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こころのままにのはじまり。

人生全てはタイミング。

いろんな要因や想いが重なって、ハンドメイド作家になったのですが、今回はそのひとつのお話。

「わたしとものづくり。〜おとな編〜」からいろんなタイミングがあり、工場を退職した私は、ずっと好きだったカフェの求人を見つけて、働きはじめることになります。

(まだ読まれていない方はこちらからどうぞ)

お庭で育てられたドライフラワーが店内に飾られている、とても可愛いお店。
そんな素敵な空間で働く中、世の中はちょうどハンドメイドブーム。
私も何かを作って販売したいなという気持ちになっていました。

興味があった消しゴムはんこのキットを誕生日に友達に買ってもらって挑戦してみたり。
(かなり下手くそ。)

レジンやオーブン陶土に興味をもったり。
(材料を揃えるに至らず。)

こぎん刺しをやってみたいなと思っていた頃、本屋さんで手芸コーナーを物色していました。
本を手にページをめくってみましたが、自分ができる感覚はありませんでした。
(感覚でできることと、できないことがはっきりしているタイプの人間です。)

しばらくした頃、私の人生の中でとても辛い出来事が起こります。
その時に癒しを求めて本屋さんへ駆け込みました。
店内で以前こぎん刺しの本を見ていた時に、もう一つ気になっていた、フランス刺しゅうの本を思い切って購入しました。
元から刺しゅうのお洋服が好きだったり、可愛いデザインが好きだったこともあり、
「たとえ刺しゅうができなかったとしても、本を眺めてるだけで満足か」と思って、その時は勢いで買いました。

その後、せっかく本を買ったし、刺しゅうに挑戦してみよう!という気になり、
本の中から、表紙になっていたデザインを6時間ほど集中して刺しきり、一晩で完成させました。
それが、初めてにしては上手くできたので、
「わたし、刺しゅうはやれるかも」
という感覚が湧き、しばらく続けてみることにしました。

2色で楽しむ刺繍生活/樋口愉美子さん著書 より
初めての刺繍作品

次に何を刺すかを考えた時に、昔テレビで写真に刺しゅうをして作品にされているアーティストの方を見たことを思い出し、元から紙が好きで、家に画用紙などの素材がたくさんあったので、紙刺しゅうに挑戦してみることにしました。

ネット検索で見つけた画像から
見様見真似で作ったはじめての紙刺しゅう

その後も刺しゅうで作ったくるみボタンや紙刺しゅうのメッセージカードをいろいろと作り、友達にプレゼントしました。

プレゼントとともに
紙刺しゅうのメッセージカードを添えて。

自分で手づくりしたものを喜んでもらえたことが、ただただ嬉しかったです。

そしていつしか、刺しゅうをする時間は、自分を癒す時間にもなっていました。

辛いことがあったから始めた刺しゅう。
その経験があったからこそ、
これからは
「こころのままに」
「自分の好きを大切にして生きていこう」

と決意しました。

それが、ハンドメイド作家としての始まりです。

ハンドメイドブームの中、私も以前から購入者として利用していたminne。
本格的にそこから販売することにしました。

やりたくなったらすぐ行動したい性格なので、特別な記念日や思い入れがある日ではなく、minneでの販売を開始した日。

2016年10月2日

この日が「kokoronomamani」の記念日。
あの日から10年が経とうとしています。


【おまけ】


工場時代に考えていた
「一から自分でデザインし、製造、販売までをしたい」という想い、
そして「30歳くらいで何かをはじめられたら」という願い、
ハンドメイド作家というカタチで、それが全て叶い、今に繋がっています。

自分のことは「ひとり工場長」と思いながら、製造現場で培った経験を活かし、日々ものづくりに励んでいます。

一見華やかそうに見えますが、地道に、毎日こつこつ手を動かす日々。
この先も、こころのままにものづくりを続けていきたいです。

noteのノート(実物)は出店の際にぜひご覧ください。

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