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「マヨネーズは太る」って、本当に正しい?毎日使ってきた私が知った、驚きの真実

マヨネーズに罪悪感、感じていませんか?

サラダにかけるたびに、ちょっと罪悪感。 サンドイッチに塗るたびに、「また食べすぎてしまった」と思う。

正直なところ、私もずっとそう思っていました。

マヨネーズ=カロリーが高い=太る=健康に悪い。 この図式が頭にこびりついていて、好きなのに罪悪感を覚えながら食べる日々。

でも調べてみたら、この「常識」の多くは誤解だったんです。

今日は、マヨネーズをめぐる3つの大きな誤解と、実は知られていない健康効果、そして「本当に体に良いマヨネーズの選び方」をまとめました。

参考:

  • 農林水産省「食品中の脂質とトランス脂肪酸濃度」令和4・5年度調査結果(2024年10月公開)

  • 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」マヨネーズ卵黄型(食品番号17043)

  • WHO(世界保健機関)トランス脂肪酸に関するガイドライン(1日摂取エネルギーの1%未満を推奨)


マヨネーズが「体に悪い」と言われる理由

成分の約75%が脂質という事実

まず正直にお伝えすると、マヨネーズが高カロリーなのは本当です。

文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」によると、マヨネーズ(卵黄型)の100gあたりのカロリーは668kcal。成分の約75%が脂質です。

毎日多めに使い続けると、脂質やカロリーの摂りすぎになりやすいのは確かです。

トランス脂肪酸について正しく知ろう

マヨネーズが「体に悪い」と言われるもう一つの大きな理由が、トランス脂肪酸の存在です。

脂肪酸には「シス型」と「トランス型」があり、通常の脂肪酸はシス型です。しかし、植物油を加工する水素添加などの工程でトランス型に変化することがあります。

このトランス脂肪酸は、いわゆる善玉コレステロール(HDL)を減らし、悪玉コレステロール(LDL)を増やす働きがあるとされており、動脈硬化や心臓疾患のリスクを高める可能性が指摘されています。

ただし、農林水産省が令和4・5年度に実施した最新の調査では、市場に流通する加工食品のトランス脂肪酸濃度は全体的に減少傾向にあることが確認されています。

また、WHO(世界保健機関)は1日の総エネルギーに占めるトランス脂肪酸のエネルギーを1%未満にすることを推奨しており、一般的な日本人の食生活では約2g未満が目安とされています。

農林水産省の調査データでは、マヨネーズのトランス脂肪酸含有量は100gあたり1.0〜1.7g程度。市販の450g入り1本を毎日4分の1以上食べ続けるような極端な摂取をしなければ、特別に神経質になる必要はないレベルです。

さらに日本では、欧米と比べてもともとのトランス脂肪酸摂取量が少ないため、国内での規制も緩やかに設定されています。

マヨネーズへの3つの大きな誤解

誤解① 防腐剤が入っているから日持ちする

「マヨネーズが腐りにくいのは防腐剤や保存料が入っているから」と思っている方が多いようです。

これは完全な誤解です。

マヨネーズには防腐剤・保存料は一切使われていません。日持ちする理由は主成分である油自体が腐りにくいこと、そして同じく主成分である酢の強い殺菌作用によるものです。さらに工場での製造時には無菌状態でパックされるため、ほとんど空気に触れることなく密閉されています。

ただし、開封後は油が酸化して過酸化脂質という有害な成分に変化していくため、開封したら早めに使い切ることをおすすめします。こまめに使わない方は、小さいサイズを選ぶのが賢明です。

