【振り返り③】45歳から英語を始めて7年|52歳、海外初ひとり旅&マレーシアプチ留学
45歳から英語学習を始めて7年。
52歳になった私は、一人でマレーシアへ行き、1週間のプチ留学に挑戦しました。
初めての海外ひとり旅。
そして、現地の語学学校で英語のレッスンを受ける毎日。
1日目、2日目は、慣れない環境と想像以上の脳の疲れに戸惑いました。
でも、マレーシアに来て3日目。
少しずつ、自分の中に変化を感じ始めました。
日本では最近、「前より英語が出てこなくなったな」と感じることもあったのに、英語を聞き、英語で話す生活を続けているうちに、少しずつ英語が自然に口から出てくるようになったのです。
「やっぱり、英語を使う環境に身を置くことって大切なんだ。」
そんなことを実感した3日目でした。
【3日目】会話が弾んだグループレッスン
7月1日(水)
この日の午前は、グループレッスンでした。
日本人女性3人、ミャンマー人女性1人、マレーシア人の男の子1人、そして私の6人のクラスです。
先生はアフリカ出身の女性で、質問が書かれたプリントを使い、一人ずつ順番に答えていくスタイル。
一人が質問に答えると、その内容についてお互いに質問したり、自分の考えを話したりしながら、会話を広げていきます。
前日までのグループレッスンとは少し雰囲気が違い、このクラスは会話をする時間が多く、とても楽しかったでです。

日本人女性の皆さんはマレーシア在住だったので、現地での生活や文化の違いなども聞くことができました。
いろいろな国や環境で暮らす人たちと英語で話す。
日本にいると、なかなかできない経験です。
そしてこのレッスン中、自分でも少し驚いたことがありました。
「あれ? 英語が少しずつ出てくる」
最近、日本では、
「英語が前より出てこないな。」
と感じることが増えていました。
英語学習を始めて7年。
英検準1級にも合格しましたが、だからといって、いつでも言いたいことがスラスラ英語で出てくるわけではありません。
英語を勉強していても、実際に使う機会が少なくなると、以前より口から出てこないと感じることもあります。
でも、マレーシアに来て3日目。
少しずつ、英語が口から出てくる感覚がありました。
考え込まなくても、相手への追加の質問が自然に出てくる。
「それについて、もっと聞いてみたい。」
「私はこう思う。」
そんな言葉が以前よりスムーズに口から出てきて、自分でも驚きました。
前回のカンボジア旅行でも、同じようなことを感じたことがあります。
日本では使う機会がなく、自分でも覚えていることさえ意識していなかった表現が、必要に迫られると自然に出てくる。
「あ、私、この表現を知っていたんだ。」
そんな瞬間があります。
英語は、頭の中に知識として持っているだけでは、なかなか使えるようにはなりません。
実際に人と話して、聞いて、考えて、
何とか伝えようとして、また聞き返して。
そうやって何度も使うことで、少しずつ自分のものになっていく。
この日のグループレッスンで、そのことを改めて実感しました。
マッサージと街の人たちとの会話。ひとり旅にも少しずつ慣れてきた
午前のレッスンが終わると、Googleマップで見つけたマッサージ店へ行きました。
足60分と肩・首30分で98リンギット、約4,000円。
店内はとても清潔で、ショッピングモールに入っているマッサージ店よりリーズナブル。
マッサージが終わる頃には、頭も体もずいぶん軽くなりました。
クアラルンプールでは、どのお店に行っても、皆さん気さくに話しかけてくれます。
最初は心細く感じていたひとり旅も、少しずつ寂しさが和らいできました。
一人で旅をしていても、誰とも話さないわけではありません。
お店の人と話したり、学校で先生やクラスメートと話したり。
むしろ一人だからこそ、誰かと交わすちょっとした会話が、いつも以上に嬉しく感じられるのかもしれません。
マッサージの帰り道、お腹が空いたのでレストランへ。
マレーシアの麺料理を食べ、デザート代わりに、すっかりお気に入りになったエッグタルトも買って帰りました。
少しずつ、クアラルンプールでの過ごし方にも慣れてきたように感じました。
90分のマンツーマンレッスン。話題は歴史からAIまで
午後は、ダニエル先生との90分のマンツーマンレッスン。
この日は英語だけでなく、マレーシアの歴史や経済、先生の趣味、さらには離婚率まで、話題は次々と広がっていきました。
AIの話にもなり、日本でニュースになった、プロ野球・巨人の監督とChatGPTに関する出来事を伝えると、先生も興味深そうに耳を傾けてくれました。
ダニエル先生はとても経験豊富で博識。
いろいろなテーマについて先生の意見を聞くのが楽しく、
「そんな考え方もあるのか。」
と、何度もハッとさせられました。
英語を学ぶためのレッスンではあるけれど、英語を使って、自分とは違う国で暮らす人の考え方を知る。
これも、英語を学ぶ大きな楽しさの一つだと思います。
もちろん、90分間ずっと英語で話し続けるのは簡単ではありません。
前半は積極的に話せていましたが、後半になると、さすがに集中力も落ちてきました。
それでも、この日は先生との会話そのものを楽しむことができました。
「英語を勉強している」というより、
「英語を使って、いろいろな話をしている。」
そんな時間だったように思います。
帰り道はセブン-イレブンで、おにぎり2個とオレンジジュースを買ってホテルへ。
日本のおにぎりと変わらないくらいおいしく、豪華な夕食ではなかったけれど、一日を終えた私には十分すぎるごちそうでした。
3日目を終えて。英語は「環境」で変わる
この日、一番強く感じたこと。
それは、英語は「知識」だけではなく、「環境」によっても変わるということでした。
日本では「英語が出てこない」と感じていたのに、朝から英語を聞き、話す生活を続けていると、少しずつ耳も口も英語に慣れてくる。
もちろん、3日間留学しただけで、急に英語が上達したわけではありません。
知らない単語もたくさんあります。
聞き取れないこともあります。
言いたいことが、すぐに英語にならないこともあります。
でも、英語を使うことが当たり前の環境に身を置くと、
「正しく話さなければ」
という気持ちよりも、
「何とか伝えたい」
という気持ちが強くなります。
言いたいことが英語で出てこなければ、知っている単語をつなげる。
難しい言葉がわからなければ、もっと簡単な言葉に言い換える。
それでも伝わらなければ、身振り手振りも使う。
とにかく、今持っている英語で伝えようとする。
その積み重ねが、「英語を話す力」を少しずつ育ててくれるのだと思います。
これは、私が普段、レッスンで受講生の皆さんにお伝えしていることでもあります。
英語は、完璧になってから使うものではない。
使うから、少しずつ話せるようになっていく。
45歳から英語を始めた私も、今もその途中です。
でも、7年間続けてきた英語を実際に海外で使い、いろいろな国の人と話し、
「あれ? 少しずつ英語が出てくる。」
そんな感覚を味わうことができました。
英語を使う環境に身を置くことの大切さを、自分自身が改めて実感した3日目でした。
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