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【社会の囁き】選択的夫婦別氏制度に関する国会論戦

Z世代応援団、未来世代応援のじーじです!

さて、先日衆議院法務委員会で「選択的夫婦別氏制度」に関する参考人陳述と質疑があり、見入ってしまいました。3時間に及ぶ質疑、大変勉強になりました。

現在、日本は(選択的)夫婦同氏制度を取っています。夫の氏でも妻の氏でも夫婦のファミリーネームはどちらでもいいハズなのでカッコして選択的と書きまました。

しかし、現実は夫婦になるに際して、夫の氏となる場合が95%、妻の氏となるのが5%というのが日本の現実です。

選択的夫婦同氏制度というのであれば、婚前の男女の話し合いの結果として夫の氏が50%、妻の氏が50%に収斂していれば、また別の論戦があったのかもしれませんが、95対5という今の日本社会の現実が、早く選択的夫婦別氏制度へ舵を切れとの声の方が国民に響き、勢いを増しています。

女性の社会進出に伴い、結婚後の通称使用を法的にもサポート(自民保守派の高市さんらはこれを強調)して、かなり通称使用で不便が解消されているそうですが、今でも通称ではパスポートが発行されないなどの不都合があり、それを全部女性に押し付けている(95対5)ということが問題なのです。

白熱した3時間の論戦でした。その中でも、参考人の中で特に印象的だったのは竹田さんでした。その竹田節にURLを合わせてあります。
2分ほど聞いてみてください。

竹田さんの言っていることに昭和人男性のじーじはすごく共感してしまいます。熱い語りで、日本の未来世代のファミリー(家)のあり方というものを考えさせられました。

しかし、現実にはお墓の問題にしろ、自治会を始めとする共助のあり方にしろ、フルタイムの共働き・共育てによる少子高齢、人口減少を前提とした社会に適応した日本のしくみとして、ファミリーネームは持続可能なのか、あるいは現状のパッチワークで通称使用強化のマイナー調整をしている間に世界から孤立しないのか、といったことを危惧したのも事実です。

ジャニー喜多川問題もフジテレビと中居問題も、国連から日本の人権問題を何度何度も指摘されていながら、オールドメディアと政治家が一体となってパッチワークで逃れてきた男性中心社会。しかし、SNSの発展でそうもいかなくなってきました。

外圧でしぶしぶ選択的夫婦別氏制度にするのではなく、国民全体でもっともっと真剣に考えなくてはならないテーマかもしれませんよ。

上記投稿は、自助(自己責任)ー共助(お互い様)ー公助(お上依存)の内、どんどん日本社会の良さだった共助の精神が薄れ、自己責任と行政責任の2択になりつつある社会に寂しさを感じるという論点でした。

竹田さんが、拘った「何故維新案ではだめなんですか?」というのも、共助の基本でもあるファミリー(家族)の名前をバラバラにするのは今でなくてもいいんじゃないんですか?ということでした。

「国号がない国がありますか?自治体名が選択的別名のところがありますか?」と同レベルで語る「ファミリーネームは一つであるべき」の考え方は、ぐっとくるんですよね。

ファミリーネームが無くなったからと言っても家族の絆は変わらないと主張する改革派の考え方も間違ってはいないでしょう。

しかし、日本社会の中にあるファミリーという共助の最小単位の名称を無くしてバラバラにすることによる、未来の社会的影響を完全に予測するのは困難で予想外の悪影響が出た場合取り返しがつかない、維新案では駄目なのですかという竹田さんの主張、昭和人の私の心に響きました。

いつもは「変わろう日本」と言っている私ですが、95対5の95にいる私なので、竹田さんの主張に共感してしまうのでしょうね。

昭和の代表作「サザエさん」一家とは、選択的夫婦同氏制度の下で磯野家の面々なのです。

それが、選択的夫婦別氏制度では、同じ屋根の下で暮らす家族が、磯野浪平と石田フネ、石田サザエ、カツオ、ワカメ、フグ田マスオにタラちゃんということになってしまいます。

しかし、都市部に移住して働いている若い夫婦には、もはやサザエさん一家は、過去の遺物かもしれません。

日本の良さとは何なのだろうかをもう少し時間を掛けて真剣に考えても罰は当たらないのじゃないかなと思いました。ただし、不便を強いられている女性の不便を解消する努力(法的措置)は不可欠です。

未来の共助のあり方に通じるファミリーネームのあり方を今すぐガラガラポンせずに、今は、不都合な部分を補ってあげる維新案では駄目なんでしょうか?


維新案とは、戸籍法を改正し、希望する人が結婚前の旧姓を通称として戸籍に記載できるようにするとともに、住民票や運転免許証、それにパスポートなどにも旧姓を記載できるようにすることで、民法に関連する多くの法改正をしなくても済むようにする合理的な選択的夫婦別氏制度です。

一方、国民民主党は、「民法の一部を改正する法律案」(選択的夫婦別姓法案)で現行の戸籍制度を維持した上で、婚姻前の姓を婚姻後もそのまま使い続けることができるようにし、夫婦が別氏を選ぶ場合には婚姻時に筆頭戸籍者を決め、子どもは筆頭戸籍者の氏に統一するという提案を出しました。

立憲民主党の選択的別氏制の概要は、下記のとおりです。

立憲民主党HPより抜粋

立憲と国民民主は似た考え方です。本格的に関連法を含めたガラガラポンの夫婦別氏制度案です。

人気急落中の国民民主党ですが、ここでも評判は良くなく、最後に慌てたように選択的夫婦別氏制度案を提出して、内容が立憲とそう変わらないので、調整して一本化すればいいのにと言われていました。

ガラガラポンの立憲・国民案に対して、戸籍への旧制の記載というマイナーチェンジで対応してファミリーネーム(家)は一本化で残し、通称使用で不便がないようにしようというのが維新案です。

「ファミリーネームなんて関係ないって、自由に選択させろ」というのは、何となくですが、自助か公助の世の中に移行しつつある現代社会を象徴する、戦後教育のゴールのような気がしてしまいます。

「我さえ良かったらいいと皆で考えましょう、後はお上が何とかしてくれるから」ということで「お互い様」の共助の精神が破壊されつつあるような気がしてならないのです。若い方はどんな風に考えているんですかねえ?

衆参同日選挙もささやかれ始めています。

頑張れZ世代!

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