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【やさしい東洋医学】血虚って、血が足りないの?

さて突然ですが、
「血(けつ)が足りないですね。」
と言われたら、頭の中はもう
「私、血(ち)が足りていないんだわ。」
になってしまいますよね。

これは、私たち鍼灸師の反省すべき点だと私は思っています。
もちろん、鍼灸師たちは必ず、
「体の中の血液の量が足りていないという意味ではないですよ。」
という説明を添えるはずです。

でも、いったん
”血が足りない”
という言葉が耳に入ってしまうと、その印象の方が強く残ってしまう。

説明は、耳には届いているけど、
ココロはもう、 「血が足りない私」
というイメージが出来上がっている気がするの。

言葉のチカラって、それくらい強いのだと思います。

今日はその「血虚」の話を少し。


女子高校生のご質問


先日、
「血虚って、なんですか?」
治療に来てくれた、受験生の女子高校生にご質問を頂きました。

血液って、栄養を運ぶでしょう?
その運ぶ栄養が足りていない状態ってことなのね。
これを、東洋医学では「血(けつ)が足りない」と言うの。
血液が足りない、という意味ではないのよ。
血液はちゃんと流れているけど、
その血液が運んでくれる栄養が足りないよってこと。

そうお伝えしたけど、

後日、同僚のママさんから、
「娘が、『私、血が足りてないみたい。。。』って言ってました。苦笑」
とお話をいただきました。

やっぱり、伝わらなかったか~と反省しつつ、
昨夜、風呂でのぼせるほど考えてました。

そこで浮かんできた
血虚のイメージを、
今日はシェアしたいなと思います。

「解らんよ~!」
というツッコミ大歓迎なので、良かったらコメントくださいね。


血管を走る『回送バス』

先ず、
私たちの血管の中に、
『血』というバスが走っていると考えてほしいの。

通常、このバスには、始発から
『栄養』というお客さんが乗っています。
そして、カラダの各所にある停留所で、
必要な分だけ降りていくのね。

一方、「血虚」という状態では、
極端に言うと、
血(バス)は一応流れてはいるものの、
お客さんが乗っていないんです。

走ってはいるけれど、
運ぶものがない「回送バス」のような状態
と考えると、少しイメージしやすいかもしれません。


「血(けつ)が足りない」は「血液が足りない」ではない

「血が足りないですね。」
そういわれると、
「え?血液が足りないの?」
と不安になってしまいますね。

でも、もし本当に血液が足りなかったら、
それはもう、”おおごと” よ。

東洋医学が言う「血(けつ)が足りない」とは、
血液そのものではなく、
カラダを動かし、潤し、養う”栄養のチカラ”が不足気味
という意味なんです。


では、
どうして血虚っておこるのでしょうか。

  • 夜更かしが続いていませんか?

  • 考えごとが多くなっていませんか?

  • 言いたい言葉を飲み込んでいませんか?

  • スマホの情報に、疲れていませんか?

そんな話を投げかけると、
みなさん「そういえば。。。」と、何かしら思い当たることがあるものです。

だからこそ、
栄養を摂って、
しっかり休んで、
少しずつ力をつけましょう。

それが、
「整える」ということなのだと
東洋医学は教えてくれている気がします。

そして、私はそう感じているわ。

カラダの中を走る、
その小さなバス会社の運営は、
あなたの日々の養生次第だよ

と、カラダは教えてくれているんじゃないかしら。

カラダっておしゃべりですね。

本日も、
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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