ロンドン、パリ、そして、秘湯 ~アルフェッタとミトの分身紀行~
前作までで、温泉×ビール×ロックンロールを描いたジュリエッタ三部作(+合併本)が完結しました。




今回からは、新シリーズ「アルフェッタとミトの分身紀行」を始めます。

主人公は、“現実の旅人”アルフェッタと、バーチャル旅行アプリ内に登場する“仮想の旅人”ミト。
本作はその第1作目です。
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物語の基盤となるのは、例によって「日本酒と秘湯を守る会」という架空の組織。
彼らがリリースした旅アプリ「秘酒&秘湯AIトラベラー」が、本作の鍵を握ります。
今回はこの「日本酒と秘湯を守る会」の状況を、これまでになく詳しく描きました。
また、これまた架空の「ブリューキャット社」の看板商品「パンクAPA」についても記しています。
あ、今回からはロックンロール色はゼロになっています笑

★あらすじ★
ヨーロッパと秘湯、現実と仮想、そして、わたしと“わたしの分身”。
本作は、哲学的な問いを携えて旅するふたりの女性──アルフェッタとミトの物語です。
スマホの旅アプリ“秘酒&秘湯AIトラベラー”。
現実のアルフェッタがロンドンとパリを歩き出す一方で、“仮想の旅人”ミトは日本の秘湯を巡ります。
ふたりの旅は互いに響き合い、ときに心を通わせていく。
知らないということは、世界を広げることかもしれない。
答えの見えないまま進む道にも、確かに意味は宿る。
“無知の知”から始まり、“善く生きる”へと向かう内なる探究の軌跡。
重ねてゆく旅のなかで、ふたりは少しずつ変わっていく。
芽生える友情と心の成長を、ぜひ感じていただけたら嬉しいです。

★創作裏話★
今回の制作で苦労したのは、舞台がイギリス・フランス・日本と3ヵ国にまたがっており、時差の調整に手間取った点です。
さらに、会話のなかで思索の変化を描く構成にも難しさがありました。
というのも、物語の構成は決めていたものの、対話部分の内容はほぼ白紙で書き始めたため、行き当たりばったりのスタートに。
よって、最終的には論理展開を整えるために、何度も書き直すこととなりました。
とはいえ、その結果として、これまでの四作(三作+合併本)と比べても、より物語らしい作品に仕上がったと感じています。
ロンドンやパリの風景描写も、個人的には満足のいく仕上がりとなりました。

ちなみに、去年のロンドン、パリへの訪問記が物語の土台となっています。
★今後★
現在は、毎朝「ジュリア草子(ジュリアノソウシ)」という秘湯エッセイを執筆中です。
枕草子をオマージュした作品で、ジュリ納言(ジュリ・ア)の視点で、秘湯旅館での「をかし」を綴っています。
おそらくお盆休み前にはリリースできるかと思いますので、ぜひご期待ください。


その次は、本作の続編「アルフェッタとミトの分身紀行2」に取り掛かります。
ストーリーはすでに完成済みで、あとは執筆するだけの状態です。
今回の1作目よりも、少し肩の力を抜いて書けそうな気がしています。
制作を進めながら、さらなる続編「ジュリア草子2」「分身紀行3」の構想も少しずつ練っていければと思っています。




★最後に★
いつも応援してくださり、本当にありがとうございます。
たまにAmazon・KDPのページをのぞいては、心から感謝の気持ちを噛みしめています。
作品ごとに何となくレベルアップしている実感はありますが、これに甘んじず、今後も精進していきます。
お酒を呑みながら、間欠泉のように湧き上がるアイデアを、ひとつひとつ丁寧に形にしていきたいと思います笑

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