AntigravityでLRCファイル生成アプリ作成にチャレンジ!
「お気に入りの曲にピッタリ合う歌詞動画を、ローカル環境で作りたい」と思ったことはありませんか?
以前はWebツール(AI LRC Generator – The Ultimate LRC File & Lyrics File Generator)を使っていましたが、課金はキツイので、やはり自分のPCで、より自由に、より正確に作成したい。そんなワガママな願いを、AIエージェントのAntigravityが叶えてくれました。
今回は、初心者でも高精度なLRCジェネレーターアプリを自作し、最終的にミュージックビデオ(MV)まで完成させた制作記録をお届けします。
1. 結論:AIを使えば、思い通りの「自作アプリ」も数時間で手に入る
結論から言うと、プログラミングの深い知識がなくても、Antigravityとの対話だけでWhisperベースの強力なLRC作成アプリが完成しました。
単に動くだけでなく、Suno AI特有のタグ削除や、ボーカル分離による高精度な同期など、高性能な機能が盛り込まれています。
2. 制作のステップ:対話で進化するアプリ
開発は、Antigravity先生への「相談」から始まりました。
① AIモデル「stable-ts」の実装
まずは、「音楽ファイルと歌詞テキストからLRCファイルを作成したい。AIモデルを実装して、正確なLRCを出力してほしい」と依頼しました。

いつものように、コーヒー☕を飲んで、待っていると…

② GradioによるWeb UI化
コマンド入力は少しハードルが高い……。そこで、Gradioを用いて、ブラウザで操作できる画面(GUI)をお願いしました。

「タイムスタンプの精度を上げたい。forced-alignmentを採用してみてはどうかな?」とお願いしたら、「Demucsというボーカル分離モジュールを実装するのはどうでしょう」と提案もしてくれました。

そして、完成したwebuiがこれです。

3. 「Suno AIユーザー」への徹底した最適化
私はSunoで作曲をすることが多いので、歌詞に含まれる [Verse] などのタグが邪魔でした。これもAIに頼んで自動化しました。

さらに、曲の後半でタイムスタンプがズレるという問題が発生した際も、先生は驚きの洞察力で解決してくれました。

歌詞と曲のファイルをアップロードして、「LRCを生成」ボタンを押すと、
[00:19.96]朝の光が 窓辺を照らす
[00:23.78]夢見た星に 手を伸ばして
[00:27.42]心の中で 鼓動が鳴る
[00:33.08]未来へと続く 小さな道
[00:37.20]風が歌うように 揺れるメロディ
[00:45.14]胸に秘めた願いを 解き放つ
[00:53.96]輝け、希望のリズムで
[00:58.88]君と僕は今 羽ばたくよ
[01:04.04]星屑を集めて 夢を描こう
[01:09.30]明日へ続く 虹色の橋
[01:19.12]雨上がりに 虹が現れた
[01:22.24]それはきっと 新しい光
[01:26.78]心の翼で 空を越えたら
[01:31.78]未来はもっと広い 青い海
[01:35.92]笑顔が咲くように 花開く音
[01:44.02]一歩踏み出せば 世界が変わる
[01:53.08]光り輝け、希望のリズムで
[01:57.72]君と僕は今 羽ばたくよ
[02:02.88]星屑を集めて 夢を描こう
[02:07.54]明日へ続く 虹色の橋
[02:31.70]手を取り合いながら 歌うメロディ
[02:38.68]心に響く 未来への鍵
[02:48.94]輝け、希望のリズムで
[02:52.08]君と僕は今 羽ばたくよ
[02:57.12]星屑を集めて 夢を描こう
[03:01.88]明日へ続く 虹色の橋上記のようなLRCファイルを作成できるようになりました!少し、ずれているところはありましたが、許容範囲でした。
4. まとめ:完成したLRCで満足できるMV作成へ
このアプリで作成した「ほぼズレのないLRCファイル」を使い、以前ご紹介した「Remotion ✕ Antigravity」のフローで動画を生成。
ローカルで作成したLRCファイルで、歌詞付きMusic Visualization動画が完成しました!
今回の学び
stable-ts と Demucs(ボーカル分離)の組み合わせは最強。Gradio を使えば、自作ツールが瞬時に「使いやすいアプリ」に化ける。バグが発生しても、AIと「原因分析」をすれば必ず解決できる。
「こんなツールがあったらいいな」を、その日のうちに形にできるのがAntigravityの凄さです。皆さんも、自分だけの「最強の作業環境」をAIと一緒に作ってみませんか?
