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春の神保町ブックフェスティバルに行った/国会図書館でレアな読切漫画を手に入れた・他(2026年4月18日の日記)


生活

 遅めの起床。昼から春の神保町ブックフェスティバルに行く。外出したついでに半蔵門線で永田町まで移動し国立国会図書館に行き、資料を複写する。帰りに近所の古本屋にも寄っていく。友人が誕生日なので行きつけのパン屋でタルトやパウンドケーキを買い、段ボールに詰めて発送。帰宅後はカレーを作って食べる。夜、急に仕事の連絡が入り2時間ほどソフトウェアの仕様を詰める会議をする。疲れた。その後は家事をしながら深夜アニメを見る。テレビ朝日の放送繰下げのせいで全部見ると3時。遅すぎる。

春の神保町ブックフェスティバルに行った

春の神保町ブックフェスティバル2026 横断幕

 春の神保町ブックフェスティバルに行った。神保町ブックフェスといえば10月末開催のイベントの印象があるが、今回は初めての春開催らしい。春は花粉がしんどいが今日は花粉の飛散が少なくて助かる。秋に比べてほどよく暖かい。ちょっと暑いくらいかもしれない。
 青土社のワゴンで割引になったユリイカのバックナンバーを買う。『ユリイカ 2016年11月号 特集=こうの史代』『ユリイカ 2022年11月号 特集=今井哲也』などを安く入手。以前は価格自由本としてバーコードの部分をペンで塗り潰された気がするが、今回はそういうのがなく綺麗な状態で手に入った。東京創元社や筑摩書房のワゴンは別途待機列が形成されていて、これが異様に長くて挫折。有斐閣ストゥディアも買おうとしたら今年は有斐閣は出店していなかった。地方の出版社や小規模出版社も出ており、たとえば札幌の寿郎社というところがアイヌ差別への抗議本を出していたりした(既に購入済みだったので今回は購入せず)。普段は専門の店舗や自社だけの棚を持てない出版社がワゴンで出店することで存在感を示せるので、普段は埋もれがちな意見が届く良い機会であるようにも思った。
 今回はすずらん通りにワゴンを密集させた配置になっており、さくら通りの手前で会場が終わっているので規模がやや小さい。全部見て回っても歩き疲れず済んで助かる。しかし範囲が狭くなったためか混雑度は例年かそれ以上で、何度か渋滞を起こして全く進めない状態に陥ってしまうほどだった。
 1時間半ほど見た後、ついでに神田古本まつりのワゴンも見て、その向かいにある店舗にも入る。イベントを楽しんだ後に書店に入ると、イベントじゃなくても常に本を大量に揃えていて便利で凄いと実感する。

国会図書館でレアな読切漫画を手に入れた

国立国会図書館から国会議事堂を見る

 天気が良かったので、単行本未収録のレアな読切漫画を複写して手元に置いておこうと思い国立国会図書館に行った。閉架式の図書館なので仕組みが結構独特で、カバン等をロッカーに預けて持ち込み品は備え付けの透明バッグに移し、ゲートに会員証をタッチして入場、パソコン上の蔵書目録システムを検索して資料を請求、20~30分くらいすると到着の通知が来るのでカウンターで受け取るという方式になっている。複写したい場合は複写依頼の申込書を印刷してページ数を記載、印刷箇所にしおりを挟み複写カウンターに持って行く。印刷1ページごとに料金がかかる。カラーだと高い。
 国会図書館に行かなくても遠隔複写で自宅に居ながら取り寄せることが可能だが、以前に申し込みした際には申請を却下されてしまったものがいくつかあった。雑誌2冊分がひとつの資料に束ねられていたせいで範囲が不明の扱いになったり、目次に不備があったり、そもそもページ範囲が不明だったり等の事情で、上手く遠隔複写依頼ができないことがある。館内での複写依頼をすると職員が印刷すべきページを確認してくれるので前述のような失敗はなく、上手く複写することができた。
 今回は『まちカドまぞく』著者の伊藤いづも先生のデビュー作「魔法少女はバレてはいけない」電撃マオウ2011年12月号掲載)を複写依頼した。これは目次に載っていない(新人読切特集という扱いでひとまとまりになっている)ので遠隔複写の際に却下されたことがあった。実際の範囲は513ページ~528ページだった。他にもまんがタイムきららのゲスト投稿などレアな読切を幾つか入手。このあとpdf化して管理しようと思っている。

 帰宅後にDLsiteで買った同人誌を読んでいたら、偶然にも主人公が国会図書館に行くシーンがあった。そんな偶然ある!?

