BiSH全アルバムを振り返る【CARROTS and STiCKS編】
こんにちは、Hisaです。皆さんはBiSHというアイドルグループをご存じでしょうか。2023年の6月に惜しくも解散してしまったグループなのですが、私は大好きなグループです。そんなBiSHが出したアルバムを個人的な備忘録もかねて振り返っていきます。ちなみに前回の記事がこちら。
CARROTS and STiCKS
2019年に発売された通算5作目のアルバムがこちらです。「CARROTS and STiCKS」とは日本語で「飴と鞭」という意味なのですが、このアルバムは3か月にわたる「#BiSHアメノムチ」プロジェクトにより発売されました。2枚のEP「CARROTS」と「STiCKS」から4曲ずつ、+6曲の計14局で構成されています。松隈さんいわく「STiCKS」は売れない、うるさいかんじで「CARROTS」は売れる、かっこいいいかんじで対になっているそうです。そのあたりも注目しながら見ていきます。
DiSTANCE
本アルバムのリード曲がこの曲。落ち着いたイントロから始まる、大事な人との「距離」をテーマにした曲になっています。物理的な距離では近くにいるのに心の距離が遠い、そんな心情やもっと一緒にいたいという想いを歌っています。アイナとハシヤスメのサビが印象的で、MVの世界観も曲調に合っている気がして好きです。
遂に死
STiCKSのリード曲で、何を言っているかわからない曲の一番手がこの曲。前曲のDiSTANCEとは打って変わった曲調で、サビではリンリンが大活躍です。MVも相当ユニークで、死亡フラグを紹介しながらモモコが何度も繰り返し死んでいます。とにかく皆さんに1度は見てほしい名作です。曲自体もカッコよく、ライブでも盛り上がるイメージです。
MORE THAN LiKE
遂に死とは対照的に、爽やかできれいな曲の「MORE THAN LiKE」。1人ではなく2人で一緒に同じことをしていきたいという曲で、まさに「好き以上」の人との関係を歌っています。MVもファン人気の高い印象で、6分割された映像を越えた演出は見入ってしまいます。メンバー6人がほぼ常時映っているので、何度も見返したくなる映像です。
FREEZE DRY THE PASTS
STiCKSの曲で、遂に死に似た系統の1曲。解散ライブでも披露されており、ライブでの迫力が凄いです。YouTubeにあがっている大阪城ホールでのライブ映像を観てもらえればわかるのですが、リンリンが主人公となった物語性のあるパフォーマンスになっています。私は初めてライブ映像を観た時、その世界観と表現に鳥肌が立つほど衝撃を受けました。まだ観ていない方、最近見ていないなという方は是非!
CHOP
リズム感がよくて初期のBiSHを思い起こさせる曲調です。嫌いなやつや苦手なやつに、心の中でチョップしてやるぜというモモコ作詞の曲です。ライブで聴く機会は多くなかったですが、メロディもサビも聴いていて小気味よく気持ちいいです。
I am me.
個人的にめちゃくちゃ好きで、一時期何度も繰り返して聴きまくっていたのが「I am me.」。CARROTSのリード曲で自分らしく必死に二度とない日々を駆け抜けていけと歌っていて、聴いていて勇気・元気が出る名曲です。BiSH6人が、それぞれ違う仕事・立場についているというパラレルワールド的な設定です。アイナが保育士、チッチがテレビのAD、モモコが美容師、ハシヤスメがOL、リンリンが主婦、アユニがバンドマンです。プロミスザスターのMVに出ている田中真琴さんもメインキャストとして出演しており、見ていて楽しい、ストーリー性もあるMVです。
NO SWEET
こちらもCARROTSから。落ち着いた沁みる楽曲で、一人で生きるのは難しく甘くないということを歌っています。こういう曲調はBiSHでは珍しいので、普段と少し違うメンバーの歌を聴くことができます。一人寂しいときや、辛いときに聴くと勇気づけられる良曲だと思います。
O・S
リンリンが作詞をしているこの曲。一風変わって激しめの曲で、嫌いなやつへのイライラを歌っているようにも思えます。曲の中でも「O・S」という歌詞が出てくるのですが、これはどうやら「オーバーソウル」と言っているらしいです。
まだ途中
CARROTSに収録されており、隠れた名曲感があるのがこの曲。モモコが作詞で、疾走感のあるメロディが特徴です。大きな夢に向かっている人たちの背中を押すような一曲で、モモコの力強い歌声やアユニ節も存分に発揮されています。
優しいPAiN
STiCKSに収録されており、自分のことが嫌いでたまらないという想いを歌っています。I am me.やNO SWEET、まだ途中などとは逆で、悲壮感や辛さが曲に出ています。過去の黒歴史、嫌なことを掘り返されるくらいなら「優しい痛み」をくださいという。誰しもが感じたことのある自分への嫌悪感を現わしています。
アイデンティティ
こちらも優しいPAiNと近く、自分や世界への嫌悪感をテーマにしており、自分の弱さに気づきアイデンティティや生きる意味がなくなっていく心情を歌っています。個人的には「クソみたいな世界 素手でなんとか壊してみたい」という歌詞が印象的で好きです。
FiNALLY
STiCKSに収録されており、チッチが作詞のこの曲。言いたいことは全部言っちゃおうという曲で、まさにチッチが当時言いたかったことをすべて歌詞にのせているのかもしれません。ライブで聴く機会は多くなかったイメージですが、ライブ映えしそうないい曲です。
CAN YOU??
CARROTSに収録されており、アイナも作詞に関わっている曲。全体的に、喧嘩して離れてしまった親友や恋人に向けての曲のように感じます。今までのことは一回忘れて、新しく関係を築き直したい。似た者同士だし、長生きしてほしいくらい好きだからもう一回やり直そうという想いが伝わってきます。
GRUNGE WORLD
本アルバムの最後を飾るのがこの曲。メロディも歌詞も(特にサビ部分)個人的には大好きな曲です。YouTubeでは、Document MVという形で大阪を舞台にアイナのルーツを辿っています。このMVは普通に泣けます。ダンスに熱中していた大阪時代の話を通じて、歌を勧めてくれた友達や当時の先生も出演しており曲の良さも相まって感動的です。
まとめ
ということで、BiSH全アルバムを振り返るシリーズの第5弾でした。そろそろこのシリーズの終わりも近づいていますね。また次回もお楽しみに。
