあります。
コンコン、
たしかにマイクです。
マイクですよね?
しつこいですがマイクです。
冒頭から、これです。
読み始めた瞬間に笑って、
それから息が止まりました。
ここから先は、ぜひご自身で読んでみてください。
笑いから始まって、いつのまにか胸の奥に手を伸ばされている。
そういう構造の文章を、
私はあまり読んだことがありません。
そして、最後に瀬海さんはこう書いています。
あなたに、手があるなら書いてください。
あなたに、声があるなら、話してください。
あなたの思いを、悔しさを、憤りを、夢を、そして感謝を。
ここにマイクがあります。
ここで、しばらく動けなくなりました。
スマホを置いて、お茶を一口飲んで、
もう一度最後の一節を読み直す。
最初に自分のために置いたマイクを、最後にそっと読者のほうへ差し出す。瀬海さんは、そういう書き方をする人なんだと思いました。
瀬海さんの記事には、
ときどき、遠くまで届けようとしていない気配があります。
大声で叫ぼうとしていない。
バズらせようとしていない。
その代わり、一人ひとりの胸の奥に、ちゃんと届くまで言葉を選んでいる。そんな風に思いました。
瀬海さんという書き手の「棚の広さ」
瀬海さんとお話していると、
本当にいろんなところへ連れていかれます。
ある日は中国古典の話。
ある日は哲学。
読書遍歴の話を伺ったときには、
ヘーゲルやニーチェ、三国志まででてきて、
びっくりしました(笑)。
でも、不思議なんです。
知識量を見せつけられている感じが、
まったくしない。
読んだものをちゃんと自分の血肉にして、自分の言葉で返してくれる人…だからでしょうか?
そして、こんな一面も。
オロナミンC、ブラックライトで光るよ✨!
病院の自販機からオロナミンCが消えて落ち込んでいたわたしに、瀬海さんがくれた言葉です。
(嘘だろ??と思ってやったら、本当に光りました🤣)
ヘーゲルから、ブラックライトまで。
瀬海さんという書架は、ほんとうに棚が広い✨
いつだったか、私は瀬海さんに
こんなメッセージを送ったことがあります。
肩書とか資格とか、
そんなのどうでもいいと思わせてくれた。
自分でも、書いてから少しびっくりしました。
「認定」「専門」「資格」を名乗ることが多い医療職のわたしにとって、それは普段、口にしない種類の言葉だったから。
でも、瀬海さんとのやり取りは、ひとりの人としてただ話していいということを改めて思い出させてくれる時間だったんです。
💌こんな日に読んでほしい
何かに踏み出したいけれど、足が止まっている日に——「ここにマイクがあります」の一行から、勇気がでます
自分の声が誰かに届くのかな、と不安になる夜に——あなたにマイクを差し出してくれる文章が、ここにあります
「肩書きの内側にいる自分」を、忘れそうになっている人へ——ひとりの読み手として、ただ読むだけでいいと思わせてくれます
✨瀬海歩さんについて
瀬海さんは、noteでエッセイ・コラボ記事・AI漫画などを精力的に発信している書き手。
noteのコメント欄を起点に、たくさんのクリエイターと書き合い・読み合いの輪を広げている方でもあります。
瀬海さんは、自分のマイクを大事に握りしめながら、わたしにも一本のマイクを差し出してくれた人。
そして、不特定多数の誰かにではなく、
目の前のひとりに、
ちゃんと届くまで言葉を選ぶ人。
わたしが瀬海さんから受け取ったマイクの感触は、
たぶん、そういうものでした。
わたしの手のひらにも今、
たしかにマイクの感触があります。
わたしの本棚もたぶん、ひとつのマイクなのかもしれません😊
ここで紹介する記事の一行が、誰かの背中をそっと押す音になっていますように✨
次は、誰を紹介しようかな🌸
また次回、HONOの本棚でお会いしましょう。
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