誤解② 油が多いから太る

「太る原因は脂肪(油)」というイメージが強いですよね。

でも実は、体脂肪として蓄積されやすいのは糖質の摂りすぎです。

マヨネーズ(卵黄型)の炭水化物量は100gあたりわずか0.6g。脂質は多いものの、糖質はほぼゼロに近い水準です。

むしろ問題なのは、後述する「低カロリーマヨネーズ」に含まれる砂糖や甘味料です。

誤解③ コレステロールが多いから体に悪い

確かにマヨネーズ(卵黄型)はコレステロールを多く含んでいます。しかし同時に、悪玉コレステロールだけを減らすオレイン酸やリノール酸もバランス良く含まれています。

コレステロール=悪というシンプルな図式は、必ずしも正しくないのです。

実は知られていない、マヨネーズの健康効果

調味料の中でも塩分が少ない

醤油・ソース・ケチャップ・市販のドレッシングと比べると、マヨネーズは同量でも塩分が少ない調味料です。

塩分の摂りすぎは高血圧をはじめとする生活習慣病のリスクを高めます。味付けにマヨネーズを活用することで、塩分コントロールの一助になります。

レシチンが細胞の若さと脳の働きをサポート

マヨネーズに使われる卵黄には、レシチンという成分が含まれています。

レシチンには乳化作用があり、水と油を混ぜ合わせる役割を担っています。この働きこそが、マヨネーズのあのなめらかな食感を生み出しているのです。

さらにレシチンには細胞の若さを保つ働きや、脳の活動を活発にする効果も期待されています。アンチエイジングや認知機能の観点からも注目されている成分です。

高タンパク・低糖質という理想的なバランス

日本で主流の卵黄型マヨネーズは、全卵型と比べてタンパク質が多く、炭水化物が少ないバランスを持っています。

タンパク質は筋肉や肌・髪をつくる材料になる栄養素。調味料でありながらタンパク質が摂れる点は、健康的な食事管理を意識している方にとって見逃せないポイントです。

「低カロリーマヨネーズ」こそ要注意

ここが今日の記事の核心かもしれません。

「カロリーハーフ」「コレステロールゼロ」——健康志向に見えるこれらの商品、実は落とし穴があります。

カロリーを抑えるために油の量を減らした低カロリーマヨネーズには、以下のものが含まれていることがあります。

  • 増粘多糖類(植物や海藻由来の食品添加物。2種類以上の多糖類を「増粘多糖類」と一括表示するため、具体的に何が使われているか分かりにくい)

  • 砂糖や甘味料(油を減らした分、味のバランスを整えるために添加されることがある)

ダイエット目的や健康管理のためにマヨネーズを選んでいるのに、実は糖質をしっかり摂ってしまっている——という本末転倒な状況になりかねません。

特に糖質制限中の方は要注意です。

健康に良いマヨネーズの選び方

成分表示を必ず確認する

商品のキャッチコピーに惑わされず、原材料名の表示をチェックする習慣をつけましょう。

確認するポイントは次のとおりです。

  • 砂糖・ブドウ糖・甘味料が使われていないか

  • 増粘多糖類などの添加物が少ないか

  • 原材料がシンプルか(食用油、卵黄または全卵、酢、食塩など)

普通のマヨネーズを適量使う

添加物も砂糖も入っていない、シンプルな原材料のマヨネーズを適量使うのが、健康面では最もバランスが良い選択です。

1日の摂取量の目安は大さじ1.5杯程度とされています。

まとめ

マヨネーズについて、改めて整理するとこうなります。

  • トランス脂肪酸は含まれるが、日本の食生活では食べすぎなければ問題のないレベル

  • 防腐剤・保存料は一切不使用。日持ちするのは酢の殺菌作用と製造工程のおかげ

  • 悪玉コレステロールを減らすオレイン酸、脳や細胞をサポートするレシチン、タンパク質が摂れる優秀な調味料

  • 他の調味料と比べて塩分が少ない

  • 一見ヘルシーに見える「低カロリーマヨネーズ」ほど糖質や添加物に注意が必要

  • 選ぶなら砂糖・甘味料不使用のシンプルな原材料のもの

毎日の食卓に欠かせないマヨネーズ。正しく知って、罪悪感なく楽しみたいですね。


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