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ライブの記憶(16)〜RCサクセションと渡辺貞夫の年越しライブ

前回は、高校時代の最後(だと思う)のライブ、アース・ウィンド&ファイアーについて書きました

私は1980年、晴れて大学に入学、大阪から東京に出て来て一人暮らしを始めました。自由にはなったけれど、ライブに行く頻度は、高校時代に比べて減ったと思います。

基本、親がかりだった高校時代に比べると、仕送りを受けているとは言え、それなりに倹約しないといけないこともあったと思います。同時に、名画座通いや、つかこうへい劇団の芝居など、趣味の範囲が広がったことあったでしょう。

そんな大学時代ですが、年末には大阪に帰省していました。中高校の同級生から、「京都でやる年越しライブに行こう」と誘いがありました。メインは当時ブレイクしていたRCサクセション。私は、大学の友人からその噂を聞いたり、TVで映像を見たりしていましたので、「絶対行く!」と返事していました。

「第四回除夜の鐘コンサート」、会場は京都南座。上方歌舞伎の聖地のような会場です。サポートは、ジューシーフルーツ。近田春夫プロデュース、近田作曲のジョニーはご機嫌斜めで、この年ヒットを飛ばしていました。とは言え、RCとはまったく違う音楽性、どうなることかと思いましたが、彼らのMCがRCをたてていたので、観客も温かく受けとめていたと思います。

客席も温まったところで、RCサクセション登場。オープニングは、もちろん“よォーこそ“。ライブ・アルバムRHAPSODYで散々聴いていましたが、生の迫力は凄まじいものがありました。

もう一つの発見は、「歌がよく聞こえる」。清志郎の歌う楽曲は、スローなものはもちろん、アップテンポのものも、歌詞がすんなり入ってくるのです。「これこそ、日本のロックだ!」と感じた記憶があります。

この日のセットリストは、ネットで検索しても出てこないのですが、“スローバラード“はもちろんのこと、デビューアルバムに収録されている“2時間35分“のロック・バージョン、当時はレコード化されていなかった指輪をはめたいに熱狂した覚えがあります。

記憶は定かではないのですが、翌81年だったように思います。再び京都で年越しライブ、渡辺貞夫でした。当時の私はジャズ初心者。最初にレコードを買ったのは、高校時代で渡辺貞夫の「カリフォルニア・シャワー」(1978年)でした。

デイヴ・グルーシンやリー・リトナーらが参加した本作は、フュージョン。まさしく、米西海岸に気持ちが持っていかれるような、素敵なアルバム。解放的な気分に浸りたい時に、よく聴いていました。

そんなナベサダのライブ、ほとんど記憶に残っていないのですが、カリフォルニア・シャワーマイ・ディア・ライフは演奏したように思います。

京都での年末年始を、親しい友人と楽しんでいた若き日々でした

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