きょう観たアニメの感想

最強の職業は勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ? 3話

 ヒビキは護衛を探しにデビィデヴィ商会を訪れるが、そこには呪いに縛られた狼の獣人・クロードと、いずれ賢者になるという幼い少女・リリアンと出会う。商人のオッサンの恍惚の表情のギャグ何?????ヒビキはサポちゃんの協力を得てクロードの呪いを解き、クロードはヒビキに忠誠を誓う。(仮に事実上そうであったとしても)ここで奴隷とか言い出さなくて良かった……。
 エマリア、エマリアを溺愛する侍従のスティーリア、旅の途中で合流したイヴェルと3人で故郷を目指す旅をする後半パート。露骨なサービスの温泉シーンがある。スティーリアの変態ギャグ。友情に憧れているがよくわかっていないエマリアがイヴェルに過度な触れ合いをしようとし、そのたびスティーリアが嫉妬、イヴェルも分かっていて翻弄するという謎の恋愛バトルの展開になる。面白いが、マジで何の話なんだこれ!

よわよわ先生 2話

 ひよりを恐ろしい存在だと誤解しているつよつよギャル・椋林がひよりと阿比倉を追及する1本目、誤解が解けた後に椋林も先生を手助けしようとするが誤って先生のスカートを破いてしまい(?)先生だけに恥ずかしい思いをさせまいと椋林も阿比倉も3人でパンツ丸出しの格好になる2本目、隣に引っ越してきたひよりが人を甘やかすのが好きすぎる阿比倉の姉・朱美に丸め込まれて一緒に風呂に入ることになってしまう3本目。
 この作品はエロシチュに突入するまでの流れのあり得なさをギャグにしているのではないかと思った。とくに2本目の錯乱してありえない理屈をつけて自分のスカートを破く椋林が今回のエピソードで一番面白い。自分からの奇行でセクハラにならないギリギリの範囲であったのも、阿比倉が覗き見るだけでなかったのもよかった。3本目のエピソード、阿比倉の姉の人を甘やかしたい欲求が怪物的すぎるし29歳という年齢設定もフェチが出過ぎていて迫力がある。無修正版では乳首が解禁になっているらしい。顔はこんな少年マンガみたいなキャラデザなのに頭身や体型は青年誌らしく生々しいエロさになっていてちょっとビビる。
 虚弱すぎて守ってあげたくなるという意識自体はいいが、それはそれとして周囲の人々みんながひとりの大人である先生をナメすぎてないか?配慮とナメは違うんじゃないか?と思わないでもなかった。

キルアオ 2話

 十三が子供の姿に戻ってしまった原因はミツオカ製薬が作った蜂であり、ミツオカ製薬の社長令嬢・蜜岡ノレンは十三と同じ中学に通っていることが判明、十三は情報収集のためノレンへの接触を試みる。しかし容姿や家柄のため男が寄ってきて男嫌いになってしまったらしい。一見して完璧人間に見えるノレンだが本当はラーメン屋の夢を持ち、秘密でバイトをしていた。その後は突如誘拐されたノレンを正体を隠して救出、十三はノレンの夢を密かに応援する。
 「お嬢様がラーメンのようなジャンクな庶民的グルメで喜んでたら面白い」的な発想でつけられた設定に感じないでもないが、ヒロインと秘密を共有したり窮地を助け出したりといった手堅い定番パターンの展開でちゃんと面白い。設定や展開の大味さは感じるが、今回の救出のバトルアクションやガンアクションはやっぱりいい。この作品は銃を扱う所作が緩慢じゃなくて取り出してからすぐビシッと撃てる状態の構えに持って行くし、警戒しているシーンでは銃をすぐ構えられる位置に保持するポーズを徹底している。これだけでミリタリー感が全然違うし、これができている作品ってあんまりないので、この一点だけでも圧倒的に偉い。芝居がリッチすぎるくらいリッチなED映像。倒れるモブまでやけに上手い。殺陣は斬られ役が上手いと見栄えするという話に似ている。

黄泉のツガイ 3話

 現代文明を知らないまま村を脱出することになったユルは、自動車に乗せられ山を下り、戸惑いながらも現代文明と社会のルールを少しずつ学んでいく。左右様から聞かされた過去。昼と夜を分かつ双子の力を巡る政治的な争い、両親がアサを連れて脱出していたことなどが明らかになっていく。
 現代文明を知らず語彙や概念が通じない・見る物ひとつひとつに驚いたりする・まだ襲撃してきたアサが本物だと信じられない等のユルの描写がかなり徹底していて、しかもこの描写は正義感が強くアサに優しいというユルの性格を示すエピソードとしてもしっかり機能している。コンビニおにぎりのフィルムを剥がして海苔を巻くシーン、あまりにもひとつひとつ丁寧なアニメーションでビックリする。これがただのフェチや日本スゴイになっておらず未知のものを見る際の奇妙に感じる感覚と上手く重なっているのもいい。

