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"オンライン"を断って、実際に"人"に会いに行く│不便さ#8

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📱即レスvs💌手紙(#7)(#9)🍀完璧vs👋手仕事

「気になること」シリーズです。

仕事をしていると、
ふと立ち止まってしまう瞬間があります。

あれ?
なんだか気になるな……って。

たとえば、リモートワークが当たり前になった今、
画面越しでは相手の感情が、どうにもつかみにくい。

言葉の裏側にある
“間”や“表情のゆらぎ”が、
画面越しだとどこか希薄に感じられるんです。

きっと、
こんな風に感じたことがある人も、
多いのではないでしょうか。

そんな小さな違和感や、
ささやかな問いを、
今日はプチエッセイ風に綴ってみました。


—— 声の間にある、沈黙までを共有する

最近の交流は、たいてい画面越しだ。

画面の中に人の顔があり、
声があり、笑顔がある。

それはそれで便利だし、ありがたい。

けれど、なにか大切な「手ざわり」
のようなものが抜け落ちている気がした。

だから、僕は電車に乗って、
ある人に会いに行くことにした。

大学時代の後輩で、
しばらく連絡を取っていなかった。

「会おうよ」とメッセージを送ると、
すぐに「いいですよ」と返ってきた。

駅前の喫茶店で向かい合って座る。
沈黙が何度かあった。
でも、その沈黙が変に気まずくない。

それどころか、静かで柔らかい空気が流れていた。
コーヒーを飲みながら、天井のファンをぼんやり
見上げたりする時間。

そういうものが、画面の中にはない。

言葉にしなくても伝わるものが、
たしかにそこにあった。

相手のまばたき、
うなずき、
声の間の「間」。

その全部が、コミュニケーションだった。

別れ際、「会えてよかった」と彼が言った。
「画面で話すのもいいけど、やっぱ、違いますね」と。

きっと人は、情報じゃなくて「空気」を求めている。

たまには、手間をかけて会いに行くことが、
一番深い“つながり”なのかもしれない。


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