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心に灯がともった瞬間。家族からのプレゼントと、バラの香りに包まれた幸せな夜



​朝、目が覚めてカーテンを開けたとき。

いつものように、
大好きなコーヒーの香りが漂うとき。

私たちの日常は、時に単調で、
時にせわしなさに追われるものです。

けれど、そんな何気ない毎日の連続の中に、
一生忘れられない「宝物のような瞬間」が舞い降りることがあります。

​先日、私にとってそんな一日がありました。

その日の夕暮れ、不意に子供たちが私の前に差し出してくれたのは、目も鮮やかなバラの花束。

それも、私の大好きなピンクと黄色の、
愛らしい花束でした。

​混ざり合う、感謝と温もり

「いつもありがとう!お疲れ様です。」

そう言って差し出してくれた子どもたちの顔は、少し照れくさそうで、でも誇らしげで。

その瞬間、言葉よりも先に、
胸がいっぱいになってしまいました。

バラという花は、不思議です。

一本でも凛としていて、束になると一層、
想いを語り始める。

​淡いピンクのバラは、どこか優しく、
包み込むような愛情を感じさせます。

一方で鮮やかな黄色のバラは、
見ているだけで心がパッと明るくなるように、
元気と希望を与えてくれました。

まるで「お疲れ様」と
「これからも大丈夫だよ」を、
同時に手渡されたような気がしました。


​その短い言葉とともに贈られた花束の重みは、単なる植物の重さではありませんでした。

それは、私がこれまで歩んできた時間、
過ごしてきた日々を、

夫や子供たちが丸ごと肯定してくれたような、そんな「心の重み」だったのです。

​思い返せば、
夢中で走り続けてきた日々でした。

自分なりに誠実に、目の前の仕事や家族と向き合ってきたつもりですが、

時には迷い、
立ち止まりそうになった夜もあります。

自分の選択は正しかったのか。
誰かの役に立てているのだろうか。

自営業という道を選び、
一歩一歩踏みしめてきた足跡を振り返り、

少しだけ肩の荷が重く感じていたのも事実です。

​しかし、目の前で微笑む家族の顔と、
手の中にある色鮮やかな花束を見た瞬間、
そんな不安は霧が晴れるように消えていきました。

​「お疲れ様」を花びらに託して

​ピンクのバラの花言葉には
「しとやか」「感謝」、
そして「温かい心」があります。

黄色のバラには
「友情」や「献身」、
そして「新たなスタート」へのエール。

​その意味を知っていて選んでくれたのかは分かりません。

でも、その二色の組み合わせは、今の私の心境に驚くほどピタリと寄り添ってくれました。

​花束を受け取ったとき、鼻をくすぐったのは、バラ特有の気高くも優しい香り。

その香りに包まれながら、私は自分自身に、
心の奥底でそっと声をかけました。

「ああ、一生懸命やってきて、本当によかったな」と。

​これまで私が積み上げてきた景色が、
家族の目にはどう映っていたのでしょうか。
きっと楽なことばかりではなかったはずです。

忙しくて、
構ってあげられなかった時間もあっただろう…

けれど、彼らが選んでくれたこの花束こそが、何よりの「答え」なのだと感じます。

​変わるもの、変わらないもの

​部屋に飾られた花束は、
一気に空間を華やかに変えてくれました。

ダイニングテーブルの上に置かれた
ピンクと黄色のバラ。

それを見るたびに、
胸の奥がじんわりと熱くなります。

​私たちは、日々変化の中にいます。

季節が巡り、街の景色が変わり、
子供や孫たちが成長していくように、

私自身の立ち位置や、世の中との関わり方も、少しずつ形を変えていくのかもしれません。

​けれど、この花束を受け取ったときの
「震えるような喜び」や、

家族を思う「感謝の気持ち」だけは、
何があっても変わることはないでしょう。

この花たちが枯れてしまったとしても、
私の心の中に咲いたバラは、これから先の人生をずっと彩り続けてくれるはずです。

​新しい朝に向けて

​今、私はとても穏やかな気持ちでこの記事を書いています。

ひとつの区切りを迎え、次の一歩を踏み出す前の、凪(なぎ)のような時間。

それは、嵐のような日々を抜けた者だけが味わえる、贅沢な静寂なのかもしれません。

​明日からは、また新しい日常が始まります。
でも、これまでの私とは少しだけ違います。

背中には家族からのエールがあり、
手元には温かい記憶の種がある。

​特別なことは何もいらない。

ただ、この花束のような優しさを、
今度は私が誰かに繋いでいけたら。
そんなふうに願っています。

​大好きなピンクと黄色のバラ。

私に届いたこの光を、もう少しだけ、
大切に胸の中で温めていたいと思います。

​皆さんの毎日にも、いつか思いがけない
「花束」が届きますように。

これまでの日々に、
そしてこれから始まる日々に、
心からの感謝を込めて…💐


実は同じ日に100本のバラも頂きました。
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