春夏秋冬代行者 春の舞 4話

 賊の襲撃パート。さくらはためらいを覚えながらも、一度は果たせなかった雛菊を守りぬくという約束のためついに剣を抜く。戦いの後に主従の絆を確かめ合う2人。一方であやめの窮地を双子の妹である瑠璃が救う。瑠璃が引きこもっていたのは、双子の姉妹なのにあやめが結婚のことを隠していたためだった。雛菊は自身が誘拐された際に見捨てられたことへの怒りで帰還後も引きこもったことや、その結果さくらが護衛官として不適格とみなされ離別した過去を語る。あやめと瑠璃もまた、代行者に選ばれたために姉妹で引き離された人生を歩むことになったということ、結婚して護衛官のつとめを終えて自由を得たとしても空虚ではないかということ回想し、互いの痛みに触れ合って涙する。
 カッコいい、泣ける、ロマンチック、といった情動のために全てが設計されているように思った。賊はフルフェイスのヘルメットをかぶり迷彩衣装のため肌も見えず、テロを起こした背後の思想も明かされることがなく人間らしく描かないことが徹底されている。しかも見方サイドとして"国家治安機構"という組織が出てくる。これはちょっと体制的すぎて危ないように思う。また代行者・護衛官という人柱的制度に翻弄される悲劇を描いているわりには制度の過酷さに悲しむのみで制度や運用自体はある程度合理的と考えていて、体制の恣意性を深く追求することもなく、対決や交渉をすることもない。季節が巡るメカニズムや他の制御方法を解明しようという方向にもいかない。超能力のような力を持っているのに自分たちの行動や思いは政治的にはほぼ無力で全く別次元の力が世の中の制度を動かしており、ごく狭い範囲での戦闘などを除いて概ね受動的な態度を取るしかないという世界観がある。この世界観のもとでできることは審美的な態度だけになり、雛菊とさくらの離別と再会も、あやめと瑠璃の分かたれた道の話も、エモい悲劇や皮肉な話として解釈されるばかりで、権利だとか制度の合理性だとかの面で考えることがあまりない。逆に情緒的に問題なければこの変な体制に相乗りしてしまう部分すらある。政治的ロマン主義のようだと思った。

NEEDY GIRL OVERDOSE 3話

 冒頭のピアノのシーン。エヴァQの予告みたいだ。劇場先行版はここが冒頭パートだった。今回はあめちゃんの生い立ちと過去が語られる。男遊びをやめられない母親、孫を前にしても意外にもシビアで現実主義者な祖母、父の実家で見たVHSから平成の魔法少女。誰も救ってくれないが、逆に自分が人を救済する存在になるという考えが生まれる。男遊びをやめられない母親に連れ戻され(この母親を演じるのが『NEEDY』の源流のひとつとして確実に意識されているであろう、萌えとか電波系ソングの元祖でもある桃井はるこだというのはあまりに皮肉だ)、学校では素行不良を咎められたりする荒んだ生活。批判してくる大人の姿はあまり直接的には描かれず、演技もなんか人間みのない表面的なハリボテくさい物言いで、意図的に「モブ」にしているようだった。このパート、モブが雑魚のモブすぎて、倒すべき構造に真に迫ることをせず一方的に見下して内心で勝利宣言しているような浅さがある。「バイト先の趣味一つないおばさんにキレられる瞬間~」の定型文みたいだ。根本的に世の中を舐めつつ諦めているからそうといえばそうなのだが……。だが売女の娘と蔑まれながらも、人をそそのかすように甘い言葉を重ね(シャフトアニメみたいな異物演出だ)、男たちを利用したり影響力を及ぼしたりしていくことに何らかの価値を覚える。一方で精神科に通院し診断を待たずに薬を注文するような描写(露悪的ではあるが、これは"自販機"と言われているような放任的な精神科に行くとこうなるので分かりすぎる描写ではあった)、宮沢賢治 『春と修羅』やQUEEN『ボヘミアン・ラプソディ』の引用から、精神の荒廃と解離しかかった自我が印象づけられる。今回は画面の文字演出がネットの書き込みと連動しており、奇抜な演出に限らない物語上の意味もある。回想が終わると超てんちゃんのライブシーンに戻り、ライブシーンの終わりに合わせてイメージ映像の中のあめちゃんのピアノ演奏も終わる。劇場先行版ではベートーヴェン第九の「歓喜の歌」ピアノアレンジがエンディングだったが(正直ちょっとダサかった)今回はエンドロールに合わせて『INTERNET OVERDOSE』が流れる。 

