置かれたところが今の居場所 |「ここでいい」ではなく、「ここから」でありたい|#1📚本の紹介あり🌈
こんにちは。
"クラ"の世界へようこそ🌠
Welcome to the world of "clu"tch 🌃
本の紹介:置かれた場所で割きなさい
つぶやき
このタイトルに引き込まれて、
エッセイ風に纏めてみました。
いまの私のココロに囁くように…🌈
そして、皆さんに少しでも届けば
こんなに嬉しい事はありません。
風の谷の入り口で、靴紐を結び直すように
第1話:僕らの物語は、まだ始まったばかり
気がつけば、そこに立っている。まるで、風の谷の入り口に、ある日突然放り出されたように。
見慣れない景色が広がり、遠くにはまだ見ぬ山々が連なっている。足元を見れば、履き慣れたはずの靴が、なぜか少しだけ重く感じる。
「ここでいい」
胸の奥で、小さく呟く声が響く。
それは、諦めにも似た安堵感かもしれない。
あるいは、これ以上何かを望むことへの、静かな抵抗なのかもしれない。
日々の波間に漂い、流されるままに過ごすことの、抗いがたい誘惑。
コンビニのレジ横に並んだ、何の変哲もないガムを手に取るように、ごく自然に、その言葉を選んでしまう自分がいる。
でも、心のどこかで、小さな、ごく小さな、そしてどこか頑固な声が、もう一つ聞こえる。
「ここから」
その声は、まだ見ぬ未来への、かすかな光のように瞬いている。あの日の夕焼け空のグラデーションのように、どこか切なくも、胸の奥を締め付けるような、静かな覚悟の響きでもある。

僕らは、これまでもそうだったように、これからもたくさんの「ここ」を経験していく。それぞれの「ここ」は、まるで異なるパズルのピースのようだ。
形も色も違うけれど、それぞれが持つ意味や役割を理解することで、やがて大きな絵が完成する。
けれど、もしそのピースが、ただそこにあるだけの「ここ」に留まり続けるのなら、絵はいつまでも未完成のままだ。
時々、深い森の中で迷子になった子供のように、心細くなることがある。目の前には、どこまでも続く木々のざわめきと、足元を覆う枯れ葉の絨毯。
どっちに進めばいいのか、本当にこれで合っているのか、不安で胸がいっぱいになる。そんな時、ふと立ち止まって、目を閉じてみる。すると、遠くから風の囁きが聞こえてくるような気がするんだ。
それは、何かを促すような、けれど決して急かすことのない、優しいメッセージ。
僕らは、誰かの用意したレールの上を歩いているわけじゃない。いや、たとえそうだとしても、そのレールの上をどう歩くかは、僕ら自身が決めることだ。
立ち止まって景色を眺めるのか、それとも一歩踏み出して、まだ見ぬ場所へ向かうのか。僕らは、自分自身の物語の語り部であり、同時に主人公でもある。
だから、「ここでいい」と呟く自分を、責める必要なんてない。それは、これまで歩んできた道のりの中で、確かに存在した感情だ。
だけど、ほんの少しだけ、靴紐を結び直すように、視点を変えてみないか? 足元にある石ころを拾い上げて、その小さくて不揃いな形をじっくりと眺めてみる。
きっと、そこにはまだ気づいていない、新しい発見が隠されているはずだから。
「ここから」という言葉には、未来への希望だけではなく、過去の自分への静かな肯定も含まれている。これまでの道のりで得たもの、失ったもの、すべてが今の自分を形作っている。
そのすべてを抱きしめて、僕らはまた、新しい一歩を踏み出すことができる。
それは、まるで幼い頃に読んだ絵本の中の主人公のように、小さな勇気を胸に冒険に旅立つことと似ているかもしれない。
未知の世界への期待と、少しばかりの不安を抱えながら、それでも前に進む。その一歩一歩が、やがて大きな物語を紡ぎ出すのだ。
このシリーズでは、誰もが一度は感じるであろう「ここでいい」という感覚と、それでも「ここから」と願い、歩みを進めることの意味について、あなた自身の心と対話するように、語りかけていきたいと思う。
ふとした瞬間に、あなたの心の奥底に触れ、そっと涙が溢れてしまうような、そんな瞬間が訪れることを願って。
さあ、風の谷の入り口で、靴紐をぎゅっと結び直そう。
僕らの物語は、まだ始まったばかりなのだから。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また、次回の記事でお会いしましょう!
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