 今までがlainやシャフトアニメなどのオマージュの集合であったりネットで見かけるような浅い主張の反復のようなものばかりだったのに対して、今回はあくまでオリジナルの物語に沿ってオリジナルな主張があり、この一点で明らかに前2話より良い印象だった。劇場先行版が3話分の再編集だったのに対して、TVアニメはあめちゃんの過去パートを1話にまとめたのでこの回だけ印象が大きく違う。

 仮にリアルであったとしても過酷でドロドロした育成環境パートはどうしても書割的というか、ありがちでジャンクな面白さに留まるように思った。レディコミで似たようなのを結構見るのでそこまでショッキングという感じもしない。しかしこういうものがレディコミではなく堂々と地上波アニメになって放送され、存在していいことになっている点は良いことであるようには思った。人によってはこういうものをみてトリップや精神的自傷をしないと耐えられない時期というものがあり、その役目を良く果たしている作品ではあるように思った。

カナン様はあくまでチョロい 3話

 供犠くんが幼馴染と撫子とランチをしているのを目撃したカナンが嫉妬に駆られるコメディ。弁明するほどカナンが持っていないものを撫子が持っていると気付き嫉妬が深くなっていく。会話劇に合わせて漫画的な記号や効果音が加わってアニメ全体でしっかりギャグをやっているのが嬉しい映像。変な人しかいなかったけど撫子という常識ある人がツッコミを入れてると新鮮で嬉しい。
 カナンと供犠のスカイツリーデート。吊り橋効果を狙っているらしいのがシュール。カナンがうっかりノーブラで出てくるシーン、服の上からとはいえ全年齢アニメで昨今あまり見ないようなフェチを感じる胸の描き方がすごい。しかしこんな内容でもカラッと明るくてエロがネチネチしてなくて楽しい。凄いと思った。

神の庭付き楠木邸 3話

 播磨を敵視する陰陽師の一条が湊の書いた護符に目をつけるが異空間に飛ばされていく。この話要るか?湊は風神から得た風の力を修行しに行ったり、表札の文字に宿った護符の力の存在を知ったり、あの座敷わらしが護符の力が切れていたことを知らせてくれていたと気付いたりする。神獣・麒麟がやってきて世界を支配する力を与えようとする(!?)日常ものっぽい部分となろう系らしい最強要素が混在していて変な視聴感だった。今更だが山神の声、ダニエル・クレイグの吹替の人だ。ジェームズ・ボンドを演じている時と全然印象が違う。
 CMの「まぐまぐまぐまぐ……」が何度も出てくる。高めの声のトーンとあざとい擬音、「もぐもぐ」でない気持ち悪さなど変に気を引くCMで、1回だけならいいが何回も流れるとちょっとキツい!

一畳間まんきつ暮らし! 2話

 冒頭では前回までのあらすじ紹介。前半では音緒と芽衣子が秋葉原にパソコンパーツの買い出しに行く。今はなきGiGO1号館の赤い建物。珍しく秋葉原ラジオセンターがアニメに登場し、名前は違うが老舗の鳥居パーツや田中無線電機などと思しき場所も映る。ラジオセンターは熱収縮チューブや家庭用コンセントのプレートなどを買いに時々行くのでなじみ深くて嬉しい。ゲームセンターでの交流を経て2人は絆を深める。その後は夜食を食べたり、お店で出す軽食メニューを考えたりするパート。芽衣子が考案したおにぎりたくあんセットが好評で話題になる。夜食で太って服が入らなくなり、万里花のパンツが大写しになるオチ。2026年にこんなことしていいんだ。
 後半は梨絵の母が漫画喫茶ヘッジホッグに訪れ、放漫経営が明らかになる。バニラの宣伝トラックのパロディのほか、金策でメイドやバニー衣装を妄想するなどサービスカット。結局は地道なチラシ配りになり、万理花は密かに宣伝動画を作って集客は成功する。しかしまたひどいオチが……。
 パンツ、体型いじりのネタ、妄想でエロコスプレさせるサービスカットなど、なんかエロゲ原作全年齢アニメみたいな雰囲気になっており、2026年のアニメとは思えない。懐かしくはあるし面白いと言えば面白いのだが、ちょっと露骨すぎる。


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